空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

全タイトルリスト!

ふと思いたって、添嶋が文フリなど各種イベントに参加し始めてから作ったもの、寄稿したもの、本文レイアウトしたもののコンプリートリストを作ってみました。今現在入手できないものもふくめて、たぶんこれが全部だと思うんですが。

こうやってあげてみると、けっこう作ったり書いたりしたんだなあってことがわかって面白いですね。

  • (コピー誌)
    • 掌編集・ついのべ
    • ポケットに物語を
    • Beautiful Life
    • 小説家ごっこ
    • 写真詩集 ESCAPE
    • 写真詩集 SPIRAL
    • ついのべ絵本 いん石くん
    • 掌編小説集「雨」無料版
    • 掌編小説集「インスタント・リプレイ」無料版
    • 午前零時のカンパネルラ
  • ポストカード作品
    • ポストカード小説「川中島の合戦」(イラスト・三号氏)
    • ポストカード詩「山」(イラスト・三号氏)
    • ポストカード小説「じゅうよんさい」(イラスト・三号氏)
    • ポストカード小説「おみくじ」
  • 折本
    • 言葉の工房通信vol.1〜(みんなの図書館「さんかく」でのみ配布)
    • さえないブルー
    • ひとりという鳥
    • きみのようにはなれない
    • 終わりの気配
    • ひとりになりたい。
    • リグレット
    • あまえたら負けだ。
    • 春にして君を思う
    • Better Luck Next Time!
    • prfmtrx
    • 好きだなんて言えるわけないだろ
    • 恋の歌
    • 素直じゃないな
    • ネコと僕
    • SLIDE
    • ついの・べ・すと
    • ついのべ・e.p.
    • 幻灯機
  • 寄稿(☆印は「僕らがいた」に再録済)
    • 文学フリマお試し企画*READ ME!(詩)
    • 男一匹元気が出るディスコ(詩)「ハイカラ墾田永年私財法」☆
    • 突撃!! 放課後オールスター(短編小説)「あえて、風紀委員」☆
    • 本の杜 非公式アンソロジー「断片集」「ずっとすきだった」☆
    • 非公式文学フリマガイドブック 小説ガイド(1版・3-5版)(推薦文・評定)
    • 文学フリマガイドブック 6-8号(推薦文・評定)
    • 兎角毒苺團「トキシン」(短編小説)「ネイビー・ブルー」☆
    • 雲上回廊「ゆる本」vol.19、20、22(短編小説、詩)
      「ア・リトル・アルケミスト」☆
      「ぶらくら! -the brothers of crush!-」☆
      「Lonesomeness」☆
    • 逃避癖のための句誌</haiku id="02">羇旅(俳句)☆
    • Text-Revolutions アンソロジーvol.1 はじめての××(写真と詩)
    • Text-Revolutions アンソロジーvol.2 再会(短編小説)
    • 7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015(詩)
    • コネコとコイヌの遠足(タヌキリス舎と共著)
    • タヌキリス舎「もじめし」(レシピとエッセイ)
    • 北陸アンソロジー「ホクリクマンダラ」(掌編小説)
    • 嘘つきコルニクス製作委員会「嘘つきコルニクス」(小説)
    • 紫の病理「紅掛空色」(掌編小説)
    • ザネリ「終わりのある脱毛体験コース」(掌編小説) 
    • 学研「3.11 心に残る140字の物語」(Twitter小説1編/書籍、電子書籍
  • 本文レイアウトおよび表紙デザイン
    • タヌキリス舎「コネコとシイナさんのアンニュイご飯」
    • タヌキリス舎「もじめし」
    • ポストカード三枚セット
    • 「手作り図鑑太陽系」(以上二点、三号氏)
    • 「夏祭り」(Kindle版 夏祭り (白黒文庫))
    • 「百回くらいは生きたはず」
    • 「僕がヒーローなんだから」
    • 「微妙な正三角関係」(以上四点、一号氏こと吉宗)
  • WEBメディア https://ideanews.jp/archives/author/yuzuru-soejima
  • 紙媒体 静岡新聞2021/12/28付夕刊「県内文芸2021年回顧」欄で創作分野担当(以降、2022年、2023年も担当)

 

文フリ以前も含めるともう何冊か出てくるんだよなー。NIFTYのfpoemで作ったゲパーナvol.1と2(これは確かぽえむぱろうるでも売ってたはず)とかPC-VANで作ったコピー本(こっちは私家版)とか。自分のぶんしかないくせに大学のペンクラブにも入ってた先輩に貸してそれっきり返ってこなかったコピー……というかワープロ印刷本とか。ま、そんなのはどうでもいいですね。

というわけで、誰も得しない(笑)ほぼコンプリートリストでした。

(2017/12/10追記:いくつか追加しました。あと、通販できそうなものはそれぞれリンクはってありますので、リンク先をご覧ください。折本に関しては、リンク先よりダウンロードできます)

(2018/7/16追記:抜けがあったので、追記しました。また、Kindle版を一冊追加しました)

(2020/3/24追記:2冊+α追加、WEBメディア追加しました)

(2022/1/26追記:紙媒体追加しました)

(2023/12/22追記:3冊+寄稿追加しました)

(2024/2/22追記:購入用リンクの更新をしました)

文学フリマ京都に出展します

あけましておめでとうございます。添嶋です。

本年もよろしくお願いいたします。

 

1/22に京都のみやこめっせで開催される第一回文学フリマ京都に出展します。新春の新規イベント。わくわくしますね。

開催日 2017年1月22日(日)
開催時間 11:00~16:00
会場 京都市勧業館 みやこめっせ 地下第一展示場(京都市・岡崎)
アクセス ・電車
市営地下鉄東西線東山駅より徒歩約8分
・バス 四条河原町より
市バス5系統 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車
市バス32,46系統 「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車
市バス31,201,203系統 「東山二条・岡崎公園口」下車

 文学フリマ - 第一回文学フリマ京都 開催情報 より引用しております。

16時までなのか。勘違いしてたな(こらこら)。 

さて、今回は以下のものを持っていきます。

  • 再録集 僕らがいた

    literary-ace.hatenablog.jp

     あちこちに寄稿したものの中から半分くらい収めたものです。だいぶ手を入れてあります。

  • 掌編集 素直になれなくて

    literary-ace.hatenablog.jp

     短編小説の集いで書いたやつを収録したもの。バラエティ豊富。

  • 短文集 つけもの
    これは本のタイトルだけつけてもらって、そこから小話を書いたもの。小説未満だけど、実話ではありません(念のため)。
  • 午前零時のカンパネルラ 

    literary-ace.hatenablog.jp

    なんか思ったよりもぐるぐるとした感じの言葉の集まり……じゃないかなあ。頒布は今回で最後にします。 

  • night flight

    literary-ace.hatenablog.jp

     カズキヒロさんとの写真×言葉の本、第二弾。前作よりも写真も言葉も増えてます。なんとなくSFっぽい雰囲気を出してみました(たぶん)

  • 君に近づく12の方法

    literary-ace.hatenablog.jp

    写真×言葉の本、第一弾。突然始まったコラボレーションですけど、わりと好きなんですよね。どれも。ちなみに、上のとこれと2つは在庫僅少です。
  • 掌編集 インスタントリプレイ

    literary-ace.hatenablog.jp

     金沢が舞台の物語集。在庫なくなったんですが、他のものよりも手にとってもらうことが多いので京都に合わせて再版しました。Kindle版に合わせてあります。

  • 掌編集 雨

    literary-ace.hatenablog.jp

     雨がテーマの物語集。これも在庫なくなったんですが京都合わせで再販です。でもそんなに作ってないですが。

  • input selector2

    literary-ace.hatenablog.jp

     もう二年経ったんですな。これも若干数在庫がありますので持っていきます。文フリでもよくお見かけする方に作品を書いていただいてますので、楽しめると思いますよ。

たくさんあるな。下に行くほど刊行年月日は古いです(たぶん)。これとは別に、静マルのチラシとポストカードギャザリングセレクション(5枚1組になっているものです)を配布します。

机に乗るかな……(^^;)

 

新作は……間に合えば何か作ります(時間的にぎりぎり)。

というわけで、1/22 みやこめっせでお会いしましょう。

 

そういえば今年、

こんにちは。添嶋です。

今年の総括を前のエントリでやったんですけど、なんか抜けてるなーと思ったのでもうちょっと続けます(しつこい)。

 

イデアニュースさんで記事を書きました

ひょんなことからパソ通時代の知人に連絡が取れまして、なんだかんだあって、その知人がやっているニュースサイトで記事を書くことになりました。全部で5回かな。主に文芸系のイベント紹介とか、どうやって自分が本を作っているかとか、なんかそういうことをだらだら書いていたのですけど、まあなんというか記事を書くって難しいですね。今みたいに脈絡なく長さも決めずに書くのはそんなでもないんですけど。そのぶん読む人にはいろいろと強いているかもしれないんだなーと思うようにはなりました。

短く、わかりやすく、抜けがなく、って難しい。いわゆるライターさんてすごいなーと言うことがわかっただけ良かったのかもしれないです(こなみ)。

次どうします?(続けていいものなの?)という話もして、こういうのが、って言う話があったので、またしばらくしたらもうちょっと続くはずです。

 

Chromebook買いました

今年はこれが大物の買い物かなあ。いつも使ってるMacBook Proが(7年もの)、Adobeのあれ、を動かすのにはいいのだけれど、ちょっとした書物をするのにはもういろいろとストレスフルだったので、エイヤーって感じで買ったのでした(あとは静マル頑張ったご褒美とちょっと早い自分への誕生日プレゼントとしてかな)。

キーが小さいことを除けば、こんなもんじゃないかなあ。それは今も変わらないのですが、やっぱ入力デバイスの操作がほんのちょっと辛いときもあるのと、肝心なときにAdobeのあれを使うのにパソコンを移動しないといけないのが困る感じなので、来年くらいにはMacBook買い替えですかね……また7年くらい使えるやつにしないと……

とは言え、打ち合わせのときに資料を表示して、180度画面を開いて、タッチパネルでグリグリやりながら説明できるって便利なんですよ。仕事で使ってるわけじゃないんだけど。オフラインでも自分の使い方なら何とかなるってわかったし、Evernoteも課金してオフライン使用できるようにしちゃったので、文字入力だけならこれでとうぶん行けそうな気がします。

スペックがしょぼいのにサクサク動くしね。

 

時計買いました

というか、自分の好きな芸能人がしていると話題になったタイメックスの腕時計ですね。ふだんこんなミーハーな買いかたなんかしないので、めずらしいといえばめずらしいです。でも本当に同じ仕様なのはちょっと、だったので、バンドだけ交換してしまいました。

理由はたいしたことなくて、大昔、誰かと同じもの持ってるって言うとその人に嫌がられることがあったから、それ以来そうなりそうなものはなんとなく避けている、というだけのことなんですが(芸能人まったく関係ない)。昔の古傷えぐるようなことしなくてもって自分でも思うんですけど、たまにはいいじゃんなあ。どうせツアーグッズ持ってる人なんかいっぱいいるんだから、小物の一つ増えたところで。(ひどい開き直りだ)

とはいえ、また当分こういうことはしないだろうなあ。と思ったりするのでした。

 

伊東はいいぞ

PTA(学校のほう)の役員の仕事で、伊東まで行ったんですけど、とてもよかったのですよ。その時は風呂にも入らず、ごはん食べてお土産買って帰ってきたのですが、その後夏と冬にランチ会に混ぜてもらって、おいしいご飯と温泉を堪能してきました。

サンハトヤ日帰り温泉は2500円で温泉と食事がついてました。露天風呂もよかったし、水槽に亀やら魚やらいるし。また行きたいなあ。

なにがいいって、熱海で伊東線に乗り換えて、伊東駅まで行く間のあのロケーション。山を抜けて海が見えたときの解放感といったら。踊り子号、悪くないですね。

今度は泊まりがけで行きたいですね。家族旅行もいいな。

 

これと別に、川根温泉ホテルのランチバイキングお風呂付きもいいですよ。2300円でブッフェと温泉。時間さえあえば大井川鉄道のSLが見られます。

 

そんな感じですかね。なんというか消耗しながら生きているので、どうにかこうにか充電するアイテムを得てがんばってる感じです。きっとこれからもそんな感じなんでしょう。

今年の

こんばんは。添嶋です。

 

今年のまとめとかしたほうがいいのかなーとか突然思ってですね。やります。

4月末までPTA(学校の方)の役員だったので、イベントへの直接出展は2回しかしてません。

 

静岡文学マルシェ始めました。

普段は言うだけ星人なんですが、徒川ニナさん(きっと近いうちにプロの作家になるよ)という強い味方を得て、本当に開催してしまいました。文芸イベントなのに飲み食いしてる人がたくさんいて、でもちゃんと本を読んでて、楽しかった。大盛況。

これも皆さんのご協力のおかげです。本当にありがとうございます。調子に乗って来年やりますけど、楽しかった、って言ってもらえるようにしたいですね。

作った本は……何冊だ?

気がついたらイベント出てないのに本いっぱい作ってて「休み #とは」みたいなことになってました……

  • 午前零時のカンパネルラ
  • つけもの
  • 素直になれなくて
  • 僕らがいた

確実に4冊は作ってるなこれ……短編集ばっか作ってどうするんだよ、っていうのはあるんですが、知らない人の長いのなんていきなり読めないと思うんですよ。寄稿したやつ(僕らがいた)が他のよりもちょっとだけ長いのが多いですけど、イベントで売ってみると他のものよりは売れかたがスローペース。短くて安いもののほうが売れるんだよなあ。やっぱ細く長く顔を売りつつ本も売るみたいになるのかな。他の人よりは出る数も少ないし、上手い下手で言ったら上手くはないんだろうなあ……書くほうもがんばらないとダメだよなあ。

寄稿はどうだった

北陸アンソロジー(青い光をつなぐと星座になる気がした)、嘘つきコルニクス(空中回廊)、紫本(紅掛空色)ですね。嘘つきは2年くらいずっと書いたら書き直したり書けなかったり絞り出したりしてたので、ちょっと燃え尽きっぽくなってる。ただ、推敲のレベルが1上がった!みたいな感じなので、やってよかった。

3つ以外は意図的に何もしませんでした。というか無理だった。あんまりあれもこれも手を出して中途半端になったり落としてもね。よくないですし。たぶんどんどんペースが落ちていくんだろうなあ……と思います。

 

出たイベント、来年のイベント

ポエケットと23回文フリ東京だけですか。委託で別府。このくらいのペースでいいんじゃないか。

ポエケットは自分が詩を書く人というくくりの中では言葉の力が弱いのかもしれない。イベントの趣旨もどちらかというと売り買いよりも交流にあるような気がするので、無配中心のほうがいいのかなーという気もします。馴染のない人のところにはあんまり近寄ってこないんですよね……。顔を売っていかないといけないな。というか上達しないと。
文フリ東京は参加サークルの新陳代謝がだいぶ矯しくなってきてる気がする。5年以上参加してる人の割合って少なくなってる気がするんだけれど、どんなもんなんでしょうか。門戸が広がっているぶん、逆に敬遠している人も出てきているんじゃないかな。なろうとかBook walkerとかの参入もいいんだけど、なんだろうなあ、なんだろうなあ。不良債権としての文学っていう言葉からの開放なのか、自分で落とし前つけに行ってるのかわからないけれど。
自分がイベントを始めたのって「自分の遊び場を作りたい」ってのがあって、それが文フリと近いんだけど、違うものなんだってわかってしまったんだろうな。でも文フリ大好きなのはたしか。

来年は文フリ京都、静マル(自分の本を置くかは未定)までしか決めてません。5月の東京は家のスケジュール的に無理なので出られません。するとその次はまたポエケットかなあ。で、秋の文フリ東京? いずれにしても、なにか作れそうだったら出ます。ダメなら出ません。それくらいの感じで。

委託はいくつか出したいと思います。なんというか、客寄せにもならないかも知れないけれど、続けていけば「あ、また新しいの出てる」「新しいのあるかな」ってなると思うんですよ。継続大事。
たとえばなんですけど、別府のは有料頒布もしっかり作りたいし、無料配布もちゃんとしたいのです。無料のあれだけもらいに行こうって思ってもらえたら、それと一緒に他のも見てもらえる可能性はあるし、他の人のを手にとって、自分の手にとらなくてもイベント的には成功だと思うんですよね(あくまで参加者的に。イベント主催的には全員のものが売れないと困るんだけど)。
あと、売れる売れないは関係なしに実験として作っておいてもらうということをしているのです。売れなきゃ(あるいは無配が減らなきゃ)改定するか、それ以上は作らないみたいなふうにするし、売れりゃ他でも推していくし、無配がなくなれば増補改訂して有料バージョンにしてもそこそこ出るし。そんなふうにして自分も摸索する場にしたい。

 

というわけで

来年も試行錯誤しつつ、自分のペース守りつつ、イベント運営しつつ、町内会の役目もあるんで(これが一番大変かも)、がんばっていこうと思います。よろしくお願いします。

 

 

 

君の名は。を見た。

もうだいぶ前の話になるのだけれど、11/19くらいに「君の名は。」を見てきた。ふだん映画はほとんど見ないのだが、これは見られたらいいなあと思っていた。家族からも「いいから見なさい」と言われていたので、珍しく映画の予告くらいの情報しか持たない状態で見に行ったのだった。

動きようのない場所(=映画館)で二時間じっと見ているのは自分にとっては本当に本当に苦手なので、実はわりとがっつりネタバレサイトを見たあととかのほうが楽しめるのだけれど(たぶんかなり特殊事例)、とにかくこれはがんばってシャットアウトして見に行った。

先に見に行った子どもが「自分の見たかったのは前半だった」という話だった。なるほど、前半と後半ではかなり色合いが違って、自分は前半部分がちょっときつかったのだけれど、後半はほぼ身動きせずに見ていた。

歳の多い人が「いいから見に行け」と言っているのをよく聞くのだが、多分それは後半部分がああいう感じだからなんだろうと思う。

確かにツッコミどころもあるし、ときどきセリフもぎこちないのだけれど、なんかそれをどうこう言うのは野暮じゃないかなあと思った。「虚構世界の現実」を「現実世界の現実」と一緒くたにすんなよ、というのが自分の基本的な考え方だからなのだが(だから空想科学読本はあんまり好きじゃない)。
それらをいちいちクリアにして、全部そこに描いちゃうのが果たして正しいのかどうか。自分の中にあるいろいろと照らし合わせて空想を拡げるからいいんじゃないのか、って思った。それは最近の歌とかもそうだよなあ。

で、歌で思い出したけれど、アニメだからしかたないのかもしれないけれど、オープニングいらないよなーって思った。たぶんそれがあるから前半見ているのがつらかったのもしらん。あれのせいで壮大なプロモーションビデオ感がただよってたんじゃないだろうか、とも。

結局どうだったの、と聞かれたら、いい映画だったよ、と答える。なんていうか「ああ、よかった」と思うエンディングで本当によかった。

文学フリマの原稿をかいてる時期だったら確実に引っぱられてたよなあって思った(笑)。でもいつもみたいに1週間も2週間も引きずられたままじゃなかったのはもう自分がいいおじさんになってしまったせいと、ほんの少し物足りなかったからかもしれない。

ちなみに、増田(匿名ダイアリー)で「なんで英題が"Your name."なんだよ」って書いてるのを見たけれど、別にあれ、聞いてるわけじゃなくて、いちばん大事な、忘れちゃいけない、覚えてないといけないはずのものが「君の名」だから、"Your name."でいいんだと思うよ。

文学フリマ東京 無事終了しました

こんばんは添嶋です。

11/23文学フリマ東京に参加してきました。

参加サークルさんが増えたためか、以前のようなスカスカな感じはなくて、蒲田時代のようなみっちりでもなく、ちょうどいい感じだったんじゃないかなーと思います。

今回は15点もあったので、かなりみっちみちに置いたんですけど、棚的なものを作っていったので、見やすくはなったかな。

こんな感じでした。頭だけ見えているのは三号氏です。

お預かりした本はたくさんの方に渡ったようです。完売かそれに近いものもいくつかありました。よかった。

自分のは2年ぶり、場所的にかなりアウェイだったと思いますが、そのわりには健闘したんじゃないかなー。お手にとっていただいた皆さん、本当にありがとうございました。みなさんのお目に叶うように、これからも精進いたします。

見て回るのは今回はほとんどできなくて。さささっとまわって、差し入れを配ったりどうしても欲しかったものだけ買ったりしたくらいでした。お会いできなかったみなさんごめんなさい。

静マルに参加して下さる皆さんのところにもご挨拶に伺いたかったのですが、じぶんのところでばたばたしていると、皆さんの方から来ていただいて。本当にありがとうございました。

 

というわけで次回は文学フリマ京都、その次は静マルです!

京都は単身参加になりますが、皆さんにお会いできることを楽しみにしています。静マルは皆さんに楽しんでいただけるように頑張りますのでよろしくおねがいします!

再録集「僕らがいた」出ます

こんばんは。添嶋です。進捗どうですか?

今回は文学フリマ東京で発行する新刊のご案内です。

 

タイトルは再録集「僕らがいた」です。元ネタはオフコースです。マンガではありません。仮タイトルは「伝えたいことがあるんだ」でした。その前の仮タイトルは「添嶋寄稿集 よそで書いたやつ半分くらい」でした。ひっでえセンスだなー(笑)。
2011年くらいから2014年くらいの間に書いたものが中心です。ちゃんと小説を書き始めた頃から、2〜3年たったくらいのころのものだったような気がする。そのまま収録してもいいんだけど、気になってしかたないのでがんがん直してあります。構成は変えてないけれど、語句とか言い回しとかそう言うの。
あれからいくつも書いてますけど、ちょっとは上達したんだろうか。どうなんだろう。

 

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収録作は以下の通りです。めったにやらない一言解説と合わせてどうぞ。

  • ネイビー・ブルー
    兎角毒苺團さま「トキシン」収録。毒がテーマ。硫酸銅ってきれいだけど、体には良くない。よくないって言うか毒です。あからさまにいじめられてた話。
  • ア・リトル・アルケミスト
    雲上回廊さま「ゆる本vol.19」収録。シゲンの蒐集がテーマ。友だちがいなくて寂しい男の子がガラクタを集めるうちに友達を作る話。最後のシーンはわりと気にいってる。
  • ぶらくら!—brothers of crush!—
    「ゆる本vol.20」収録。架空のゲームのノベライズがテーマ。兄弟二人で謎解きをするゲームの連載の一部、という設定のめずらしくラノベ風(あくまで風)。書いてて楽しかった。前後の関係を無視するとどうにでもなるという好例(ホントか)
  • Lonesomeness
    「ゆる本vol.22」収録。くまパジャマがテーマ。なんだっけか。だるんと書いてみたらこうなったという感じの詩。実はあまり覚えていない。
  • ずっとすきだった
    本の杜非公式企画「断片集ver.130915」収録。なんてコメントしたっけなあ。フィクションと取るか、ノンフィクションと取るかはあなた次第、みたいなことを書いたような気がする。やりたい男子と流され系男子の話。
  • あえて、風紀委員
    男一匹元気が出るディスコさま「突撃! 放課後オールスター」収録。友達ロボットを作る工場で起きたドタバタコメディ。のはず。
    書き直ししまくったら気がついたら小説になっていたという、いや、これねえ……どんだけ直してもねえ。初めて書いた小説。
  • ハイカラ墾田永年私財法
    「男一匹元気が出るディスコ」収録。へんちくりんなお題だったのだけれど、ひと枠空いてたから手を上げた。寄稿したバージョンのほうが構成に凝ってる。
    これとほぼ同じテーマで書いたやつが自分のところの「眠れない夜のために」に収録されてます。
  • 羈旅
    「逃避のための俳句誌</haiku id="02">」収録。初めて詠んだ俳句だから善し悪しの判断は避ける。賛否両論だった、らしい。これもあんまり覚えてはいない。

全部で8作品。でも「ハイカラ〜」はいくつかの詩とか文章の作品群だし、「羈旅」は俳句が10句なので、実際の作品数はもっと多いわけですね。最近気にいっている文字組で作ったら、160ページくらいになりました。まあ、なんかベスト盤みたいでいいじゃないか。
来年くらいには続編を出してそれで終わりかなあ、と思っていたけれど、どうでしょうね。

今回はライターのParsleyさんに解説を書いていただきました。うれしい。Parsleyさんはウエブ媒体のいろいろなところで記事を書いていて(すごい)、男子添嶋ファンという言葉を作った人(たぶん)。僕はふだん人に褒めて褒めてと言わないので、たまによく言ってもらうと照れまくって体がぐんにゃりしています。

というわけで、

再録集「僕らがいた」本文164ページ、文庫判、800円。
第23回文学フリマ東京 G-13でお待ちしています。