2010-01-09 (無題) on twitter 学校帰りの電車の中、僕の隣に座った君がいつの間にか眠ってしまっていた。 そこに僕が座っていたことに君は気づいていなさそうだった。 やっと君が隣に来たというのに、僕はひとことも話すことができないでいた。 心臓の音が君に聞こえてやしないだろうか。 電車が揺れる。君の頭がおりてきて僕の肩に来た瞬間、目を覚まして酷くいやそうな顔をした。 僕は5センチ、君のいないほうに体をずらした。君は不機嫌な顔のまま隣りの車両に行ってしまった。 ああ、君が思うより僕は僕が嫌いだよ。