空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

(無題)

僕は今まで隠していたことを彼だけに話した。
そうして嫌われてしまえば二度と会わなくなっても後悔することはないだろうと思っていたのだ。
「なんだ、そんなことか。別にたいしたことないじゃん」
大きな手が僕の頭をなでた。
涙が出た。