空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

(無題)

君が喜んでくれればいいなと思って用意したCDをすんでのところで渡すのをやめた。
そんなことしたって怪訝そうな顔になるだけだからだ。
僕は何をしたかったのか。
CDを見つめたまま動けずにいると君が声をかけてきた。
嘘をつけるかな。絶対に君にバレないような嘘を。