空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

(無題)

僕たちはひとことも話さずに通過する列車を二三本見送った/もうなにが正しくてなにが間違っているかわからなかった/少なくとも君が僕に嘘をついていることだけは本当のことのようだった//たったそれだけのことを僕に黙っていたのが僕には何より許せなかった