空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

文学フリマ、自分のブース反省会編。

12/5大田区産業プラザPiOで行われた、文学フリマへ行ってきました。
初めてのことだったので、過去二回客として参加したことを踏まえてブースを構成。
無料配布物2つ、頒布物2つ。値段は高すぎないこと。
ブースは適度に飾り付けをすること。怖そうな顔をしない。
見るだけの人にも「ありがとうございました」ということ。もちろん買ってくださった方には最大級のお礼を。
そんな感じで。

  • 無料配布物
    • 幻灯機(配布数15)
    • ついのべe.p.(配布数20)

これは二つとも配布完了。「幻灯機」のほうが売れ行き(?)がよくて少々意外であった。一年前の折本ブースに便乗参加したときに同じもの持ってったから、それも踏まえて15しか作らなかったけど、もうちょっとあってもよかったかな。次はこの路線で行くか。
折本は思ったよりも好評だったようなので、次もやろう。フリーサンプラーとしてはちょうどいいかもしれません。

  • 頒布物
    • 掌編集・ついのべ(準備数21)
    • ささやかだけど、たいせつなこと(準備数30)

標数はどちらも10ずつ。実際はついのべは11、「ささやか」は14売れた。本当に本当にありがとうございます。思った以上に売れてびっくりでした。
冗談で「印刷してもらったのを受け取りに行ってくるよ」といっていたのだけれど、半分ほどはどなたかの手に渡ったことになるので、うれしいかぎりです。中身をみてから買うか買わないかの判断を(当然ですが)するわけですが、あれ、なんか緊張しますね。
手に取ってくださっただけでもありがたいことでした。いやだって本当にこれ、合う合わないってあると思うんだよ。中身はわりと甘めのものを集めたつもりだったから、そういうの嫌いな人には、ねぇ。
ここからは反省を。
カタログのサークル紹介文はもうちょっと考えて書こう。どんなサークルなのか、何をおいてあるのか、はっきりわかるように。抽象的なことを書いても誰もわからない。自分があとで読んで恥ずかしくならないように。
本の校正はしっかりと。日程に余裕を持たせるのはいいんだけど、それで誤字脱字があっちゃ意味がない。
商品数は全部で4つでちょうどいいのかもしれません。ポストカードとかも一瞬考えたけれど、どっちつかずになってダメかもしれない。ついのべ本はたぶん次はやらない。普通の本に混ぜ込むほうがいいような気がしてきた。値段帯は二つ用意したほうがいいとは思うけど。安いのだったらお試し的にいいはず。
POPはもうちょっとわかりやすくしたほうがよかったな。特に値段表。途中から気がついて、スケッチブックにささっと書いてみたけれど、あれ、もうちょっとわかりやすい位置に最初からつけておけばよかった。
ジャンルは……詩歌でよかったのかどうか。書いているものがジャンルわけするには中途半端なものだったので、もともとのフィールド(と思っている)詩歌にしたのだけれど、もしかしたら、小説のほうで申し込んだほうがよかったのかな。人の流れがこっちに来たときにうまく捕まえられればいいのだけれど。これは自分の話術にも問題があるのか。
で、声掛け。正直言って、積極的に声をかけるのがよかったのかどうかはわからない。ただ「twitter小説の本もあります」といってからのほうがついのべの売れ行きは良かったように思うのでセールストークもきっちり決めておいたほうがいいな(思いつきでしゃべれない人なので台本が必要なのです)。待ってるだけじゃ絶対にダメだよなぁ。やっぱ。
袋は余計だったかも。すぐにやめました。逆に手提げ袋的なものを用意したほうがよかったかもしれませんね。袋用意するなら、ロゴ入りのシールを作ろう。やっぱ。どうせなら徹底したほうがいいと思う。
釣り銭は思ったほど使わなかった。途中、よそのブースで100円玉が足りなくなったところがあって、そこで買うついでに両替できるほどだった。用意するのはもうちょっと減らしてもいいかも。
名刺とか自己紹介カードとかいっさい作らなかったのだけれど、あれは作って行くべきだったなぁ。失敗した。twitterアカウントと、サイトURLとメールアドレスと、それくらいのヤツ。そしたらもうちょっと交流できたかもしれないのに。折本にその役目をさせてもよかったかなぁ。二次元バーコードとかつけるとかして。
あと。友達に頼むかなんかして、自分がブースを見て回れるような時間を作ろう。ご挨拶も満足にできないのはちょっと。
以上、いまのところの反省点。
最後になりました。事務局の皆さんありがとうございました。こんな楽しい経験は初めてでした。自分一人で全部やれるんだ、ということがわかっただけでも大収穫。次も参加できたらいいな、と思います。その時はよろしくお願いいたします。