空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

「Summer Camp vol.2」を読んだ。

前回に引き続き感想……て書いてるのを読み返すとこれ、全然感想じゃない。すみません、しばらくおつきあいを。
Summer Campさんとこのアンソロジー第二集。今回は部活篇。
僕はこの御三方の書く文章が好きで、今回は特に読むと胸がきゅう、と、なった。
自分であれだけ学校だの友達がどうだの書いているくせに自分の学校生活とかそういうものにはいっさい思い入れがないので、人の話を読んでいまさらのように疑似体験しているのかもしれない。いや、本当に友達作るの下手だった。距離のとり方とか間合いとかそういうのが本当に下手で。そのせいでいっぱいいろんな人に迷惑かけたからなぁ、って、自分語りしてどうするんだって感じなのだが。
で。たぶんそういう、距離のとり方とか、間合いとかそういうものにちょっと困ってる感じが今回はよかったのかもしれない。中学生くらいの頃って、いろいろうまくできないことばっかりだよね、と。うまく立ち回っている(ように少なくとも自分には見える)やつが羨ましいよね、と。そう思ったわけで。ともかく一回読んでみるといいよ。
あと、本当は今回出たものをいろいろ買うつもりでいたのだけれど、諸事情によりこれ一冊しか買えなかった。残念。またの機会に。
最後にこれは全然感想じゃないのだが*1、前回のジン太さんのを読んで*2、とーとつに川原由美子の「観用少女」を思い出して*3、もともと書いていたむかーしの作品*4も下敷きにして今回の「友達キット」はできたのでした。すみません。当日そうやって言えればよかったのだけれど。

*1:むしろ自作のネタばらし

*2:設定もなにも接点はあまりない

*3:マンガもあんまり読まないけどこれは好き

*4:設定も中身も全然違う