空想少年通信

「空想少年はテキストデータの夢を見るか?」の人のつれづれブログ。日記ともはてなダイアリーのヤツともつかないものを。

折本をつくろう

※この記事はCRUNCH MAGAZINEに投稿した記事と同じものです。

はじめに

各種イベントに参加してみたいけど、ちょっとなぁっていう人はいると思います。そんなにたくさん書けるわけじゃないし。例えば、Twitterに書いたついのべとか、詩とか、そんなのくらいしかないし、とかそんなの。
そこで! コンビニのネットプリントを利用して折本を配布できます。文フリとかコミケコミティアの時期じゃなくても作品を発表できるんです。自分のサイトを作る必要もないので、気軽にできるんじゃないかなぁって思って。

折本てなんじゃらほい、って思うかもしれません。
A4くらいの紙を折って、用紙の真ん中くらいに切り込みを入れて形を整えればできるものです。もしかしたら小さい頃に作ったことがあるかもしれませんね。あれを応用して、本を作りましょう。

まず文章や画像を用意しましょう

なんでもいいです。詩でも、小説でも、童話でも俳句でも短歌でもなんでも。
写真でも画像でもあればあったでいいですけど、なくたってなんとかなります。
ぶっちゃけていえば、表紙と裏表紙に当たる部分はタイトルと奥付に当てればいいので、8ページ仕様の折本なら6ページ分なにかを用意すればいいんです。ついのべとか、短歌、俳句なら6つ。もしくは写真3枚と文字作品3つとか。写真3枚とキャプションだったら、写真集ぽくなりますね。

 

このソフトを利用します。

ottee
折本に特化したソフトです。これを利用します。

サイズ、ページ数、フォント、フォントサイズ、色は好きなように設定できます。
右開き、左開きも自由です。縦書きも利用できます。

新規オブジェクトをクリックすると、テキストボックスのようなものが出てくるので、これに文章、絵、写真を配置します。オブジェクトはいくつも利用することができるので、写真をいくつも配置したり、文章を二段組にしたりすることもできます。ただし、オブジェクトからはみ出た文章が別のオブジェクトに移動することはないので、そこに注意する必要があります。
詳しくは該当ソフトのマニュアルを見てください。

出力します。

試し印刷をするのならば、そのまま印刷をしてみましょう。A4縁なしの用紙設定ができるものなら思ったとおりのレイアウトで印刷できると思います。
WindowsでPDFでの保存をする場合は

無料PDF作成・変換フリーソフト CubePDF - CubeSoft

などを利用するとよいのでは。
Macの場合、このままではフォントの埋め込みがうまくいってないようで、そのまま配布してしまうと設定したフォントの情報が正しく埋め込まれていません。Otteeでフォント埋め込みをしたいときは印刷をクリック後、印刷のダイアログで「プレビューでPDFを開く」(左下のPDFっていうプルダウンメニューにある)を選びます。そうするとプレビュー.appで作ってるファイルが開きます。でもこれだとファイルサイズ大きくなるかもなので、プレビュー.appのファイルメニューの「書き出す…」を選択。Quartzフィルタってプルダウンメニューから「Reduce File Size」てのを選んで保存します。そうするとフォント埋め込みされて、最適化された状態でファイルサイズが減ります。すると、ネットプリントでも登録できるサイズになります。

ネットプリントに登録

まずはネットプリントのサイトにて、会員登録してください。これはセブンイレブンのコピー機で出力します。
ログイン後、新規ファイルの登録からファイルの選択をクリック、作成したファイルを選びましょう。
用紙サイズ(ほとんどの場合A4)、カラーモードの選択(印刷時に選択にすると親切かも)、その他設定は「原寸出力」で。
予約番号は数字のみも選ぶことができます。これはどっちでもいいかな。暗証番号はないほうが親切です。
設定が終わったら登録です。ファイルサイズが大きすぎたり、フォントが埋め込まれていないファイルでなければ正しく登録できます。
サークルKサンクス、ファミマ、ローソンはネットワークプリントサービスというサイトから利用できるみたいです。
会員登録のとき、名前はサークル名でもペンネームでも大丈夫なんじゃないかな。あと、「店舗にあるマルチコピー機でのログイン方法」は「ユーザー番号のみ または ログイン名とパスワード でログインする。」を選択しておくとよいみたいです。文書登録の際に、ファイルと用紙サイズを指定したらそれでいいみたいです。ただ、もしかしたらフォント埋め込みは完全に対応していないかもしれません(Opentypeフォント埋め込み非対応とあるので)。

宣伝しよう!

ここまできたらあとはみんなに知らせて、読んでもらいましょう。セブンイレブンなら文書番号だけお知らせすればいいです。サークルKサンクス、ファミマ、ローソンはログイン番号と、ファイル名があれば間違いがないかも。
どちらもおおむね、白黒は20円/一枚(か片面)、カラーなら60円/一枚(か片面)かかります。
ネットプリントの管理画面で、どれだけ印刷されたかを確認することもできます。

応用編

いろいろな形で配布していらっしゃるかたがいます。これを参考にしていろいろな体裁の折本を作ってみるのもいいかもしれませんね。
例えばこことか:

楠樹式豆本の作り方 - Togetterまとめ


ここでは他の方の作成した折本(豆本含む)のリストもあるので、これも参考にしてみるといいかもしれませんね。:

いつでも手に入る折本 - Togetterまとめ



セブンイレブンなら、小冊子印刷も対応していたと思うので、A5サイズで原稿を作ってPDFに書き出せばコピー誌として配布することもできます。これなら小説を配布したりもできますね。(これのやり方は今回は割愛します。ごめんなさい)

ちなみに僕は作ったものはここで配布もしてます。こちらもよろしく。:言葉の工房・download