空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

第二回文学フリマ大阪で手に入る添嶋の書いたもの

こんばんは。添嶋です。

9/14は第二回文学フリマ大阪。堺市産業振興センターで行われます。

今まで三回にわたって、目玉とも言える頒布物を紹介してきましたが、それもふくめて、大阪文フリで手に入る(はずの)添嶋が書いたものが掲載されている文芸同人誌をすべてご紹介します。まだ入手していない方はこの機会にぜひ。

では続きを読む、からどうぞ。

 

C-26 空想少年はテキストデータの夢を見るか?

添嶋のサークルです。ここで当日扱うのは以下のものです。

 

新刊その1「小学生のための朝の30秒読書—140の小さな物語—」

f:id:linus_peanuts:20140827225639j:plainオンデマンド・新書判160ページ。予価800円。

Twitterで日々生まれる超短編小説。21人が書いた140の物語。忙しい朝に30秒で読み終わる、初めての読書体験。1日、1話、1ページ。すぐに読める、ずっと読める。

 

新刊その2「掌編小説集『雨』増補版」

f:id:linus_peanuts:20140827225617j:plainオンデマンド・文庫判48ページ。予価300円。

雨の日が舞台。昔話から、ちょっと未来の話まで手のひらサイズの掌編が10作品。添嶋譲の掌編小説集。zine展 in Beppuで好評のうちに無料配布が終了した冊子に、新作を1話追加して、すべて加筆訂正を加えたものです。

既刊「文芸コンピレーション input seletor」

f:id:linus_peanuts:20140612225657j:plainオンデマンド・A5・156ページ。700円。

添嶋が敬愛する作家のみなさんに得意技で書いてください、とお願いしました。大好きなもの一気読み。13人分の得意技がつまっています。サークル初の合同誌。

既刊「写真詩集『君が思うよりもずっと』」

f:id:linus_peanuts:20130930215921j:plainオンデマンド・文庫判100ページ。600円。

「僕は君が好きです。僕は君が大好きです」伝えたいことはたった一つ。君を思う気持ちだけ。添嶋の詩作の集大成的作品。写真と詩の織りなすせつなくて悲しくて愛おしい世界。銀色夏生が好きなあなたに読んでいただきたい。

既刊「掌編集 10 years after」

f:id:linus_peanuts:20121014224255j:plainオンデマンド・文庫判80ページ。500円。

友だちのいない少年のところに来た、友達キットと呼ばれるロボット。大きな出来事の後、友達を助けに行くといって出ていってから10年が経ちました。「絶対に帰ってきてね」の約束は果たされるのでしょうか。

既刊「コネコとコイヌの遠足」

相沢ナナコさんとの共著。コピー。200円。

Twitterで連載中の「コネコビト」。シイナさんちとソエジマさんちのコネコとコイヌがおべんとうを持って遠足に出かけます。どこまで行くのかな。在庫僅少。

受託品「すごく新しい歴史教科書 日本史C」

 

f:id:linus_peanuts:20140904200416j:plainオンデマンド・388ページ。1000円。

史文庫さんの話題の本。日本史の各時代をテーマに書かれた歴史小説集。第18回文学フリマにて瞬殺だったあのアンソロジーが関西初上陸です。歴史の半分は関西で起きている! 歴史の好きなあなたにぜひ読んでいただきたい一冊です。

その他添嶋が参加しているもの

B-55 StrayCatさま 「ねこなび2014」

2013年に文学フリマで頒布された本で、感想投稿サイトに掲載された感想と本の紹介を一気読みできます。投稿した感想と本の紹介両方掲載されています。

E-01 兎角毒苺團さま 「トキシン」

毒をテーマに編まれたアンソロジー。錚々たるメンバーの作品群の隅っこに(といっても場所は中ほどですが)置いてもらっています。

掲載作は「ネイビー・ブルー」という短編です。経験していてもしていなくてもどこか痛くなるいじめの風景。基本はいつもの「一人じゃないよ」ということが言いたかった話です。

がんばって書いた甲斐があってか、わりと褒めていただきました。

G-13 雲上回廊さま 「ゆる本」vol.19&20

「気負わず、力まず、ゆるく生きるよ」をモットーとする、創作文芸界で最もゆるい同人アンソロジィ。

vol.19は「シゲンの蒐集」をテーマに「ア・リトル・アルケミスト」という、友達を作る男の子の話を、vol.20は「架空のゲームのノベライズ」をテーマに「ぶらくら!―brothers of crush!―」という、町の守り玉を取り返しに行く兄弟の連載小説の一部のフリをしたお話を、それぞれ寄稿しています。

前者はいつもの、後者はこんなのを書くんだっけか、をゆるく実現してみました。

 

さて、次回は「小学生のための朝の30秒読書―140の小さな物語―」に寄稿していただいていて、第二回文学フリマ大阪に参加されるかたのブース紹介です!