空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

自作解説とかしない

添嶋です。なんだか不安定ですね(いろいろと)。

短編小説の集い「のべらっくす」さんに参加して3回、たまにはあとがきみたいなのを書くのもいいのかというか前回「あらためて」とかいったような気がするのでなんかそういうようなことを書こうと思います。

 

 

が、僕は自作解説があまり好きでないのです。いや、もしかしたら酔っぱらったらがんがんしゃべるかもしれないし、大学生の頃はラジオドラマとか作ってたからそれについてはアホみたいに口頭で解説とかやって、今から思えば、馬鹿だなあ、としか思えないのですが。

解説しないといけないのは完成品にそれがきちんと説明されていないから、みたいなことをどこかで読んで(ソースは失念)、そりゃそうだよな、と思ったわけで、だったらあとがきとか解説とか書くエネルギーを全部本文に向ければいいんじゃないのさ、というだけの話です。

というわけで、でもまあ、添嶋ってなにしてる人なのというのもあり、文フリとかで金もらってパッケージとして売ってるわけなので、なんか解説はいるんだよなあっていうのも事実ではあるので、せめて短編小説の集いだけでも書くか、という感じなのです。ああ面倒くせえおっさんだな。

 

 

「hard to say I'm sorry.」は書き直して書き直してようやくあの形になった。過去からの手紙・未来の約束、みたいなの、感情の制御を行うそう遠くない未来の学校の話、で、おっさんの同窓会BL。話飛びすぎなんですが、前二つは規定文字数に収まらなさそうだったので一旦中断、あとはいくらうまくかけた試しがないとは言え、人様に読んでいただくわけなので、クオリティが保証できなかった、書いてて楽しくない、というのがあったわけですね。だからっておっさん同窓会BLならいいのかっていう話なんだけども、いいじゃねえか。しっくり来たんだ。

強いていえば(たぶんみなさん薄々感づいていると思いますが)、おっさんがおっさんらしくないところですね。年齢は適当に計算してもらえればいいと思うんですが。それだけがちょっと残念ポイントかなあ。あと男女にすればよかったという気もしたのですが、男女でそれは弘兼憲史じゃないんだからさーみたいなことになったんですよほんと。

 

「願い桜」はタイトルが全然だったなあ。いつもタイトルは迷うんですが、これに関しては本当にタイトルを変えたい。で、これもBLぽいな。桜の樹の下には死体が埋まってるとかいろいろあるんで、ネガティブでも願いを叶えてくれそうっていうのはポイント高くないすか。あと、いなくなったらみなさんの記憶からも消えるというのはわりとあるかもしれないなあ。好きなんですけど。どくさいスイッチみたいな?

 

「ライカケイムバック」は猫でしたね。これだけ一人称(猫)だけれども、まあ、なんかかけましたね。イベントの準備中だったので、たぶん確実に現実逃避で書いてました。元ネタは青波零也さんの「音律歴程」というお話の舞台です。なので、禿げたおっさんも出てくる感じで。スプートニクですね。はい。コネコビトをときどき書くのでそれが頭にあったのかなあ(もはや覚えていない)

これに関してはライカは犬だけど、この話では猫、っていうところだけがポイントです。それ以外は何もないです。

 

 

もちろん、これを本にまとめるならばあらためて推敲するんですけど、まあ、いちおう人様に見せることは頭に置いてるので、上手い下手はみなさんにご判断頂くとして、これでいいんじゃないすかね。精進しないとダメですけど。

そんなわけで、また次回。