空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

セルフパブリッシング夏の100冊

(あんまり読みづらいので、ちょっと内容を直しました。ごめんなさい)

こんばんは。添嶋です。

電子書籍を自力で出版することをセルフパブリッシングと言うんだそうですが(定義は曖昧)、今回、縁あって「セルフパブリッシング夏の100冊」という企画に参加させていただけることになりました。ぱちぱちぱちぱち。

某新潮やら角川やら集英社のアレ、のようですが(たぶん言うまでもなく元ネタは新潮文庫の100冊)、100名くらいの作家さんが参加していて、それぞれが自分の一冊を自薦しています。セルフパブリッシングを盛り上げようという感じの企画ですね。

なんかよくわかんない感じでルサンチマン撒き散らしててもしかたないんで、こういう企画などでいろんなかたを巻き込んで行くのはいいことだと思います。

ぶっちゃけていうと、電子書籍って本屋で立ち読み(して実際に買うのはAmazon)、とかそういう性質のものじゃないので、なにがあって、どんな内容なのかってわかりづらいですよね。このガイドは、ウエブ上にある紹介文そのまま掲載ですけど、こういうのがありますよ、っていう感じで探しやすくなるのかな。こんな人いるんだーとかそういう興味で見てみるところから始めましょう。そこから、著者名でたどっていくとか「この本を読んだ人はこんなものも読んでいます」的なつながりを探すとかできるんじゃないでしょうか。

ガイド自体はbccksさんやDropboxへはられているリンクからダウンロードできます。したのランディングページからどうぞ。書影がたくさんあるので、ちょっと容量大きめですけど、表紙も見たいもんね。

 

natsu100-2016.tumblr.com

 

それぞれの電子書籍は主にAmazonKindle電子書籍が多いと思います(全部チェックしてないけど)。なので、後半で紹介するアプリや機器はKindleのことを中心に書いていきます。

それで、僕はまだ二冊しか出してないんですが(おいおい)、その中から「掌編小説集 雨」をセレクトしました。短い話ばっかりなので、読書が苦手な人もよめるんじゃないかなあ。で、なんでこれにしたかって言うと、20年前に書いたものと最近のだったら、最近の方のを推すよね、というただそれだけのことですが。

 

掌編小説集「雨」

掌編小説集「雨」

 

来月辺りに「インスタント・リプレイ」もKindle版を出す予定です。紙の本の在庫ももうないので、キンドル版で楽しんでください。他にもいろいろ出したいんですけど、なんせ、表紙が一番大変なんでねえ……気長にお待ちいただけたら。

いろいろなことに挑戦してわかることってあると思うんですが、紙メディアとデジタルメディアって喧嘩したりシェア争いをするものじゃないと思うんですよね。

もちろん、紙の本のほうが好きだわ、っていう方も多いでしょうから、それについてあれやこれや言うつもりはないんですけど、紙の本で好き勝手できる楽しみ、喜びがあるのと同じように、電子書籍で好き勝手できる楽しみ、喜びっていうものもあるんじゃないかな。出版してみたかったけれど、お金もないし、高価なソフトも買えないし、みたいな人が手を出しやすい環境になってきてる、というのは否定出来ない事実だし。

紙の本で表現できることすべてが、デジタルで再現できるわけじゃないですけど、その逆だって然りなわけですから、うまく共存できるといいなーとか思います。ウォークマンが音楽を身近にしたように、本だってもっと身近に身軽になればいいんだ。

それはそうと、参加されている皆さんのお名前を拝見して「これ……自分が参加したらあかんやつやったんやなかろうか……ほかみんな有名な人ばっかりやん」ってなっているのは内緒です。たぶん自分が一番お気楽にキンドル版出して、「わー、やったー出せたー。読んで読んでー」ってなってるやつだと思います……。

 

Kindleは、AndroidiOS機器、WindowsMacはそれぞれ無料のアプリがありますので、それをダウンロードして下さい。で、ガイドにあるそれぞれのリンク先からご購入いただければと思います。 

 

Kindle for PC (Windows) [ダウンロード]

Kindle for PC (Windows) [ダウンロード]

 
Kindle for Mac [ダウンロード]

Kindle for Mac [ダウンロード]

 
Kindle for Android

Kindle for Android

 

 

 

Amazonで販売しているKindle電子書籍リーダー)をお持ちの方は、電子書籍によっては無料で読むことができるものもあるかと思います。月に1冊と制限がありますが、気になるものはダウンロードして読んでみるといいと思います。

ときどき無料キャンペーンを行う著者の方もいらっしゃいますし。

 

Fire タブレット 8GB、ブラック

Fire タブレット 8GB、ブラック

 

そんなわけで、夏の一冊に、旅行の友に、暇つぶしに、読んでみてはいかがでしょうか。きっとどれも面白いし、新しい出会いがあると思いますよ。