空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

御苗場・photo! fun! zine!・CP+に行ってきた

一度行ってみたかったので、行ってきました。zine(ミニコミ誌)を見に行きたかったのだけれど、入場チケットが共通だったので、全部見てきたって感じです。

PHOTO HARBOUR

パシフィコから離れた別会場で開催された2つのイベント。そのうち、photo! fun! zine!は写真の展示とzine(ミニコミ誌というか、リトルプレスというか)の販売を兼ねたイベント。

買ったのは以下のとおり。敬称略ですすみません。

  • 早苗久美子「yume/utsutsu」
  • 金子美香「love letter」
  • 八木香保里「His eyes/and Three Stories」(二冊組)
  • 小出マワル。「シンクウカン vol.1」「同 vol.2」

どれも写真が素敵で、これ買わないときっと後悔するなって思ったやつを。あわよくば自分もいつか出したいなあと思いましたけど、そもそもこんなに写真がじょうずではないし、枚数を撮ってるわけじゃないのでした。

で、御苗場。これは写真展ですね。たくさんのかたの写真があって、ざっと見てから好きだなって思うところに戻ってもっとよく見る、みたいなふうにしていたのだけれど、ポートレイトってあんま好きじゃないんだな、って思いました。作り込んでいるせいかな……高校の写真部の家族写真的なやつとか、下で紹介してるようなのはぜんぜん大丈夫なんだけど、撮られるほうも慣れてないのかなんというか、すましてるのがだめなのかなあ。

そんなわけで、好きだと思ったかたのは、名刺を置いてあったりしたのでささっといただいてきました。いつかまたお目にかかれるといいなと思って。あと、Instagramとか、tumblrとかフォローできるやつはしておこうと思います。

以下は御苗場とphoto! fun! zine!で見つけた、好きだと思ったかたのリスト。やっぱり敬称略。すみません。

  • 箱入り息子
    なんつうか、もう衝撃を受けたんですが、箱入り息子。セルフポートレイトで段ボール箱に入ってる、ってだけなんだけども。展示に一緒に貼ってあったキャプションを見たらなんかそれだけじゃなさそうな感じで。一発芸かと思ったらビルグンドゥスだったみたいなそんなくらいの衝撃。自分を探すというよりは、自分を形成していく過程みたいなそんな写真でした。
  • アベカズマサ
    Facebookのほうしかないのかな……
    正方形ときれいな青い空。それだけでもうなんかぐっと来ました。どうやって撮ってるんだろう。言葉が出てきそうで出てこないもどかしい感じ。
  • 二神亮

    fotobytony.tumblr.com
    そういえばこの方のはポートレイトが含まれているな。目線がこっちにきてないから大丈夫なんだろうか。写真の色が好きだなあと思ったのでした。さりげないよね。

  • 生野康裕
    サイトに行ってもらうとわかるんですが(掲載時点での話)、後ろ向いて立ってる子どもの写真が本当によくて。しばらく見てましたねえ。この方の写真の色も好きだなあ。
  • じわり。
    この方はzineのほうにあったのかな、お名前で目を引き、写真で目を引き。あ、でもこの方、ポートレイト主体だな……撮ってる人の目線の差なんだろうか。
  • スエマツチカ

    ticasphoto.net
    このかたもzineのほうにあった。フィンランドのとりこになりました、ってあって、そのせいか写真から目が離れなくて、ちらちらちらちら見てる、みたいなことになってた。

  • たか 

    instagram.com
    名刺はなかったのだけど、iPhoneでネームプレートを撮っていたのでした。この方のもさりげない感じで好きだった。フィルムカメラで撮っていらっしゃる方のよう。と思ってInstagramを検索したら、サイトで記事を書いていらっしゃる方だった。

前だったら、これに言葉つけたいなあって思ったのかもしれないけれど、写真だけで成立してるものって確実にあるんだなって思って。もちろん、いくつかには言葉つけたいなあって思ったんだけど、自分がそれを書くんじゃなくて、誰か他の人……というかその人の言葉で見たいって思ったのだった。

ちゃんと写真撮りたいなあって思ったのが今回の収穫かも。

……これがきっかけかどうかはわからないけど、富士フイルムのブースで「photo is 50000人の写真展」の応募を受け付けてて、応募封筒を配ってたので、なりゆきでもらった。最近全然写真を撮ってないからなあって思ったけど、別にこれから撮ればいいんじゃん、って思って。

間に合えば出すし、間に合わなければやめる、くらいの感じでいこうと思います。

 

CP+

CP+はわりとおまけというか、どうしても見たいものが二つくらいしかなくて、それを見て、昔からの知り合いがコンテストで銅賞を撮っていたのでそれを見て、ご本人にも会って、って感じだった。滞在の半分以上はスタンプラリーをやりながら、各社のブースでいろいろ見てすげえなあ、って思ってきた感じです。

そんな中、気になったものとかその時のメモとかランダムに列挙。

  • タムロンのレンズ(14-150mm m4/3マウントのやつ。わりとボケも綺麗だと思った)ちっさくていいなあ
  • スタンプラリーたのしい(3つまわった)
  • スポーツ/動画撮影はどこもバスケ(みんなイケメン)
  • GF9ほしい(GMシリーズじゃなくてもよさそう)
  • キャンギャルを撮るおじさんたくさん
  • なぜか甲冑武者がいた(うっかり写真を撮る)
  • イルフォードの用紙加工液すげえ(和紙とかインクジェット対応してなくても綺麗に発色するようになる薬品があった。さすがフィルムとか出してる会社)
  • 三脚買いそうになる(値段見て諦めた。高けりゃいいわけじゃないけど、ちゃんと使えるのは高い)
  • トランセンドのガラポンは当然外れる
  • マウスコンピュータ、それはもはやノートじゃねえ(4Kディスプレイでデスクトップと同じCPU積んで4kgってまたどーなのよ)
  • 中古カメラもやばい(これも値段見てびっくり、かつ現金持ってなくてよかった)
  • ドローンに人たくさん
  • Adobeブースはいつも混雑
  • 天体観測用のレンズはいいなと思った
  • カメラ本体メーカーのところはセミナーがたくさんでした

それで、これだけ書いといてあれですが、あんまり自分が機材に興味がないということにも気付いた(笑)。今あるものを大事にしようと思いました。はい。