文フリ京都に間に合いそうなので、宣伝も兼ねてお知らせ。
「つけもの」に続く、ひたすら食べている短文集「アメノヒキニク」出ます。
タイトルの由来は、TwitterでRADWIMPSの「アメノヒニキク」を思いきり空目したところからです。なんでそんなことになったんだっけか。疲れていたのか。
アメノヒニキクを雨の挽肉と空目してしまった(ダメすぎる https://t.co/spDeno0FWb
— 添嶋譲 (@literaryace) 2017年3月23日
これか。このツリーがそもそもでした。で、アメノヒキニクで検索すると、かなりの人が空目してます。RAD悪くない。つーかまた二年越しの作品になっとるじゃないか。
前回はどれもこれも漬物を食っている話だったので、今回は肉です。自分でもなにを言っているかよくわかりませんが。全6話。ほとんどはカクヨムかnoteで読むことができますが、本に収録するにあたって、細かいところの修正を行っています。
収録作は以下のとおり。
- 台風コロッケ
(台風で交通機関が止まってしまって帰れないサラリーマンの話) - 愚鈍な牛丼
(大学生が日々流されそうになっている自分に悩んでる話) - 晴れときどき豚カツ
(気がついたら全部持って彼女が出て行った話) - ローストクリスマス
(子どものころは肉屋の店先でチキンを焼いているのをみるのが好きでした) - 空飛ぶ唐揚げ
(リクエストがあったので唐揚げを作った話) - アメノヒキニク
(肉を炒める音は雨の降る音に似ている)
最後のだけ未公開作品。このタイトルのおかげですげー難産でした。ええ。ちなみにあんまりあらすじにもなってないです。でもだいたいそんな話です。
食べ物小話、わりと面白く作っているので、次は野菜です(本当かよ)。いやまだ決めてませんけど。
文庫サイズ、36ページ、300円の予定。よかったら、文フリ京都の会場で。
試し読み、というか、推敲前の文書はこちらから。