そもそも
3歳の頃に新幹線に乗りたいと駄々をこね米原京都間を新幹線に乗ったのが最初。平安神宮の庭園で親の写真を撮ったことと、外国人に声をかけられたらしい。それくらいしか覚えていない。それと泊まったのは白いホテル。前にここだ、というのを見たのだけど記憶力がなくて今はまだ忘れてしまっている。
次は小学生のとき。親が懸賞でブルートレインで本州を回るという旅を当て、なぜか自分が行くことになって京都に宿泊した。その時は梅小路蒸気機関車館と映画村に行ったことを覚えている。
3回目は中学生、修学旅行であちこち回ったはずなのだけど、会計の係だったからかお金をなくしてはいけないということばかり考えていて肝心の観光地のことはあまり覚えてない。
バスと地下鉄に乗ったこと、わりと好きだった人がその人が好きな人とホテルの階段のところで仲良くしてるのを、うらやましく見ていたことを今思い出した。
その後、仕事を始めてから家族で一度訪れた覚えはあるのだけど、連勤に次ぐ連勤でぐったりしているところを連れ出されたのでほぼ寝ていて何も覚えてない。
京都には他にも何度か行っているはずなのに何も覚えてない。なんだこれ。ちゃんと観光しなくては。
京都水族館
朝、京都駅に降り立って宿に荷物を預かってもらう。そのまま徒歩で京都水族館に向かった。
バスを探すよりも歩いたほうが早いというのが理由だけど、だいたい旅行に一人で行くと歩くよね。
途中、コンビニで前売り券を買う。セットは得。
まずは水族館から。
オオサンショウウオ、かわいくないですか。ヌオーみたいな感じ。ぬいぐるみ買えばよかった。
アザラシとオットセイのあたり。よく見たらお乳を飲ませていて、下からちょっかいかけてるのに威嚇しててなんかすごかった。子は守らねばならぬ。
ペンギン。かわいいは正義だ。かわいい。飼育員の人がペンギンを持ち運んでいたり、展示コーナーの写真を撮っていたり、朝はこんな感じなのかな。フンをする瞬間も見た。びっくりした。
なんだっけ。ここの水槽はずっと見てたなあ。
チンアナゴは子どもが群がってて、なんでだろ。まあこれもずっと見ていられる。
イルカショーも見たのだけど、小芝居もついてて、自分の中ではわりと斬新だった。ていうかお前はゴー☆ジャスか。第3章とか言ってて、4章まであるらしい。続きものか。
鉄道博物館
で、鉄博。水族館と同じ敷地内とはいえ、ずいぶん離れてるので頑張って歩く。
梅小路蒸気機関車館に来て以来なので37年ぶり。なので、見たいのは転車台だけだったのだけど。
500系がお出迎え。結局一回も乗らずじまいだったなあ。中は入れないんだけど、外から見る限り、たしかに頭の上がちょっと窮屈そう。
展示そのものは写真撮るよりもずっと見てるほうが良かったので写真はなし。古い制服とか、蒸気機関、ブレーキ、連結器の構造なんかもわりとおもしろかった。
あと、古い雷鳥とか、昔の鈍行列車とか。乗った乗ったこういうの。
お昼は二階の食堂で。そんなに極端に混んではなかったけど、ここはレールビューで。
食べたのはナポリタン。チーズがレールの形に乗ってた。昔からあるスパゲッティの味。
食券はSuicaで買えるのな。超便利。
で、37年ぶりの転車台と車庫。機関車トーマスのあれですよ。前に見た時と同じだった。でも今は動かしてないのかな。まあしかたないけど、懐かしくて一人で興奮してた。
あの頃は夏休みの宿題と、選抜合唱の練習をばっくれて旅行に参加したのだった。人見知りだわ言うことがとんちんかんすぎて笑われるわ、なんかこう、人づきあい向いてないなお前、なことを知った一週間だったなあ。あと、ずっと列車に乗るという旅行だったくせに時間を潰すものをほぼ持ってなかったので路線図とドラえもん単行本一冊だけで乗り切ったのだった。そうだそうだ。
売店には一澤帆布のカバンがあって、かわいかったんだけど、まあここで買うと何しに来たかわかんないよなーと思って何も買わず。
ちなみに、中で駅弁売ってて、食堂車的な展示車両で食べることができる。今ならシンカリオン弁当があるらしいよ。
移動はバス
時間的にどうかなーとか思ったのだけど、まあ、大人のひとり修学旅行ですし、がんがん回ればいいんじゃない、てことでバス移動。1日乗車券を購入すればいいのだけど、そうするとバス乗らなきゃ、ってことばっかになるのでとりあえずSuicaで。
205系統がほぼ歩かずに乗れて、金閣まで行ける。ので、金閣まで。
つづく!