空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

「愛と法 」を見てきた

2/23にドキュメンタリー映画愛と法」を見てきた。横浜まで。近所でもやってたんだけど、上映期間失念してて二回もチャンスあったのに全然見られなかったんだよ。

 

www.aitohou-movie.com

愛と法」はゲイの弁護士カップルの日々。比較的淡々と描かれている。取り上げられているのはろくでなし子裁判とか無戸籍裁判とか君が代不起立裁判とか。ときどき断片的に聞こえてくる事件の担当をしているのが南さんと吉田さんの二人だということを知ってなんとなく腑に落ちた。
バックグラウンドがゲイというのがポイントなのかなあ。でもあんまりそこばっかりにフォーカスされてない。その辺ばかりを期待すると肩すかしくらったみたいに思うかもよ。

たしかに法的に婚姻関係にないとか(なのでなんかあった時に家族として見なされないのよね)、たぶん世間の目とかいろいろあるから、ときどき苛立ってたり途方に暮れてたりするんだろうけど、あんまりそこで立ち止まらずにひたすら前進してる感がある。
(でも一ツ橋のアウティングのあれ(もこの人たちが弁護人してる)とかの話を目にするとなんつうか考えこんじゃうんだよなあ)

 

 

というのが見た終わりに感じたこと。なんというか普通である/普通ではない(おかしい)ってどこが境界なんだろうっていつも思うんだけど(おそらく自分の基準と他の人や当事者とは異なるとは思っている)それに対して深く考えないといけないんだろうなあなんて思ったのでした。

 

残念ながら横浜での上映はもう終わってしまったのだけれど、まだ巡回上映やってるっていうし、いろいろ思うところは皆さんあるかもしれないけれど、機会があったら見てほしい。