2010-05-31から1日間の記事一覧
誰もがいつか死んでしまうならば僕が今ここで生きている必要もないのではないかヘッドフォンの奥で鳴っている音楽は僕に現実をつきつける
誰も聞いていない 誰にも届かない 僕の言葉はなんの意味も持たない 誰かといると唐突にわかるときがあるよ 僕には本当に何もない 君はどうして笑うの? 僕の何を笑うの?
部屋でひとり キーボードを叩いていると時々 実は壮大な騙し企画ではないか と そんなこと あってもなくても この世界にたったひとり 僕は
二人で帰るのは初めてだった。というか後ろから勝手について行ってるだけだからほとんど悪い冗談みたいなものだったけど。君が何も言わないのをいいことには勝手に話をした。最後の最後に「ま、好きなんだけど」と言ったら「俺も」って手を振って道を渡って…
久しぶりに降りた駅で君を見つけた見失わないように君を追いかけた声をかけられるなんて思ってなかった君が誰かに笑いかけているところを見ることが出来ればそれでよかった相手が僕じゃなくても良かった(ほんとうはきみにみつけてほしかった)
駅まで君と歩いたひとことも話さずに歩いた今までのこと全部謝ったって許してくれそうにはなかったそれでも君のことを嫌いにはなれなかった誰かが僕を笑っても僕は君のことが好きだった僕を僕として扱ってくれる君だけが好きだった
足が痛いよ。自転車が壊れちゃってちゃんと家まで帰れるかどうかわからないけど、お母さんに糸川さんから預かったカプセルを渡さなきゃ。疲れたよ。早く帰りたいよ。ケガしたところが痛いよ。お母さんに早く会いたいよ。
傘!と思ってひどい雨の中僕は家を飛びだした。なにも持たずに出かけた君が困っているんじゃないかと思ったからだ。駅につく頃、君を乗せた車が僕の真横を走り抜けて行った。既にずぶぬれだったけど更に派手に水をかけられてしまった。自分がバカみたいに思え…