空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

「東京に空がない」を読んだ

五十嵐彪太さんの著。豆本。約3センチ×3.5センチくらい。ちっさい。フォントサイズも思い切り小さいのだけど、話がひとつ。糸で綴じてある。赤い糸で縫いとじられた物語ってなんだっけか。寺山修司か。実はあれはあんまりいい思い出がない。
そんなことはともかく。小さいけれど、ちゃんとした話が載ってて、一回読んだだけでは、あれ?って思ってオシマイだったりする。ちゃんと読めばそうじゃないこともわかるんだけどね。
家人が僕よりも先に読んで、これすごい、と言っていた。なにがどうすごいのかは聞かなかったけど、つくりがすごくて、話が不思議だったんだと思う。僕もそう思う。「お話書いて。そしたらあたしこういうの作るから」とかいわれる。もし本当にそういうのができたらいいなぁ。僕は手先が不器用なので、こういうのが作りたくてもできないのです。判型がでかかったら、自分で出来るかなぁ。