空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

「夜のゆめ喰い」を読んだ

城島はむさんの本。twitterで呟いたとおり、素敵なおとぎ話(という風に読んだ)。
えっと、なんか自分の中ではポチさんは新垣結衣のイメージでした(なんで)。ガッキーが窓にゴスッてぶつかって「いてててて」とかやってる感じ(だからなんで)。
今回はちょっとだけ物足りなかったなー、というか、え、もう終わり?というか、心のどこかでもう一回くらいハラハラしたかったんだけど、それがなくてほっとしたというか。ハラハラしっぱなしの話は好きじゃないので(最後まで読めない)、ちょうどよかったんだと思う。
で。好きで好きでしかたないのにそれを諦めなくちゃいけないような状況って確かに悪夢かもしれんよなぁ、と思った。悪夢なら食べてほしいって思うよね。逃げてるんじゃなくて。「逃げるな、立ち向かえ」っていうのは簡単なんだけど、そうじゃなくて、ちょっとだけ苦痛を和らげる手助けがほしいときがあるんだよなぁ、と。きっとミケさんも何回かそういうことやったんじゃなかろうか。
男の子、また、サッカー好きになるといいなぁって思った。わりと素直に。