みなさんこんにちは。添嶋です。今回も宣伝(ど直球再び)。
zine展 in Beppu合わせで本を2冊、作りました。ちゃんと印刷屋さんから送られてきて、ちゃんと別府に届けば皆さんにお披露目です。
掌編小説集「素直になれなくて」A6 98ページ、500円。
これは、短編小説の集いに参加したときに書いたもののまとめです。多少手を入れてます。
ほぼ参加した月の順ですが、ヤマウチヤマナカのは後ろにまとめてあります。で、noteに掲載したのもおまけで入れてあります。
果たして上達しているのかどうか、まったくわかりませんが。5000字いかない話ばっかなのでたぶん読みやすいと思う。
以下、紹介文として載せてもらったもの。
はてなブログで定期的に開催されている「短編小説の集い」に投稿した作品を一冊にまとめたもの。SF風味な話から、学生時代に自分は経験しなかったけれどありそうだよねという話、いまの自分にも起きそうな話まで、全部で9篇収録しています。
目次と内容
・「ライカ・ケイム・バック」
お題は「猫」。猫なのに名前がライカです。飼い主と宇宙が大好きなライカ。気がつくと宇宙に送りこまれていました……。
・「素直になれなくて」(初出時「Hard to say I'm sorry」より改題)
お題は「未来」。中学の担任の送別会を兼ねた同窓会に参加して、久しぶりに幼なじみと話をする。二人は秘めた過去と思いに決着をつけられるのだろうか。
・「カエルくん」 お題は「緑」。
いつも緑色の服を着ている、カエルっぽい顔のカエルくん。ある日、とてもかわいい女の子に恋をしてしまいました。
・「天気予報」 お題は「雨」。
この街では天候は人の手で管理されており、一年の予定が組まれているのですが、最近は予定変更が相次いでいるようです。
・「逆向き列車」 お題は「旅」。
仕事とかいろいろ嫌になっている朝、会社の最寄り駅で電車を降りずにどこかに行ってしまおうか迷っている。
・「リ・インカーネイション」 お題は「魚」。
男は、彼女のことをとても大切に思っていたのですが、気がついたら魚に生まれ変わっていました。
・「春にして君を」(初出時「願い桜」より改題) お題は「桜の季節」。
この学校には古くから、毎年一人だけ桜に願いを叶えてもらえる、という伝説がある。
・「きみのようになれない」 お題は「祭り」。
友達に誘われて揃いの甚平で祭りにでかけた。女子に後ろ姿を間違われ。
・「甘いチョコよりも、」 書きおろし。
バレンタインデー、2つだけ、誰からもらったのかわからないチョコがあった。
2冊目、短文集「つけもの」。A6 28ページ(30ページかも)200円。
表紙は文字だけなんで割愛。クラフト紙に文字。素朴。
前にツイッターで、にゃんしーさんに作ったらいいと思う本のタイトル、だかなんだかでつけてもらったのを本当に作りました、みたいな出自。文章自体はnoteにあるやつのまとめです。これも手を入れてます。
題材がお漬物なので、食にまつわる話ですね。ナスとかミョウガとか、きゅうりとか、たくあんとか。食べたいから買ってきた、とか作ってみた、みたいな。
読んでるうちにお腹が空いてくるといいなあと思います。
これと、午前零時のカンパネルラを配ります。別府だけの太っ腹企画な。ポエケットで頒布したやつと同じです。書きなぐった詩とか言葉のまとめ。コピー本。
こんな布陣で別府に臨みます。文学フリマ東京でも頒布しますけど、お近くのかた、旅行がてら訪れたかたは別府で買ってくださいね(ど直球)。