お出かけ記事と時期は前後するのだけど、長襦袢を誂えたんである。麻の。なんだか気がついたら次ステージに来てしまった。スーパーマリオでいうところのWorld2-1とか3-1みたいな。
それはともかく、一度訪れたことのある「きもののここち 透佳」さんでセールをやってた(今はもう終了しています)。
いつもならそれほど気にもかけないのだけれど、ここの通販サイトになんだか良さそうなのがあった。反物で。小千谷本麻襦袢地ですよ。すごくないですか。お仕立て代は別途かかるけれど、どれくらいかかるのかは前に聞いたことがある。いやまあ、それにしても。
前に伺ったときも勧められていた。ここは一年を通して極端に寒くなることはないから、そうでなくても暑くなるから一年中麻でいいよ、と。
そういえば(たぶん)ポリの500円で買った襦袢*1は思った以上に暑い。まあ耐えられぬ。とはいっても軽くスーツ仕立てるのと同じくらいにはなるんだよなあ。ヤフオクで買ったのも*2あるし……。
といつものようにぐずぐず思っていたら、家族から許可が出たんである*3。そのまま、反物の予約。週末にお店に行って、発注をしてきた。べつに反物だけ買って、あとから仕立てるのでもよかったのかもしれないけれど、そうするとたぶん永遠に反物のままになってしまうんだ。実家に反物のまま、生地が古くなったって処分したものがいくつかあったはずだし。それってなんかもったいない。
それはさておき。
身体のサイズをはかり、あらかじめ用意しておいた主に着たい着物を勘案して襦袢を作ってもらう。
で、測ってもらってわかったこと。測ったままのサイズだと着丈が151cm、裄丈が76cm。そら中古で探したってサイズがあるわけないわ。諸々を考えると、裄丈は72〜3cmくらいが妥当かも、と。裄丈を本当のジャストサイズで作ると自分のような体形だと、身体側が合わないのだそうだ。
今回は紺の単衣と茶の袷を持っていって、それに合わせてもらうことにした。茶の袷のほうが裄が大きくて着丈が短い。
いろいろお任せして、出来上がるのを待つだけ。セールだったから思ってたよりは安かった。
そういえば、と半襟。自分で選ぶのもよくわからないので、お店にあったものから選ぶ。好きなのは濃い青、使ってみたいのは薄い青。だいぶ悩んで、薄い青のにした*4。
次は長着の誂えかな……いつになるかな。
出来上がりはまた報告したい。
おまけ。最初に買った茶の袷と袴、クリーニングに出すことにした。文フリに着ていって軽く汗だくになったので、しみになるの嫌だなーと思って。袴にいたってはそもそもしみがいくつも合ったりするので恥ずかしくて。クリーニングの他、汗取りの洗い、しみとり。さて、いくらかかるでしょうか?(笑)
襦袢とか、シャツとか着ているからそんなに頻繁に洗うこともないそうなんだけど、だから羽織は出さなかった。なにごとも聞いてみるものだね。
ちなみに、今仕立ててもらっている襦袢は洗濯機(弱水流)で洗い、脱水はせずにそのままつるす。袖のところは気になるようならクリアファイルを入れておくと形がきれいに出るらしい。そういうのでいいのか。半襟もそのままでいいというので、楽(笑)