家人が偶然見つけた「ルーブル彫刻美術館」。なんだそれって思うじゃん。ルーブル美術館の姉妹館。意味わかんないじゃん?
創設者*1が私財投げ打って17回もルーブル行って交渉して作ったもの。建物は黒川紀章だからメタボリズム。彫刻はルーブルにあるものから直接型取りして作ってもらった正規コピー。なんにしても情報が多すぎる。
で、行ってきました。勢いがあるうちに。着くまで半信半疑だったけど。しかも着いた途端声出して笑っちゃったけど(失礼だな>自分)
というわけで来ちゃったよルーブル彫刻美術館。 pic.twitter.com/CNVeSnjjha
— 添嶋譲 (@literaryace) 2020年11月3日
— 添嶋譲 (@literaryace) 2020年11月3日
— 添嶋譲 (@literaryace) 2020年11月3日
ごく一部。所狭しと並んでるので、カオス。最初なんでこんな詰まってんだよって思ったけど*2、これ、次に行った大観音寺を見てなんとなくわかった気がする。
仏像をわりと間隔あけずにみっしり並べてあるのだけど、それと同じような感じなんじゃないか。あとはせっかく用意した4桁の点数の所蔵品をできる限り見せたかった、とか。
ルーブル美術館にはたぶんその情報は一切なくて、彫刻美術館にある写真が唯一の証拠。これ、知ってる関係者がいなくなったらなんでこんなところにこんなものがあるんだ、って話になりかねないのだけど、もうとにかく個人の信念だけで作っちゃったんだろうなあ。
そういや、ルーブル彫刻美術館と同じ敷地にある、大観音寺。
— 添嶋譲 (@literaryace) 2020年11月3日
西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所・秩父三十四ヶ所、四国八十八ヶ所188箇所回ったのと同じって。
でも敷地内は静謐な寺院なの。なんというか密度がすごくて訳がわからない。https://t.co/zgGENKnnUQ pic.twitter.com/ukfjO7skCR
次に行ったのは同じ敷地内にある大観音寺。というかこっちが先?
仏教(???)のテーマパーク。でもお寺なので、さすがに中に入ると境内の静かさはちゃんとある。茶化したらあかん。
西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所・秩父三十四ヶ所計100箇所を回ったのと同じ、みたいな建物と、四国八十八ヶ所回ったのと同じ、みたいな建物。あとは七福神やら十二支御守本尊やら盛りだくさん。なんかこう、どっちも情報量多すぎ。
こっちがわりとみっしりと置いてあって、ところどころきんきらしてて、まあ、そういうことよね、みたいな気持ちになったのは確か。
さて、この二箇所。共通入場券があるんだけど、美術館で買うとFacebookのクーポンで200円引きプラスボールペンがもらえる(Facebook使ってる人だけね)。で、大観音寺のほうで入場券渡すと、護摩木が渡されて、プラス十二支御守本尊のメダルがもらえます。
なおかつ、美術館のほうでSNSに画像共有すると図録がもらえる。大丈夫なのか。入場料以上にもらえてないか?
という訳なので、B級スポット的ではあるけど、心意気を見に行くには良いかもしれません。両方を一回りして大体2時間コース。なので本日のタイトルはそういうことです。
近くの猪倉温泉はイノシシ食べさせてくれるらしいし(時間が合わなくて食べられなかった)、お風呂は肌がツルツルになるし、ここと合わせ技で一日だらりと過ごすのが吉かもしれませんな。
これ、振り向いたら建物ごと存在しなかったとか、狐か狸に騙されてたって言われてもたぶん納得するよ。それくらいのインパクトでした。楽しかった。