5/18 国立新美術館の「遠距離現在 Universal / Remote」を見てきた。博物館の日かなんかで200円割引で見られる日だったのだが、前売買っちゃってたしまあそんなの知らない自分が悪いんでそのまま入ればいいかと思っていた。そしたら、前売はキャンセルできること、窓口で買い直せば割引価格で見られることを案内していただいた。親切。
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個別にどうこうとかここに書くくらいなら、現物見てきてほしいと思うのだけど、背後にある情報とか制作の経緯とか、そういうのをきちんと知ると、ただ見るのとでは見方も持つ印象も変わるよね、ということが他の展示と比べてもはっきりわかる。
ティナ・エングホフの 〈心当たりあるご親族へ〉シリーズは
孤独死した人の身元引受人を探すための新聞記事に着想を得ており、都市に存在する孤独を問う
とあり、これを先に見てたら、最近自分が他所のアンソロジーのために書いた話は上手く書けなかったのではないかと思った*1。
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ネット上で公開されている監視画像を繋ぎ合わせて作られた偽の物語、バレンシアガがデザインの盗用を行っているという疑惑*2を元にした*3レクチャーパフォーマンス、さらりと流せそうなのに目が離せなくなる、そんな作品ばかりだった。
以下は印象に残った、映像作品以外のもの。
映像作品はさすがに撮れないのでね。