空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

【文学フリマ東京39】ひとり古賀コンの本

無料配布します。15部しか作ってません。

古賀コンてのがあります。古賀裕人さんが個人で不定期開催している「私立古賀裕人文学賞」の通称なんですが、今まで6回開催されています*1

自分は5回6回と参加しています。

これ、出されたお題を見て、書き始めから書き終わりまでの持ち時間が1時間なんですね。アイデア出し→書く→推敲、くらいまでかなあ。だいたいそれくらいで書ける量で書きます*2。自分は大体2000字くらいが多いです*3

しかも個人主催なのに賞金が出る。大丈夫ですか、いいんですか、時給1万円ですよ? ……と思うんだけど、まあそれはそれとして(するんかい)、1時間タイムアタック的には楽しいと思うんですよ。基礎体力*4とかなんかいろいろを試されてるみたいで。

自分はさっきも言いましたけど、1〜4回は参加してません。文フリは1週間後です。無配どうしよっかなーってなっています。もうおわかりですね。タイムアタックで薄い本を作っちゃえばいいんです。

というわけで書きました。1時間×4つぶん。

書く→なんも考えずに書く→詰まる→とりあえず置いといて書き直す→乗れば続行、詰まれば振り出し、残しといたのの展開が出てくれば乗り換え→最終的に書けたものを残す、みたいな感じでやりました*5

どんなの書いたのと言われると困るんですが(困るんかい)、だいたいお題のとおりです。

お題と内容紹介

  • 蒐集
    ネットで公開するときは「無能の人」ってタイトルになると思います。てか仮タイトルがそうでした。石。
  • アメリカの入学式
    ニューヨークに行きたいかー! という話……じゃないんだわ。……という話。
  • 完璧な日曜日
    寝て起きたら月曜日の朝。なんで?
  • 記憶にございません
    明日こそは覚えていますように。

というわけで、文フリ終わったら、ネットで公開します。

おまけ

作りかた。いつもはInDesign使ってばちばちにやるんですけど、今回はEGWord使ってさっくり作りました。

 

以下は大体の設定。

書式:A5 2段組 25字×20行(1ページ1000文字)

文字:9ポイント(ルビは8pt)

って感じで設定して、書いた側から流し込み。弱目の禁則処理、両端揃い。

 

あとはいろいろゴニョゴニョしたらPDFに書き出し。Adobe readerで小冊子印刷。折って重ねてホッチキス留めして出来上がりー。

表紙? Illustratorで作りましたわよ? まあこれもWordとかExcelで作る人もいますね。パワポもあるかもしれない。

今はいろいろ印刷屋さんに頼んだりするのが主流で、なんならそうでなくちゃいけない、と思われがちだけど、こういうのでいいんですよ。自分のは特に蔵書にしなくて、飽きたら廃品回収に出してくれたっていい。それくらいのフットワークで行ってほしい。行きたい。

そんなわけで、軽率に作った薄い本、ぜひもらってってください。よろしくお願いします。

*1:12月に7回目があるっぽい

*2:この辺は解釈の分かれるところと思うけど、そういう認識でいいはず。中には公開まで入れちゃう人もいる

*3:でないとオチまで書ききれない

*4:執筆の、ね

*5:やりましたじゃないんだよ