無料配布します。15部しか作ってません。
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古賀コンてのがあります。古賀裕人さんが個人で不定期開催している「私立古賀裕人文学賞」の通称なんですが、今まで6回開催されています*1。
自分は5回6回と参加しています。
これ、出されたお題を見て、書き始めから書き終わりまでの持ち時間が1時間なんですね。アイデア出し→書く→推敲、くらいまでかなあ。だいたいそれくらいで書ける量で書きます*2。自分は大体2000字くらいが多いです*3。
しかも個人主催なのに賞金が出る。大丈夫ですか、いいんですか、時給1万円ですよ? ……と思うんだけど、まあそれはそれとして(するんかい)、1時間タイムアタック的には楽しいと思うんですよ。基礎体力*4とかなんかいろいろを試されてるみたいで。
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自分はさっきも言いましたけど、1〜4回は参加してません。文フリは1週間後です。無配どうしよっかなーってなっています。もうおわかりですね。タイムアタックで薄い本を作っちゃえばいいんです。
というわけで書きました。1時間×4つぶん。
書く→なんも考えずに書く→詰まる→とりあえず置いといて書き直す→乗れば続行、詰まれば振り出し、残しといたのの展開が出てくれば乗り換え→最終的に書けたものを残す、みたいな感じでやりました*5。
どんなの書いたのと言われると困るんですが(困るんかい)、だいたいお題のとおりです。
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お題と内容紹介
- 蒐集
ネットで公開するときは「無能の人」ってタイトルになると思います。てか仮タイトルがそうでした。石。 - アメリカの入学式
ニューヨークに行きたいかー! という話……じゃないんだわ。……という話。 - 完璧な日曜日
寝て起きたら月曜日の朝。なんで? - 記憶にございません
明日こそは覚えていますように。
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というわけで、文フリ終わったら、ネットで公開します。
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おまけ
作りかた。いつもはInDesign使ってばちばちにやるんですけど、今回はEGWord使ってさっくり作りました。
以下は大体の設定。
書式:A5 2段組 25字×20行(1ページ1000文字)
文字:9ポイント(ルビは8pt)
って感じで設定して、書いた側から流し込み。弱目の禁則処理、両端揃い。
あとはいろいろゴニョゴニョしたらPDFに書き出し。Adobe readerで小冊子印刷。折って重ねてホッチキス留めして出来上がりー。
表紙? Illustratorで作りましたわよ? まあこれもWordとかExcelで作る人もいますね。パワポもあるかもしれない。
今はいろいろ印刷屋さんに頼んだりするのが主流で、なんならそうでなくちゃいけない、と思われがちだけど、こういうのでいいんですよ。自分のは特に蔵書にしなくて、飽きたら廃品回収に出してくれたっていい。それくらいのフットワークで行ってほしい。行きたい。
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そんなわけで、軽率に作った薄い本、ぜひもらってってください。よろしくお願いします。