前の日から京都に赴いて、いくつか展示を見て、友人に会い、文学フリマ京都に参加する、という二日間でした。
見たもの
「セカイノコトワリ―私たちの時代の美術」展(京都国立近代美術館)
コンテンポラリアート。美術に限らずあらゆるものにはバックグラウンドがあって、イデオロギーとかそういうのがわかると理解しやすい、のだけど、そういうのを予習してから見るべきなのか、その場でキャプションなりステートメントなりを読んで考えつつ見るのがいいのか、はたまたその場ではその場で混じたことを思い、図録などで検証するのがいいのか、みたいなことを思いつつ見たのだった。
小谷元彦「 《Phantom-Limb》」が見られたらそれでいいかなくらいに思っていたのだけど*1、 藤本由紀夫、 高嶺 格のが良かった。少しずつ崩れていく/突然崩れる日常(に見立てた砂糖や木製キューブ)、国と人種と歴史と自分たちの立場を突きつけられる自らの結婚式の様子、ただただ見るだけでは済まされない何か。






拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ(大阪中之島美術館)
文字通りシュルレアリスム。ダリ「記憶の固執」とかマグリットくらいしか思いつかないんだけど、ダダイズムとかレディメイドとシームレスに繋がってるんだなーというのが学びであった。ソリャどっちも好きなはずだ。
マグリットとデュシャンだけ見られたら満足、みたいなところはあって、でも全部見てたら時間が足りなかった。巡回展らしいのでまた見に行きたい。





文学フリマ京都10
何回目だっけ。ここは参加することに意義がある感じで、何しに行ってるかというとこれに出るというきっかけで京都にや大阪で見たかったものを見る、という状態なのだった*2。
久しぶりに一人参加だったのと、人の多さに若干のやられたらしく眩暈がしたのでおとなしくブースから動かなかった。いろいろ買いたいものはあったけど、通販します*3。
初の2フロア開催ということで、人の流れはどうかなと思ってはいたけれども、これは杞憂でしたな。1階はちょっとわからないけれども3階は波があるけれど途切れることはない、みたいな状態だった。決め打ちの人が多かったのか、本としての魅力に欠けたのか*4、こちらに立ち寄る方はそれほど多くはなかったけれども。とはいえ、お買い上げいただいた方には心より感謝いたします。気に入っていただけたら嬉しいです。

あといろいろ
友人に会い、近況を話しつつ過ごした。忙しいのに時間を割いてくれてほんとうにありがとう。顔見たかったんだよ。また会いましょう。
それとは別に、徒歩での移動中、某星祭りの宗教団体の建物を通ったときに、そこの人から「今日、着物ですけどなにかあるんですか」と言われる。京都でもそれいう人おるんかー。素直に「あしたこの格好で友人に会うので、もうこの格好で来ました」と言う。嘘は言ってない(笑)。宿でも言われたけど、18日に三十三間堂で弓道の行事があったらしく、それかと思われたらしい。確かにたくさん弓持って着物着た若者をたくさん見かけました。




そういえば着物。手荷物を減らしたかったので、最初から着て行ったのだけど、紺の御召(たぶん)と茶の馬乗り袴、綿ニットの和装カーディガンで行きました。比較で暖かい二日間だったのでこれで十分でした。文フリの日は少し寒かったけど建物の中だったからあまり関係なかったし。
◇
というわけで来年また行けたらいいなと思います。はい。
なお、文学フリマ京都で取り扱った本に関しては通販を行なっています。ぜひご利用ください。