空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

着物二年生的に考える「はじめての着物」

……って考えて、手が止まる。

初心者の人に「何を揃えたらいいですか?」と聞かれた時になんて答えるか。

カジュアル用途に限って考えてみる。着物デートとか、とにかく着てみたいとかそんな感じ。自分は崩して着るのはやったことないから、わりと正統派寄り。リサイクルショップなどで安価に揃えることを前提としてあります。

ただし、本当にちゃんとしたところに行くことは想定してない(というか自分も知らない)から、そういうのが欲しい人は素直に呉服店に行きましょう……。

では、早口のオタクみたいに書いていくよ。

  • まずは何が要るか考える
    • 絶対に要ると思うもの
    • あったほうがいいもの
    • 余裕があれば
  • 順番に見ていく
    • 着物と羽織
    • 角帯と腰紐
    • 襦袢(と半衿)とステテコ
    • 足袋
    • 履物
    • 袋もの
  • まとめ?
    • ところでどこで買うか問題
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着る機会は自分で作るのだ

はてブロでの着物関係は、買い物、着た記録的に書いてるのだけど、ペースが落ちてるのは買う方が落ち着いて来たからです。こんにちは。

買う1

灰緑のほうは前回も書いたけど、ちょっと保存臭があったけど、虫干ししたり、一回着て動き回ったり(家の中で)してたらそんなに気にならなくなった。しみ……というかスポット汚れというか……があるにはあるけど、値段考えたらそんなもんでしょう……(割引諸々込みで5000円しなかったし)

 

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これ、照明のせいでちゃんと色出てないけど、実際は灰緑っぽい色

買う2

前回、まだ届いていないのだけど、と言っていたアンサンブルも届き、思ったよりものもちゃんとしたお品でびっくりしている。しつけついてるし、証紙*1もあるし、なんでこんなまま手放したの……と。証紙は呉服屋さんででも買わない限りはなんの証明にも保証にもならないと個人的には思うのだけど、これに関しては、ほぼ新品ということ、くらいのしるしにはなってる。産地も何もわかんないしねー。ものは良さそうだし70%オフで買えてよかったよ。

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これは手持ちの青系の中でも一番明るい色。ブルーグレーといってもいい感じ。

まる二日青いほうで動く機会があったのだけど、いや悪くないですね、というか良かった。

衿あたりがえらい分厚くて、生地を余らさないようにしてあるのかな、がっつりした着姿になる。薄手だけど、そんなに寒くないしね。

生地の感じからしてカジュアル用途ではなさそうなので、帯は選ぶけど、まあ男には着物警察来ないよ!(笑) 足元ブーツだったけど誰も何も言わないもん。

着る

着る時にはいつも男締め*2を使っているのだけど、今回は試しにベルクロ式のバンドを使ってみまして。

 

 

幅の広いバンド(ベースと僕は呼ぶ)、クリップ式の短いバンド2本、長いの2本。

  • 肌着の上にベースを巻いて、長襦袢を羽織る。
  • 短いクリップを二つとも下前につけてベースにくっつけて位置調整。上前に長いクリップをつけてぐるりと巻いて固定。
  • 長着を羽織る。下前は何もせずに普通に体に沿わせ、上前に長いクリップをつけてぐるりと巻いて固定。で、角帯を締める。

……という手順で使った。何回かやってみてこの方がいいなと思った点は(細い人は、という前提で)

  • ベースは思い切って腹の位置。バカボンもびっくりの位置でいい。鳩尾の下、しゃがんでも屈んでも位置が変わらなさそうなところ。
  • 短いクリップは襦袢の下前に二つとも使った方がずれなくていい。
  • 襦袢の方で使う長いクリップはベースの下側に来るようにしたい。動いているうちにずり上がるので、ベースでブロックするのだ。
  • 長着の方で使う長いクリップは角帯を締める位置で。こっちは立ち座りするとどうしても帯が上がってくるから、その都度直せばいい。

で、メリットとしては、これらを使うと案外腹回りの補正になりそう、ってこと。ベースがわりと厚みがあるので、多少なりとも補正の役目を果たしてくれるので、長着のシワがよりにくくなる。

デメリットは、位置合わせがめんどくさいということかな。クリップ外さないとだめだし、いくらガードされてても気をつけないと生地痛めちゃうかも。

あと肌着がずり上がると全体がずり上がる。これを予防するにはベースを巻いた時点で肌着を上方向に弛ませるしかないね。男締め緩みやすい人はこれ使うといいかも。慣れたら男締めの方が遥かに楽だけど。

着る機会は自分で作るのだ

今回はちょっといい着物*3を着た。どうするかは自分で決めればいい。本屋に行くだけなのに着て出かけたりするし。別にジーンズ履くか、コットンパンツにするか、着物かくらいの話だし。

洋服を買いに行くときは試着するのが非常に面倒なことになるので、余計な買い物をしない*4からいいんだけどね。いや、まあ、買いましたけど。

汚さないように自分が気をつければいいだけ。

今回は人に会うのわかってたから、それなりの準備してったけど。あと、大きめのハンカチ持つとかさ。その辺は普段からどうしてるかのアピールと、自分の心づもりってことでいいんじゃないでしょうか。

*1:というか産地タグみたいな、反物の端っこについてるもの

*2:幅の広い腰ひもというか、幅が角帯の4〜5分の1の帯みたいなのというか

*3:と自分では思っている

*4:けど、その逆は成り立たない

歩くaround

思い立って、仕事帰りに歩いて帰ってみた。小一時間も歩けば帰ることができるのは実証済みなので、要は本人の気力だけなんだけど。

人間ドックもあったし、春だし、なんか始めるにはきっといい時期だろうと思うことにして。

 
 
 
 
 
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7〜8000歩は確保できるのでまあいいんじゃないかな。続けばだけど。雨が降ったりするときっとダメなやつ。

 

愛知県立芸術大学の卒展見に行った。

去年よりはすっきりとした印象。すっきりと、というかシンプルな感じかな。

図録は今年はサイトでPDFで公開なのだが、まあこれ見るよりは実物見るほうが良い。写真撮りまくってきた。自分の好きな、学生さんの作品の傾向が、なんとなく固まってきてる気がする。その文脈で見ないと作品には見えないようなのは理解に時間がかかる。

 

帰りにIKEAに寄って、ひとまわり。フードコーナーでおやつ食べていくだけのつもりだったけど、目があったんで買うよね。

 
 
 
 
 
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ゴールデンレトリバー(のぬいぐるみ)。立候補してきたので、じゃあうちに来るかってな感じ。

ニンゲンの家族とも、うちのぬいぐるみたちともうまく馴染んでくれたので、そういう運命だったのだな。これから仲良くしていこう。

着物は指数関数的に増える(らしい)

12月。

「きもののここち透佳」さんで半衿をつけるのを習いました。*1

まずは外側から。半衿の真ん中を襦袢の衿の真ん中にあわせてまち針を刺す。端っこを合わせてまち針。その真ん中を4〜5等分するように止める。で、ザクザク縫う。

内側、同じようにまち針で止めて、こっちは若干細かく縫う。……んだけど、男のは衿を抜くわけじゃないので、気にしなくてもいい。楽。

 

クラフト市にデニムの着物でお出かけ。スタンドカラーのシャツとチャッカブーツで。

 

 
 
 
 
 
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ついでに帽子を買いました。お店でこのカッコでも合いそうなのあるかなーと思って見ていたらいくつか勧めていただけた。実際に買ったのはワゴンセールのなんだけど、次はちゃんとした正規品を買いたいですな。

 

年末。ハードオフで濃茶の長襦袢付きのアンサンブルを見つけて衝動買い。しつけ糸もついたままだし、これほぼ未使用では……? サイズも良かったので、まあ即決ですわな。あとは黄色の角帯と総絞りの兵児帯

ほぼ同じタイミングで、明るい緑色のも。これは普通に安かったので。保存臭がかなりするけど、つるしておけば取れるでしょう(たぶん)

 

年明け。

着物をしまう箪笥を入手したので、よく着るであろう物をわけて収納。週一で着られたらいいなーくらいのゆるい感じで年が明けました。出かけるわけでもないけれど、着物で一日過ごしたり、ちょっとした用事(ほんとにちょっとした)だけだけど着たり。着るもの考えるの面倒だなと思っても、長着を選べばなんとかなる気楽さよ。

で、帯二本、袴*2、まだ届いてないけれどアンサンブル1セットがなぜか増え(いつの間に)。今に至るのでした。

この連休は間の平日も休みにしたので、4連休になったのだけれど、健康診断に行った平日以外は全て着物で過ごしました(記録写真はない)。どこも出かけなかったんだけど、初日は緑のを、つぎは紺のを。そして最終日はバレンタインデー。

 

 
 
 
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せっかく茶色の持ってるんだし、赤い帯も買ったんだし、やってみるかってことでチョコレートコーディネート。イメージとしてはロッテのガーナ。

 

www.lotte.co.jp

 

まあ悪くないんじゃないでしょうか。こういうお遊びもこれからやっていきたいですね。

 

今回の反省点。

やはり麻の襦袢のほうが体温調節しやすいかも。最終日は襦袢も袷の正絹のだったのだけど、これ暑い……。

腰で紐を結んでいたけれど動いているうちに腹まで上がってくるので、襦袢の紐は最初から腹で結んだほうがいいな(どうせ見えないし)。

健康診断に備えて、あんまり腹がでないようにしていたのだけれど、そうすると着物着る時にはよろしくない。着る時に気を使うようにしないとなって思った。だからって腹出ててもいいかっていうとよくないので*3、不健康なことはしませんけど。

 

ではまたぼちぼちやっていきましょう。

*1:家人が着付けを習ってて、この回だけ便乗させてもらった

*2:ポリの縞のなんだけど、これはちょっと失敗したなと思っている。なんか成人式っぽい

*3:あたりまえだ

人間ドックで胸部CT撮ってきた

実家の父が肺がん疑いで片方の1/3を切除した。結果から言うとがんではなかったそうなのだが*1、そうでなくても心筋梗塞やら脳梗塞やらやらかしているので、心配でしかたない。本人は「来月の半ばには元気になる」といたって暢気だったけど。そしてだいたい合ってたからいいけどさ。

ちなみに母は最初に説明を受けるまでずっと泣いていたらしい。そりゃまそうか。

 

そんなこともあり、さすがに自分もどこかで胃カメラとかあれこれやらないとかなぁーと思い始めた矢先、トイレで左胸がつったみたいに痛くなった。

その何日か前にテレビで心筋梗塞の症状がどうのこうのっていうのをチラ見したばかりだったので、うわこれやばいかなと思いつつ、ツイートもしつつじっとしていたら治(おさま)ってきたのでとりあえず仕事続行*2

次の月に人間ドック行くからそのときに相談かなーと思っておとなしく過ごしていた。時々同じ部分とか胸のあたりが違和感あるけど*3

 

で。人間ドック。まあ別にこれで何か出るようならダメなんだけど、冒頭の父のはこれで判明したわけで。追加料金払って胸部CT撮ってもらってきた。

あの機械おもしろいなー。初めて乗ったけど。もっと近未来SFっぽいかと思ったけど洗車機っぽいんだろうか*4、案外そういうこともなくて数分で終わり。まあ、ここでなんか出たらそれはそれで問題か。

 

レントゲンとCTの結果はまだわからないけど、とりあえず数値は問題なさそう。血圧の上が相変わらず低いんだよなあ。120くらいあったの10代の頃だけじゃない?

とりあえず第一関門はクリア、みたいな状態。50の声聴くと突然違和感がいろんなところに出てくるのだねえ……用心しなくちゃ、というただそれだけの話です。

*1:菌にやられて肺にカビが生えたみたいになった?とか

*2:ほんとはなにもないと笑われる前提で医者行かないとダメです

*3:繰り返しますが、これが他人なら医者に行くように言うと思う

*4:ちゅいんちゅいん……て音がしそうだったけど、実際は回転する装置の音だけ

2020年の、

ふりかえり。

 

着物をちゃんと着始めた。月に1度は着物ネタでブログ書きましたな。少しは上達したんだろうか。気がついたら家人も着物の着付けを習い出していた。お太鼓結びは難しいそうです。

古着やら出来合いの新品やら買って、まあしばらくは買わなくてもいいんじゃねえの、ってくらい増えましたし。襦袢はあつらえたな。木草履もあつらえました。身体を合わせるのではなくて、着る物を合わせてもらうということもだいじなんですね。いろいろ揃ってきたので、ものがないならないなりに着ていた時期も抜け、正統派の着方ができるようになったのは進歩ですね。あと、よれよれした着方が減ってきたように思います。

 

展示もなんとか見に行ったり。でも頭に残ったのは実はあんまりない……。映画「つつんでひらいて」は良かったな。とはいえ、何かを見るモードじゃなかったんだろうかとも思う。

本も相変わらず読めていない。積読するのもなんなので買うのも控えているのだけど。

 

で、イベント。

楽しみつつも苦しみつつも作った本をひどくdisっていた、誰かの読書メーター見つけてしょんぼりしていたのだけど、そらまあそうだろうな、と。誰かにとっては壁に投げたくなるようなものなのだ。それは単に実力不足だということだし、自分の人柄も良くないのだろう。

ただ、それ以来、書いても自分用というか、もともとの場所に戻ったというか。人に見せることを考えないようになった。あちこち出なくてもいいとか、ネットもあるしという感じ。

出たイベントは一月の文フリ京都だけ。これも事情で早退しました。せっかく着物着てたんだけどな。まあしゃーない。

しゃーないといえば静マル。COVID-19のせいで中止。中止せざるを得ないというか、そもそも会場閉まったままだったし。もうどうしようもない。いろんなイベントも中止やら無期延期やら。そんな中いろいろ考えて。なにができるかとか、自分はどうするかとか。

静マルができないのに、しれっと他のイベントに出るのも違うよなあと思ったので、当面不参加は続きます。というか、もしかして自分が参加するのはもういいんじゃないか、という気がするのだった。

 

イベントとは違うけれど、みんなの図書館さんかくさんに棚を借りることになったのはラッキーだと思います。さんかくさんがテレビで紹介された時に自分のも映ったし。ありがたいことですね。自分がやることの可否とか、イベントに出る出ないとかそういうも含めていろいろ考え直す必要はあるけれど、バラバラのままでも良いのかもしれない。

 

2021年もぼちぼちやっていきます。よろしく。

赤チン

赤チン(マーキュロクロム液)の製造が今年で終わったそうだ。 

www.nikkansports.com

小学校のころ、川を遡るという探検じみたことを授業でやったのだが、途中で(主に自分の運動能力的な問題で)進めなくなり、先に学校からに戻った。相当馬鹿にされた気がするが、それはそれとして。

川から上がって草むらを道に上がったところ、何かにかぶれたらしく、脚がひどいことになっていた。学校に戻って保健室に行き、そこを見せると、なんか塗っとくかくらいの感じで赤チンを塗られた。そういう時代だった。

 

家に帰ったらさらに悪化してた。薬塗って悪化するってあるんだな。もしかしたら草でかぶれたのが悪くなっただけかもしれないけど。ひどく膿んでしまってどうしようもない見た目になったのだけれど、大人はわりと冷静で(というか子どもの自分には無責任に「大丈夫」と言われてちっとも大丈夫でないということに絶望していたのだった)、周りの同級生たちは気持ち悪いだのなんとかという病気*1だの好きなことを言って当然のように僕のことを避けていたのだった。そりゃそうだろう。

それ以来、赤チンはかぶれるのでやめてくださいとケガをするたびに言ったのだった。カルテに書いてくれた医者もいたけれど、ほとんどは「ああそう」と笑うだけだった。

 

……とまあ、そんな昔話を思い出したのだった。今は乾かさないほうが早く治るという考えらしくて、赤チンとか粉っぽい黄色いやつ(アクリノールかホルム散か)をつけることもしなくなった。もうずいぶんそんなものも見なくなったし、薬局でもそうだったからとうにないと思っていたのだった。

 

*1:はっきり言われたけどここには書きたくない