空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

密だというのに

一日かけて展覧会を6つ見てきた。多いな。どれもそんなに大規模ではなかったのでできたことかもしれない。

いろいろ考えることもあったんだけど、その辺は一切頭に残さないでただただいいなと思うとか好きと思うとかだけ残すようにしてきた。

 

STARS展(森美術館)

李禹煥が良かった。もの派というかミニマルアート?が好きなのかもしれない。

村上隆の「原発を見にいくよ」は愛知トリエンナーレに出てたらとんでもない言われかたをしただろう。まさか「マイ・ロンサム・カウボーイ」を見られるとは思わなかった。

奈良美智のはいっときほど不機嫌な顔がなくなってきた気がするんだけど、どうなんだろう。

 

全然関係ないけど、ほぼ同期間で嵐の大野さんの展示もあったそうで、STARS展までの途中、入り口から当人の全身写真が見えた。

 

おさなごころを、きみに

映像インスタレーション中心。ヒーロー変身ごっこ的なもの*1は大半が女性が体験してて、出来た映像見てもプリキュアとかセーラームーンみたいだから、そういうことなのかなと思ったり。

オラファー・エリアソン ときに川は橋となる

光の具象化。

人が多すぎて楽しめなかったのだけど*2、スクリーンに三原色光を当てて、影を作る作品はヒトがたくさんいたからとても良く見えた。リアルタイムなif you wanna*3のジャケット写真のようだった。

収蔵品展(以上、3つは東京都現代美術館)

美術館に来た安心感。抽象より具象が好きなわけではないけど、概念だけってのは自分には今は難しいのかもしれない。

東京都現代美術館は全部の展示が見られるチケットが3000円、企画展2つ(プラス収蔵品展)が2100円。わりと楽しめるのでは。

 

「先端芸術2020/アペラシオンAPPARATION」 -先端芸術表現科20周年&伊藤俊治教授退任 記念展-(東京藝術大学大学美術館陳列館)

自分が思うような先端、ではなくて現代美術と同じくらいの意味合いなんだと思った。映像は全部は見られなかったけど*4、こういう映像のほうが好きかもしれない。分割された画面に映し出されるアニメーションとか。ドキュメンタリー番組を撮る取材スタッフを取材する写真とか。

 

落合陽一展 未知への追憶(渋谷モディ)

たぶんなんだけど、一般への訴求力がいちばんあるのはこれなんだろう。存在しないノスタルジーというか、モノローグと淡いなにか。

 

 

なにが好きかとかはもちろん誰にもあって、知らないものを見るのはわりと楽しい*5

ここに至るまでの過程と時間を想像して*6、自分は軽々しく「○○を作る(書く・撮る・なんでもそうだけど)のが好きだ」というべきではないな、と言うことを確認した。他の人のことはわからない。自分に限った話。*7

 

それにしてもどこにいても人が多かった。

*1:実際にカメラの前に立って演じることができる体験型の展示

*2:展示室も人が多かったけれど、待ち行列の人の多さ、密度!

*3:PerfumeのCD

*4:最後の時間帯だったし、その時上映されているのは80分くらいのドキュメンタリー的な映画

*5:森美術館のいくつか以外はどれも初めて見る

*6:そして我が身のあれこれを振り返って

*7:ことさら卑下することもないけれど、話の流れで出てきてしまったもの以外、自ら何かを言う必要は無いと思う。自分のやっていることはあくまでも自分だけのためだし、それ以上のことは何もない

いろいろあれこれ

思いついたことをそのまま書いていく。ので、消化できてないことがあるかもしれない。

 

長襦袢のこと

麻の長襦袢が出来てきたので、2度ほど着てみた。家にいるときと、期せずして出かけることになった日。

最初は試着みたいなつもりで着てみた。麻なのでさらりとしていい。裄丈(袖の長さ)も悪くないと思う*1。たぶん。生成りなので色の濃い長着を合わせるとシャツの上にジャケットを羽織ったようになる。今年の頭に京都のフリマで買ったもの*2に比べたら格段に着心地がいい。

で、休みの日、どこも出かけないつもりでいたので、あれこれ家事を済ませた後に木綿の薄い長着に合わせて着てみた。タンクトップとユニクロのステテコ→長襦袢→長着の順。

下はちょっと暑かったけど、上は風が通って悪くない。場所によっては寒く感じるくらい。

お昼になって食べに出ることになり、まあ、そのまま出かけるよね(家人がそのままでいいと言ってくれたので)。池のそばにあるアジアンカフェみたいなところ。日差しは暑いけど、悪くはない。

https://www.instagram.com/p/CEdLu6yD40S/

襦袢のほうが袖が長いらしく、これはこの組み合わせはやめたほうがいいな(家で着るならいいけど)#着物男子 #和服男子 #男着物

この日合わせた長着だと若干裄丈が短かったようで、襦袢がはみ出てしまった。今度はなんかでひっつめて着ればいい。

そのあと、本の入れ替えで「みんなの図書館さんかく」に。その場にいた方に「下ってどうしてるんですか」と聞かれ、ユニクロのステテコですよ、と見せる。股割りすればそんなに歩きにくくないです。

 

で、その木綿の薄い長着

もう買うまい、と思っていたけど、夏もなんか薄いの着たいよなーと思ってヤフオクを見ていたら*3、ちょうどいいのが出てきたので値段を釣り上げないようにして落札。

何度かこの見た目でこれ以上はないだろ、という値段よりも上がってしまったことがある。実際に手に取ると、これは書いてあるような素材じゃないんじゃない?って思うんだよなあ。ヤフオクは魔窟。今回は値段と手触りと見た目のバランスが良かったので、良しとした。

産地とかまだわからないからかもしれないけど、ヤフオクでどこそこ産というのってあんまり当てにならんのではないかな。有名どころの証紙が付いてりゃ別だけど。

証紙というのは反物の端についてるブランドタグみたいなもの。品質保証というか「私が作りました」的なものだと理解している。

で、まあ今回も産地はわかんないけど*4、夏に乱暴に着ても大丈夫そうなので何度か着たいなーと思っている。

 

そんで、届いた日だったかに書生スタイルで着てみてたわけですよ。行灯袴も買っちゃってたし*5。そしたらきちんと着られて、なんならFlashの振りでも覚えるか?と思っていたら、タイミング良く(いや悪い)会社から出動要請がありまして。業務的にそのまま出かけるわけにも行かないので、泣く泣く着替え直したのでした。あーあ。

 

洗濯した

洗濯したのは古着で買った麻混の長襦袢と、綿麻の黒っぽい長着。汗したときに着たし、長着は雨に降られてるので。洗濯機に突っ込み、洗剤(気を遣っておしゃれ着洗いのやつ)を入れ。

洗い5分、注水すすぎ2回、脱水なしでスイッチオン。

水が滴り落ちる状態で着物用のハンガーにかけ、伸ばして整形してしばらく風呂場に吊るした。そのあと、外の日陰に。シワは思ったよりつかず、まあいいでしょう。綿麻は若干シワっぽいので、これ木綿のものだったらアイロンかけるか、ハンディスチーマーでシワ伸ばさないとダメかも。

そういえばクリーニングに出してた長着と袴も戻ってきた。特に袴なんかなんとなく気持ちの悪いしっとり感はなくなって、パリッとして返ってきた。大きなほつれも直してもらった。心なしか色が濃くなったような*6……? ともあれ、職人さんにはとても感謝している。

 

遠州木綿とか産地とか

遠州木綿はその名のとおり浜松のほうにある織物なのだが、木綿なので普段着にちょうどいいと思うんだ。で、普段お世話になってる透佳さんとか、デパートに出店してるのとか見せてもらって、次はこれだなーと。はいじゃあ次はこれ、って簡単には買えないのだけど、どういうのが似合うのか、順に見ている感じ。

黒灰紺茶のいわゆる男着物にありがちな色もいいんだけど、違うのも着てみたいよね……。来年に向けて、仕立てをお願いできたらいいな、と思っている。

デパートに出展していた業者さんと話してるときに「男性のほうが織とか糸とか産地とかこだわる人が多い」ということを聞いた。定年後のおじさんが蕎麦職人始めるようなもんかなぁ。僕はそういうのわかんないですけど。周りが気にせずいられるような気楽なものがいいです。好きなものを選んで行ったらここの産地が多かった、とか出てくるかもしれないけど。好みが変わったりとかね。

今は実は亀甲絣があんまり好きじゃないのだけど(集合なんたら、なんだろうかね)でもまあ、物によっては気にならないとかあるし。何周かするうちにもしかしたらいいと思うかもしれない。ツイードのジャケットとかそうだもんな。

 

目下の問題

しまうところがなくなってきました(ダメじゃん)。

デニムの着物とか襦袢とかは別にして、扱いを丁寧にしたい物をしまうことにしようか。結局3箱目の衣装箱買っちゃうんですけど。たぶんそしたらまた増えるんだ。友人曰く「ハードディスク容量増やしたらファイルが増えるやつ」だそうで、まったくもってそのとおり。

あとは、袴を畳むのをもうちょっと慣れたい。どうしても裾が広がってしまうので、それを丁寧に畳めるようにしたいですな。

あと、ワラビーが欲しい*7。袴に合わせるとかわいいと思うんだよな。冬に向かって地味に探しますか。

*1:というのはマイサイズに慣れていないから

*2:500円だったやつ。素材がわかんないんだけど

*3:完全に沼にはまったヲタクのあれ

*4:というかそんなに気にしてない

*5:しれっと書いたけどこれもヤフオクで落とした。値段なりの品だったから着倒すにはいいと思う

*6:職人さんがかなりがんばってくれたそうです

*7:動物ではなく靴のほう

言葉の工房通信2号

焼津駅前の商店街にある、みんなの図書館さんかくに棚を借りている。自分が選んだ本を置くのだけど、借り始めて2か月半、そろそろ中身を入れ替えたい。誰が手に取ってるかわかんないからなあ。図書館なのでそこにある本は借りることもできるけど、それを目的にするのも自分の中ではちょっと違う。まずは手に取ってもらうことがだいじ。

で、アマチュアの小説ってたぶんそんなに手は伸びにくいだろうし、そもそも手に取るためのハードルが高い。のだと思う。何度も話してるかもしれないが。

ぺろっと読めて、なんならその場で捨てられるくらいの紙ならいいかな、と思って久しぶりに折本作った。それが7月のこと。5部くらいなら減って御の字、減らなくてもしょんぼりしないくらいの数なので、ともかく置いてきた。

実感として、フリーペーパーは減らない。ダメならやめてもいいし、試行錯誤だよな、と思っている。

 

8月の上旬、館長さんから残暑見舞いが来た。すごいな。こういうのまめったいというのだと思う。

それにはフリーペーパー手に取ってもらえてますよ、という手書きのメッセージが入っていた。へええ。持ってく人いるんだ。

気を良くして2号を作った。シャカリキになるとダメな時に反動が半端ないので、ゆるくやることにした。昨日やっと置いてくることができた。今度も5部。

前のは4部減っていた。ありがとうございます。今回は4つ、超短い文章が載っているので、それも読んでもらえたら嬉しいです。

 

そして、本も入れ替えた。短歌の本を置いた。どれも好きな本だ。被ってはないと思うのだけど、もし別の人の本棚に自分のと同じ本があったらその人と仲良くなれそうな気がする。

(実際にそういうことがあって、話が盛り上がった方がいらっしゃったそうだ。なんだか楽しそうだな)

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【追記】

8/26に静岡朝日テレビでさんかくさんが紹介されたらしいのですが、ちらりと棚が映っていたそうです。びっくり。

look.satv.co.jp

(2分くらいのところで出てきます)

(あんまりびっくりして思わずスクショとってしまった)

長襦袢をあつらえる

お出かけ記事と時期は前後するのだけど、長襦袢を誂えたんである。麻の。なんだか気がついたら次ステージに来てしまった。スーパーマリオでいうところのWorld2-1とか3-1みたいな。

それはともかく、一度訪れたことのある「きもののここち 透佳」さんでセールをやってた(今はもう終了しています)。

 

www.kimono-touka.jp

 

いつもならそれほど気にもかけないのだけれど、ここの通販サイトになんだか良さそうなのがあった。反物で。小千谷本麻襦袢地ですよ。すごくないですか。お仕立て代は別途かかるけれど、どれくらいかかるのかは前に聞いたことがある。いやまあ、それにしても。

前に伺ったときも勧められていた。ここは一年を通して極端に寒くなることはないから、そうでなくても暑くなるから一年中麻でいいよ、と。

そういえば(たぶん)ポリの500円で買った襦袢*1は思った以上に暑い。まあ耐えられぬ。とはいっても軽くスーツ仕立てるのと同じくらいにはなるんだよなあ。ヤフオクで買ったのも*2あるし……。

といつものようにぐずぐず思っていたら、家族から許可が出たんである*3。そのまま、反物の予約。週末にお店に行って、発注をしてきた。べつに反物だけ買って、あとから仕立てるのでもよかったのかもしれないけれど、そうするとたぶん永遠に反物のままになってしまうんだ。実家に反物のまま、生地が古くなったって処分したものがいくつかあったはずだし。それってなんかもったいない。

それはさておき。

身体のサイズをはかり、あらかじめ用意しておいた主に着たい着物を勘案して襦袢を作ってもらう。

で、測ってもらってわかったこと。測ったままのサイズだと着丈が151cm、裄丈が76cm。そら中古で探したってサイズがあるわけないわ。諸々を考えると、裄丈は72〜3cmくらいが妥当かも、と。裄丈を本当のジャストサイズで作ると自分のような体形だと、身体側が合わないのだそうだ。

今回は紺の単衣と茶の袷を持っていって、それに合わせてもらうことにした。茶の袷のほうが裄が大きくて着丈が短い。

いろいろお任せして、出来上がるのを待つだけ。セールだったから思ってたよりは安かった。

そういえば、と半襟。自分で選ぶのもよくわからないので、お店にあったものから選ぶ。好きなのは濃い青、使ってみたいのは薄い青。だいぶ悩んで、薄い青のにした*4

次は長着の誂えかな……いつになるかな。

出来上がりはまた報告したい。

 

www.instagram.com

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 おまけ。最初に買った茶の袷と袴、クリーニングに出すことにした。文フリに着ていって軽く汗だくになったので、しみになるの嫌だなーと思って。袴にいたってはそもそもしみがいくつも合ったりするので恥ずかしくて。クリーニングの他、汗取りの洗い、しみとり。さて、いくらかかるでしょうか?(笑)

襦袢とか、シャツとか着ているからそんなに頻繁に洗うこともないそうなんだけど、だから羽織は出さなかった。なにごとも聞いてみるものだね。

 ちなみに、今仕立ててもらっている襦袢は洗濯機(弱水流)で洗い、脱水はせずにそのままつるす。袖のところは気になるようならクリアファイルを入れておくと形がきれいに出るらしい。そういうのでいいのか。半襟もそのままでいいというので、楽(笑)

*1:戻橋さんのフリマで買ったやつ。物はしっかりしてるから500円は安すぎるんだけどそれはそれとして

*2:これだって麻混だ

*3:というかその辺の経緯は省略するけど

*4:よく考えてみたら、中古で買った麻混の長襦袢半襟が濃い青だった。薄い色にしてちょうどよかったではないか

着物でお出かけ

このややこしい時節柄、出かけた報告もちょいと面倒なことにならなきゃいいなと思っているのだが、まあ、それはそれとして。

着物を着て二度ほど出かけた。

 

「つつんで、ひらいて」を見てきた。

その日は雨が降りそうな感じだった。映画館なので、寒いと嫌だなと思い、単衣で。麻混の襦袢に紺の長着と羽織。濃い灰の角帯を貝の口で。黒の足袋ソックスに草履。

鈍行で出かけたのだが、ちらちらこちらを見る人がちらほら。そらまあそうだ。なんで着物着たおっさんがここにいるんだ。祭りでもないのに。二度乗り換えて、映画館。雨が降ってきていて、靴で来ればよかったかなとか、そもそも着物やめりゃよかったなとか思ったけど、こんな時でもなければ着る機会ないんだよ。

ドトールでコーヒーを飲む。なんかいいじゃん。ドトールも映画館も冷房の効きも相まって、快適に過ごす。

映画は良かった。半プロの人にそれらしい話をすると「あれは工芸品であって云々」という話をされたので、以降この話はしていない。ただ、本の最初の価値を決めるのは帯も含めた装丁なんだなあ、と思った。

センスがないとできない仕事ではある。そりゃあ自分の作ったものをボロクソに言われるわけだ(前述の人から言われたわけではないけど)。

もしかしたら紙の本はレコードと同じようにコレクターズアイテムとしてしか用をなさなくなるかもしれない。それでもなくなりはしないだろう。そうであってほしい。

 

www.magichour.co.jp

終わったあと、雨が降ってなければその辺をうろうろするつもりだったけど、ひどい降りかただったので断念、そのまま帰ることにした。

途中、昼をちゃんと食べてなかったので駅ビルで親子丼を食べる。着物で。なんかものすごく愉快な気分。

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浴衣会に誘われた

二度ほどお邪魔した着物屋のご主人に誘われて、浴衣会。この日も雨。麻混の襦袢に麻混の長着。着流し。白っぽい灰の角帯を片ばさみで。かわいい足袋ソックスに雪駄

ご主人以外は初対面の方ばかりだったのと、自分だけなにもない人間だったので、わりと話を聞く立場にいることにした。聞いた話ばかりしてもしかたない。

再生和紙(を漉く機械)の話、ジビエの話、着物そのものの話。知らない人から知らない話をされるのは面白い。

この日、抹茶とビールのカクテルを初めて飲む。一口目、ビールの苦さと酸味のあとに抹茶の香り。大人の味だ(当たり前だ)。

日本酒は原酒と、温燗。原酒のほうが大味ではあるけど、美味い(飲みやすいのは温燗だった)。ご飯も美味く、3000円コースにしちゃ豪勢だった。

 

予定時間を大幅に過ぎて散会。同席した人と電車が同じだったので駅まで。小走りになったけど、うん、ちょっと大変だった。普段歩くのが早い人と歩調を合わせたいなら相手に着物着せればいいぞ(笑)

その方とはなかなかきていく場面がない、という話に。あと、汚しやすいからそれが心配、とか。

 

また機会があったら参加したいなあ。

(この日は写真を撮りそびれてしまった)

 

みんなの図書館「さんかく」

……というのが焼津駅のそばにある。あるっていうかできた。今年の3月頭くらい。この辺を読むといいのかな。

note.com

館長の土肥さんはいろいろやってる方。説明しづらい。焼津のまちおこし……というか本当の意味でのrestructuring(再構築)を目指しているんじゃなかろうか。

そういえば、いつもお世話になってるスノドカフェの柚木さんもそんな感じ。若干立ち位置は違うとは思うけど。

 

で、その「さんかく」に一箱本棚オーナー制度ってのがあって、この225×466×210mmの大きさの棚(もう一つ縦長の棚もある)をひと月いくらで借りて、自分のセレクトを置くことができる。

できる前から気にはなってたのだけど、初期の募集はあっという間に埋まってたし、気になる気になるのままで縁がないかなあと思っていた。

でもこういうのは持続しないと意味がないので、どうにかして応援できないかなあ、とりあえず図書館カード作って利用するところから始めたらいいのかなとちらちら気にしてたら、空きができた。棚の。

 

で、申し込んだ。ツイッター経由ですよ。身バレ上等。っていうか話聞きに行って一言目が「同人誌でもいいんですか?」。そんなおじさんどうよ。気持ち悪くないか。大丈夫か。

ともかく、話を伺って、棚を借りることにして、日を改めて作業してきた。

 

ところで。

僕は教養がない。というか世間の人がおおよそ知っていることを知らない。ので、毎回その場で勉強しないといけないし、たいていは失敗しかしない。他の人がどうしているかを見て覚え、それから外れないようにする。そうしてきた。たまに考えることがあっても、世間とはずれているしとんちんかんなことしかない。そんなのいいはずがない。

でも今回は確認した上で、ずらした。ひとりくらい頭のおかしな人がいてもいいだろう、と思ったからだ。ダメなら他の人に合わせればいい。やっぱダメでしたね、と笑うことにすればいい。

自分の書いたものはしょうもないものだし、おじさんがいろいろを拗らせたものだ(し、(受け入れるのは)無理だと言われたのでたぶんそうなんだろう。気に入らないけど)。でも他の人は違う。誰かの書いたものが、別の、そんなこと全然知らない人に届けばいい。そのための静マルだし、他のやり方も見つけたい。

 

……とまあそんな大げさなことではなくても、閉じこもってることもないなと思ったし、知らないなら知ってほしい。ただそれだけだ。

で、棚を作ってきました。

 

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まだ2回しか行ってないし、いきなり馴れ馴れしいのもあれなので(やらかしがち)、自分が絡んでいるものと、一応の保険でそれらしい一般書を。どう出るかな。借りられなくていいから、手にとってほしい。まずはそこから。

次手入れしに行くときにはなんかフリーペーパー作って置いてくるつもり。折本なら場所も取らないだろう。なんなら減らなくても諦めもつくし。ともかく、書くことももうちょっとできるようになればいいな、と思って自分に課題を出すことにした。

どんなのなら少なくとも手に取ってもらう事ができるだろうかね。

小説の書きかた

先に書いておくと、技術的なこととか初心者指南とかそういう有益なことは一切書いてない。ごめんよ。

 

とある人に、どうやったら小説を書けるか、ということを尋ねられた。

ん、と考える。それは僕も知りたい。といっても、技術的なことを聞いているわけではないことはわかる。さて。

隙あらば自分語り、になりがちではあるけれど、逆説的に自分のことを考えてみたらどうか。今、ほとんど書けてない。何故か。

 

現状、今まで以上に情報量が多すぎる。新型コロナの関係で、ってあれで。この言葉もはや聞くだけで軽くイラッとするようになってきた。

で、自粛要請(っていう名の外出禁止令)で、出かけることもままならない。消耗戦。となると、もともとインドア派の人はともかく、アウトドア派の人や、自分のようにスナフキン気質の人間はたぶんストレスがたまる。

もう一つの可能性を考える。反応。

読まれたいと思うのはたぶん、書く人ならみんなそう。気にしてない、とは言え。たまに自分の名前で検索してみたら、買った、読んだ、あたりで止まってるものは見かける(それはそれで嬉しい)。あと、建設的な批評? こうしたほうがいいとか、ここはわかりづらいとか。

脊髄反射みたいな嫌いかたはなあ。なら読むなよ、金返すから次のイベントに持って来い、とか思ってしまって良くない。良くないっていうか、そんなこと言われる筋合いはない。

で、褒められた時のことだけ覚えてればいいのだろうけど、思い出すのは酷い貶されかたをしたときだけ、みたいなことはよくある。

穏やかでいられるはずもない。満たされていれば書く必然性もなくなるが、ストレスフルなときもそうだとは思わなかった、ということに行き着く。

ではどうしたらいいか。

前にやった作業会(コワーキングスペースにカンヅメ)はよかった気がする。環境を変えればいいわけだ。

そこに至るまでにもならない場合。心身共に疲れているなら、休めなければいけない。どこにも出かけなかった期間は、自分はひたすら眠っていた。音楽すら聴く気にならなかったからだ。最近は少し聴けるようになったので、マシになってきたということだろう。

インプット作業。本もまともに読めなかった。短文や、エッセイ、歌集あたりから攻めている。すぐ閉じちゃうけど。SNS…………もホントは離れたほうがいい気がする。あまり見ないようにはした。

普段の生活のストレスから身を守るみたいに現実逃避をするしかないのかもしれない。読み書きから程遠いことを敢えてやる。そうしたら、もしかしたら何か思い浮かぶかもしれない。その時に、ただ書き出す。ダメでも取っておく。いつか使えるかもしれないし、そこからまた何か思いつくかもしれないから。

そうやっていって、いつか小説になったらいいね、って思った。というかなってほしい(主に自分が)。

 

で、今までの話とはちょっとずれるけど。

的外れな批判が来ないようにするには、本当なら編集者みたいな立場の人がいたらいいのにな、って思うことはある。間違いとか、改良点を提示してくれる立場の人。まあ難しいけど。下読みします、って人にお願いするのも手かな。

余談おしまい。

 

質問してきた方にはそんな話と、でもその人は僕なんかより全然ちゃんとしてて、能力のある人だから書いてほしいって伝えた。どうかつぶれないでほしい。

 

自分はどうかって?

想像して妄想して、書いて、完成したら楽しい、くらいで留めてもいいかな、と最近は思う。もう落とし前は随分前につけたんだし。気が向いたら自分のぶんだけ作るくらいでいいのでは。

じゃあまあそんなところで。