空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

「こういうの自分で作れるんですか」

ふじのみや西町ブックストリートに参加してきました。暑い中、とても楽しい時間だったと思います。焼きそばも美味かったし(何しに行ってるの)。

古本市なのに、古本をあんまり売る気がなくて、イベントのお知らせをある感じで行ってきた。ちょっと距離あるし*1、気軽に来てねとは言いづらいのだけど、こういうところもあるよということは伝えたかった。

「こういうの、自分で作れるんですか」

とはよく聞かれた。こういうの、というのは要は同人誌のこと。なので、隠しても仕方ないのでざっくりと方法を伝える。

「Wordが使えて、PDFに書き出しできればできますよ」

「PDFにできたら印刷屋さんに頼めるし、○○ページで○○円とかから作れる」

「凝ったことをすればその分かかるけど、いわゆる自費出版は人の手がたくさんかかってるからそのぶん高い。これは印刷以外は全部自分でやるからそこそこ安くなる(こともある)」

などなど。まあ、普通の人はそんなこと知らない。作らないし。とはいえ旅行のしおりとか、コンビニコピーで冊子印刷とか、一冊からできるから自分だけの本を作るとか、具体例出すとなんとなくわかってくれるのでそこはいいかもしれない。

ちなみにスマホだけでもできるらしい。こういうまとめがあるので参考までに。

売るのは二の次で、本ができたということにまずは満足してみてほしいというくらいのゆるーい気持ちでいるので。

それにしても暑かった。九月も半ばだというのになんでこんな熱中症寸前みたいな気候なんだか。主催の方も大変だったと思う。

自分は9時すぎから15時くらいまでの間にペットボトル4本飲みきりました。焼きそばも美味かった(またかい)。

藝祭行った時も思ったけど、お腹空いてて汗だくでって時は焼きそばと飲み物、最強の組み合わせかもしれない。生き返るもんな。

というわけで、次回も参加できたらいいなと思っています。近隣の商店街全部でイベントやってるから秋祭りっぽくて子供も楽しい、大人も楽しい(飲める人は特に)。普段はシャッター通りかもしれないけど、定期的に人が集まる場は必要なんだよな。

地域イベント、楽しいっすよ。

*1:正しいかどうかわからないけど、時間的には東京から八王子とかその辺りまで行く感じ?

うん、まあ、いろいろ

イベント用にsquare決済を使えるようにしたのはもう随分前の話だが、PayPayまで(つまりsquareで扱えるものは全て)使えるようになったのはつい最近のこと。今のところそんなにイベントに出てないし、出たところでキャッシュレス決済が使われるわけでもないのでほぼ自己満足だし。

この辺、わりといろいろ書いたのだけど、なんか全然参考にならなさそうだし、どうして使えるようになったのか実は自分でもよくわからない。

で。

PayPay前と後でいろいろ面白いことがあって、それまでは全然来たこともなかったのに、PayPayが使えるようになった途端にAmazonPayの導入案内とか、AirPayの営業電話とか来るようになった。すげーな。当方、個人事業主ではないのよー。

同人誌イベントとか古本市で細々やってるだけなので事業とかそんなレベルですらないのだけど。そりゃもちろんいろいろのことを考えると個人事業主になってあれこれやったほうがいいのかもしれないけど、その……なんだ……事務手続きが壊滅的にできない人なんでな……。

もう一つ、途中まで申請しかけてやめたのもある。いろいろ見ていくと、個人レベル、同人サークルレベルでは申請通らない場合がほとんどらしい。そりゃそうだろう。だから余計になんでsquareが使えるようになったのかわからんのだけど。

なので、営業電話とか来られても通らないと思いますよ、という話で済んでしまうのだけどね。決済方法増やしたところで利用なかったら意味ないし。フリープランでいいやってなってる身としてはそれ以上のことには興味がないのだったよ。

というわけで(?)、次は富士宮の古本市です。遊びに来てね。

近刊予定(自分のやる気に火をつけるための)

11/11の文学フリマ東京37で刊行予定の本についてです。随時更新していきます。

「急性形態変性症候群(マーメイドシンドローム)」

ある日突然、世界中で人が人の形でなくなる現象が起きた。最後に泡になってしまう人魚姫の物語になぞらえて「マーメイドシンドローム」と呼ばれるようになった。

noteやステキブンゲイで不定期連載をしている連作短編です。改稿とボーナストラック一編を予定しています。がんばれ自分。たぶん文庫版。価格は未定です。

「(タイトル未定)」

共著になると思います。写真やドローイングと言葉。

サイズは今のところ正方形かB5横長にするつもり。仕様もなんも決めてない(のにここに書く胆力よ)

他、既刊として「着物書き物御手の物」をご用意します。前回の文学フリマ東京36では完売でした。

あとはコロナ前に作ったあれこれも持ち込む予定です。よろしくお願いします。

9月からの出店予定など

文フリが控えているのに今ひとつやる気にならないのは歳だからだろうか、と思いつつ。9月以降の出店予定です。(随時追加していきます)

9/17 第3回ふじのみや・西町ブックストリート

前回、いつもどおりの感じで持って行ったら案外子ども連れが多かったので、次は少し児童書的なものを増やしていこうかと思います。また近くの商店街のイベントと同日開催なのかな?

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10/20〜22 静岡文学マルシェ@PLAY BALL! CAFE2

昨年同様、県内外から文芸同人誌をお預かりして、展示と販売。コーヒーと一緒に楽しんでほしいです。

前回同様、おやつもあります。

これは出店というよりは主催者なので自分の本置くかどうかは全然決めてません。


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11/11 文学フリマ東京37

いつ以来だろう? ものすごく久しぶりの参加。着物アンソロと、なんか新作一冊は作って持っていきます。たぶんすごくシンプルな展示になると思う。

11/未定 しずおか一箱古本市

たぶんなにも予定がなければ出店します。いつもどおり、家にある古本を持っていく感じです。

年内はこんな感じ。2024年はまだなにも決めていません。あるとしたら文学フリマ東京38かな?

日記

ふらりと乗り鉄しつつ散歩。

在来線、横浜で下車。東横線で渋谷へ。暑い。日傘をさす男性もわりと見かけるようになったので変わった人扱いにならなくて良い。

浴衣か何か着て出かけてもよかったのだが、今日はあまり目立ちたくはなく、仮に知り合いがいても「着物でないからわからなかった」状態になりたかった、というのもある。

なんとなくわかってくると着たい気持ちと、周りの反応のめんどくささを天秤にかけるようになってくる。良くはない*1。今回はとにかく人混みに紛れたかった。

Apple渋谷でAirPods Proを見てもらう。ノイズは出るわノイズキャンセリングはできないわ、3年半も経ってればもう寿命なのだろうけど、素人判断にしてもなあ、という感じだったので。

検査してもらったところ、音質も機能も警告出るくらいの状態だったらしい。交換修理だと片方で14400円、二つ合わせて28800円。新品が買えてしまう。まあしかたない。この際だから新しいものを買うつもりにする。

東京都現代美術館へ。「あ、共感とかじゃなくて。」展。

わかるとか好きとか嫌いとかではなく*2、見えていて起きていることは認識できるがそれがなにを示すか理解できない、という事象について考える、という展示(と自分は考えた)。

あるいは、頭ではわかっているけれど「共感しました」と短絡的に言っていいのかどうか、という事象。

この辺はこの記事の考察が一つの考え方として提示されているので参考にしてもいいかもしれない。

ともかく、自分の持っている経験と知識と思想をフルに使って考える必要のある展示、なのではないかと考えつつ見た。

期間中もう一度見に行きたいとは思うが、なかなかそういうことが叶ったことはないのだよね……。

友人に付き合って、代々木公園で野点。一瞬どうしようか迷った。つい他人の希望に合わせてしまう自分が嫌になるときもあるが、特段用事もないので良かろう。撮影会のようなもの、演劇の練習、ピクニック……などをしている人たちを見ながら雑談。

そのまま夕飯と称して軽く呑む。ほうじ茶割りにしたが、甘めの酒でもよかった気がする。

まあそんな休日。ストレス発散にはよかったかもしれない。たくさん歩いたし。

*1:これに着いて思うところはあるが、そのうち忘れてなければ書くかもしれない

*2:これはよく「〜だったので共感しました」という感想でまとめられがちなものではある

小旅行

「ちょっとした観光に行きませんか」

家人に誘われ、沼津まで。深海水族館に行ってきた。いつも「沼津に行くなら深海水族館いいらしいですよ」と伝聞形で言っていたのが気になっていたらしい。

というわけで行ってきた。

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ついたのはお昼過ぎ、先に昼ごはんを食べた。回転寿司だったが、深海魚5種盛り、というのがあって、それを頼んだ。まーうまい。あとはあじ、味の干物のほぐし身、塩辛、太刀魚の刺身。別に他でも食べられるものはここでは頼まなかったが正解だったようだ。

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水族館はチケット買う行列が20分待ち。とは言えすぐに入れた。


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まーかわいいのなんの、久しぶりの水族館だったからかもしれないけど、どれも本当に良い……。目立つ何かがあるわけでもないけど、全体で良いってのは良いな(語彙力……)

タカアシガニが思ったより俊敏だったり、サメがゆったりしてたり、ヌタウナギが固まってるのがなんかよかったり。顔も少しずつ違うのね。こんなのずっとおるやつやん、てなりました。

で満足したので帰宅。ちょっと派手なお出かけが続いていたので、これくらいがちょうどいい、という感じの小旅行。

帰り、ほんとに一瞬だけ沼津駅近くを通り過ぎたのだけど、まあ、ラブライブとか乗っかれるものがあったらそりゃ全力で乗っかるよなあ、なんて思ったのでした*1

*1:日曜日だったからかもしれないが、車通りもそんなに多くはなく、暑さのせいもあって人影もなく

夏休み

日比谷野音きゃりーぱみゅぱみゅのコンサートがあると知り、三号氏を誘って行ってきた。向こうが行かないと言ったら行くのはやめてた。

会場1時間前くらいに着いた日比谷公園オクトーバーフェストをやっていて、入り口近くで盛大に吐いている若者がいた。そんなになるまで飲むなよというのと熱中症大丈夫か?という気持ちで遠巻きに見ていた。何事もほどほどにな。

中に入ると「大人のファンタジー!」って感じでみんな多幸感出しまくりで呑んでた。水分と若干の塩分、コンサート前の腹ごしらえがしたかったのでそこまで大量には買わなかったが、ぶっちゃけていうと楽しい。屋根のあるあたりでバンド演奏が聞こえ、こういうのできるようになったんだよなあと思いながら聴いていた。

友人を偶然見つけ、しばしの合流。

コンサートの感想は「きゃりーちゃんすげえなあ」の一言に尽きると思う。きゃりーぱみゅぱみゅというキャラクターを完璧にやってのけていた。流石にあれが地とは思ってはいないが、皆の期待する何某、みたいなものをわかってやってるんだなーというのはわかる。いろいろな大人の事情もうまく包み隠して、見せるのはキラキラした夢みたいなステージ。最&高である。

なんかやたら自分よりも歳の多い人たちが目立って、これはどういうことなのかわからない。でもきゃりーぱみゅぱみゅ見てたら孫みたいな気分になるんだろうかとか、最近は年寄りでも攻めたもの聴くしなあとかいろいろ思ったり。あと、ちょっと調子悪そうな(この辺察してくれ)子たちが何人か親子連れでいて、どの子も楽しそうにしていたのが良かった。暑すぎなくてよかったね。

次の日は一人で展示をはしご。2箇所3種類。

テート美術館展は印象派とかその辺りが多くて。中にあった、ターナーの美術学校の教材みたいなのがとてもわかりやすくて、こういうの自分が子供の頃に教わってたらもうちょっと絵もまともに書けたのではないかと思うほどだった。

全体的観覧者が多くて、早々に疲れてしまったのだけど、あれは見といて良かった。

その後は暑すぎて何もしたくなくなったので、体力回復のために休憩したりご飯食べたり。

自分の年齢考えたら、もう昔みたいに1日で展示6つとかどう考えても無理なのだった。いつまでも30代そこそこのつもりでいたらダメだな。真夏はもう少し考えて動かないといけない*1

そんな感じで今年の自分の夏休みはこれで終わりかな。まあ来年、何か楽しいことがありますように。

*1:とかいいつつ、親子連れとか年上のお姉さんのために席空けたりしたんだよ!