空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

君が話す思い出話の

君が話す思い出話の 君が僕のことだと思っているその人は僕じゃない でもその顔を見ていたらそんなこと なにもなかったみたいにしてさらりと 笑えないけど

その気もないくせに

普段見向きもしないのに 思いついたみたいに近寄ってきて 話かけてきたって 無理しちゃって 馬鹿にしてるなぁと ぼんやり どうせすぐ飽きて いつか離れていく まともに相手するのも 疲れるんだ

一緒に行こう

毎朝僕の顔を見るたびに 笑う前にちょっとだけ嫌な顔をするのを 僕は気づかないふりをして でも別に一緒に学校に行かなくてもいいよとは 言えなかったので ほんの少しだけ家を出る時間を早めた ひとりで歩くと学校はほんの少し遠い 君の横にいて一言の会話も…

待って

せっかく仲良くなれたのに もうどっか行っちゃうんだね 君はなにも返事もせずに あっという間にいなくなった

準備オーケイ

場所も決めた。 道具も用意した。 書き置きなんか残さない。 (あれはただの自己満足だ) あとはタイミングだけ

罰ゲーム

僕とつきあうのは罰ゲームのようなもの、なのだそうだ。 というのを偶然聞いて(しかも本人の口から) あれは全部嫌々だったんだ、と いろいろ納得してしまう。

no title

先週始まった映画に 一緒に行こう って 一緒に行きたいって あれだけお願いしたのに 結局君は先に行っちゃって 悪びれもせず 僕はひとり置いてきぼり食らっても 文句は言うのをやめた 嫌いだって 言ってたし 仕方ないんだ 一人は慣れている とは言ったけど …

君の話

君のどこがそんなに偉いのか。僕の知らないことを知っていてそれを殊更に自慢する理由がどこにあるのか。 自分の話ばかり。僕の話など聞いたためしがないじゃないか。