空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

2009-01-01から1年間の記事一覧

だめだ

手に任せて書いてもうまくいかないな

はんぶんこ

ヘッドフォンを耳に突っ込んで音量をあげて 人が沢山いても気にならないようにして どうせ誰も近寄りはしないのだし 少し音が漏れても平気だろうから 教室のすみで机に突っ伏したまま 音楽を頭に流し込む こうでもしないと いつかダメになりそうで 嘘 本当は…

ムダな抵抗

先生が転校生がくるから、といったときに クラスの中の何人かがこっそりこっちを見て顔をしかめたのを 僕は見逃さなかった というか そんなことするわけないだろ と思った 転校生にあれこれ世話を焼いて 何も知らないのをいいことに 自分の味方につけようだ…

添嶋文庫・1 幻灯機

#8P

さて、今回持ってった8P本をここでも配ることにします。もしよかったらどうぞ。 タイトルは「添嶋文庫・1 幻灯機」 内容は大昔書いた詩の中から3つほど。外のサイトでも見られるのだけれどね。 http://files.me.com/linus_peanuts/lv4fkz 多分、そのままフ…

文学フリマにいってきた

フィクションでないものにはタグを付ければよかったのだった。 12/6蒲田まで文学フリマを見に(というか参加しに)いってきた。もちろん前日に半ばやっつけで作った8P本を持って。 購入したのは以下のもの。 群象(A-17 講談社BOX非公認サークルパンドラBETA) …

文学フリマへ行こうと思う

このエントリは作り話ではなく。 明日、文学フリマを見に行こうと思う。もちろん面白そうななにかがあれば入手するつもりで。 参加ブースを見ていたら、BWN(g:bwn)というブースで折り本(g:bwn:keyword:8P)というのを持ようというのをやるらしく、勝手につく…

(無題)

電車から降りる寸前に君がずっと側にいたことに気がついて、 でも君は僕のことには気がついていなかったから 僕は目を合わせないように背中を向けて立っていた電車から降りるときに君になにか言わなきゃいけないような気がして 人にぶつかるのも気にせずにひ…

(無題)

ぬくもり、なんて言葉嫌いだけど 今はしかたないかなと思う ガキのくせに酒くさいキスをしてきて自分の身体でやればいいようなことをしてくる なんとなく不条理な重さに我慢しながら 今日だけだから、と言い聞かせる

まつり

なんとなく思い立ってひとりで祭の中へ出ていった 肩がふれあうどころではない ものすごい数のひとの中にうまくまぎれて 僕は境内へ進む 誰かにあったらどうしよう こんなところであからさまな嫌悪感をだされても ぐるぐると視線を動かす 誰(から)も見つから…

君が話す思い出話の

君が話す思い出話の 君が僕のことだと思っているその人は僕じゃない でもその顔を見ていたらそんなこと なにもなかったみたいにしてさらりと 笑えないけど

その気もないくせに

普段見向きもしないのに 思いついたみたいに近寄ってきて 話かけてきたって 無理しちゃって 馬鹿にしてるなぁと ぼんやり どうせすぐ飽きて いつか離れていく まともに相手するのも 疲れるんだ

一緒に行こう

毎朝僕の顔を見るたびに 笑う前にちょっとだけ嫌な顔をするのを 僕は気づかないふりをして でも別に一緒に学校に行かなくてもいいよとは 言えなかったので ほんの少しだけ家を出る時間を早めた ひとりで歩くと学校はほんの少し遠い 君の横にいて一言の会話も…

待って

せっかく仲良くなれたのに もうどっか行っちゃうんだね 君はなにも返事もせずに あっという間にいなくなった

準備オーケイ

場所も決めた。 道具も用意した。 書き置きなんか残さない。 (あれはただの自己満足だ) あとはタイミングだけ

罰ゲーム

僕とつきあうのは罰ゲームのようなもの、なのだそうだ。 というのを偶然聞いて(しかも本人の口から) あれは全部嫌々だったんだ、と いろいろ納得してしまう。

no title

先週始まった映画に 一緒に行こう って 一緒に行きたいって あれだけお願いしたのに 結局君は先に行っちゃって 悪びれもせず 僕はひとり置いてきぼり食らっても 文句は言うのをやめた 嫌いだって 言ってたし 仕方ないんだ 一人は慣れている とは言ったけど …

君の話

君のどこがそんなに偉いのか。僕の知らないことを知っていてそれを殊更に自慢する理由がどこにあるのか。 自分の話ばかり。僕の話など聞いたためしがないじゃないか。

捨てる

かさばるのは迷惑なので できるだけ小さくまとめて 半透明のビニル袋に押しこみ かたくしばって 決められた日に決められた時間に出すのです 誰かに拾ってもらおうと考えてはいけません 僕はいらなくなったのですから

給食

給食の時間、人気のあるメニューはたいてい口には入らなかった。デザートの類いとか。 いつだったか絵にかいたような子どもが大好きなメニューが出たことがあった。 あげパンと、ラーメンと、牛乳かんかなにか。 パンがたぶん二つと牛乳かんはあっさり持って…

わたしのこと、すき?

気がつくとずっとその人のことを見ていた。 最初にその人のことを気にしていたのは小学校の時、野球の試合でバッターボックスに立つ姿を見た時だ。ユニフォーム姿がとても格好良くて「ああ、この人のようになれたらいいのに」と思った。中学に入って同じクラ…

なかよくなりたかった

嫌われるのは、当然と言えば当然の話だった。話し方からしぐさから女みたいだったし、そのくせカッコつけて男ぶろうとしていたから、それを見させられるほうはきっと苛々するのだと思う。オカマ呼ばわりされて嫌われていた。 クラス替えがある度に誰か仲良く…

続・ネガティブ日記

友達がいないだの、自分ばかり出かけてずるいだの、はっきり言えば他人にはどうだっていいこと。自分から行動もしないで文句をいうようなヤツはろくなのがいない。

ネガティブ日記

昨日行きそびれた医者にかかるためにいつもどおりの時間に起きる。全く食欲がなかったのでコーヒーしか飲んでいない。家人と子どもが部活で出かけたので洗濯ものを干す。天気がいいので早く乾くだろう。 医者は早い時間についたつもりだったがもうかなりの人…