空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

文学フリマに参加した(2013秋)

第十七回文学フリマ、拙サークルブースへお立ち寄りの皆様、ほんとうにありがとうございました。まずはお礼を申し上げます。

何冊売れたとかそういうのは主義じゃないのでここには明記しませんが、いつもよりも多くの皆様の手に本をお渡しできたのではないかと思われます。小説を書いたほうと絵を描いたほうそれぞれ満足のいく結果だったようです。
来場者数は全体数は少なかったようですが、見たところ去年のTRCの文フリよりも人がいたような気がします。あと、家族でサークル参加がすこし増えてきたのではないかなと思います。気がつけば家族サークル状態になっている拙サークルも心強い気がします。

と、かたい話はここまでにしてですね。今回の雑感など。
あれだけブースの数が多いとチェックしきれないなぁって言うのが正直なところ。WEBカタログでチェックはしていましたけど、いかんせん情報が少なすぎるんですね。結局全通路を流しみして目に入ったものを見て買うかどうするか決める、みたいなことになってしまう。いくら予算があっても足らないって(笑)
でも予想もしてないとことで面白そうなのに当たったり、期待して行ったらそうでもなかったり(ごめんなさい)、そういうのがわかるだけでもいいのかなって思いました。

あと、大人数でいて和気あいあいとしているサークルさんがうらやましいと思ったこと。
それとは別に1人参加の人もたくさんいたこと。僕みたいに過去の自分に落とし前をつけようというつもりで出てきた人がいるとは思えないですけど、きっと少しずつなにかは広がって行くんじゃないかな。広がるといいな。

あとは自分的反省会。
こういうのはないですか、って言われてわりと馬鹿正直にそういうのを作ったのですが、そうすると比較的いい結果が出ると言うのを初めて実感したような気がします。今回で言えば写真の多いのないですかっていうの。竅った見方をすれば写真以外はあんまり需要がないような気がするんですけど(いわゆる表紙詐欺になっている可能性あり)、それは単に自分の文章の技術不足だということなのかなぁ、と。あと写真の腕は素人以下なので誰かにちゃんと教わりたいんだよなぁ。
今回は新作小説としてはほかのサークルさんに一つだけ寄稿しました(兎角毒苺團さま「トキシン」に収録の「ネイビー・ブルー」)。当日、実物を拝見して初めて最初に考えていた題材がほかのかたとまるかぶりだったということに気づく(笑)。やばいよやばいよ。結局うまくまとまらず、うまく書けず、で書き直しの末に今の形になったんですけど、それでよかったみたいです。もうちょっと凄惨なほうがよかったのかなーとは今になって思いますが。でもそれだったら読めないものになってたんじゃないかなぁ。書いててつまらなかったし。

さて、次回は最初で最後の文集(合同誌)を作ります。カセットテープのWalkmanを使っていた世代ならわかると思いますが、文芸版「俺ベスト」を作ろうと思います。添嶋が好きな文章を書く方に原稿をおねがいして、一冊作ります。今から楽しみです。
で、それがおわったら本の製作を含めてしばらく間が空く予定です。

 

最後になりましたが、事務局の皆様、お疲れさまでした。いつもありがとうございます。末長くこのイベントが続きますように。

事務局通信はこちらからどぞ。:

http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20131104