空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

(無題)

「絶対内緒だぜ」と連れてかれた取り壊し予定のアパートの階段に散乱するエロ本を見ながらだんだんギラギラした目つきになる君を見て、ああ、この人も普通の人だったんだ、とため息をつく自分に何とも言えない気分になる。もう少し自分もこんなふうだったらいいのに、と。