空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

タイトルの話

こんにちは。添嶋です。

今日は小説とか詩とか本のタイトルの話。ほぼ雑談です。みなさんどうやって決めてます?

この前Twitterで聞いたら、思いつきの方、テーマ込みでタイトルから先の方がいらっしゃっててですね。まあ、そのほうが書きたいものから外れなくていいよなあって思ってるところもあります。あと、仮タイトルつけたらそのまんまそれが正式タイトルになったとか。これは自分的にはあるあるです。

自分の場合は、書くだけ書いてから最後にタイトルをつけることが多いです。わりと「こういう話書こう」って決めてそこから外れないように外れないようにしていけば終わるので「こういう話」にいちばん近い単語を探します。日本語が思いつけばそのほうがいいけれど、英単語だったりするとだいたい仮タイトル扱いですね。でも結局思いつかないのでそのままになったりする。

往年のビーイング系みたいに長ったらしいタイトルも嫌いじゃないんですけど、あれだとキャッチーじゃないとダメなんだろうなあと思って。あと、なにかを放棄してる感はありますよね……まあ、いずれにしてもあれだけの長さのタイトルだと、決めて満足して中身が伴わないような気がするので、あんまりやりませんが。

なんか例を挙げましょうか。

最近のだと「願い桜」(のべらっくすさんに参加したやつ)は書き上がってから悩んで悩んで決めたパターン。桜って入れたくて、でも単語ぽくしたかったので。実在しそうな感じにしたかった。でもまだしっくり来ていないので、どこかに収録するときはタイトル変えるかも。

「ライカ・ケイム・バック」(これものべらっくすさんに参加したやつ)はなんとなくこれかなーと頭に置きつつ書いて、これ以外思いつかなかったのと、わりと象徴的なタイトルかなーと思ったから。

「インスタントリプレイ」は思い出を振り返る的な形式なので、これに。よくやりがちなんですけど、音楽アルバムとか曲のタイトルを借りることがあります。これはピチカートファイヴですね。中に収録したもののタイトルはその話らしいことを意味する英単語で。

スピッツの曲のタイトルの脈絡のなさが好きで、ああいうの一回やってみたいと思うんですけど、たぶん絶対にできない気がする。無意識ににじみ出るセンスの良さとか自分にはないだろうな。

input selectorは入力選択ってアンプにあるじゃないすか、あれをイメージしたのです。好きなものを選ぶみたいに選んでもらって、コンピレーション盤の曲みたいに好きなのだけ聞いたりしてもいいように。ナンバリングは今は考えてなくて、(便宜上何号、っていいますけど)表紙絵で区別してもらえばいいか、と。そもそも続ける前提で作ってなかったりする。

全然本編関係ないですけど、自分で作る本のタイトルって、全部日本語→英語→日本語→英語みたいになってるんですな。

  • ささやかだけど、たいせつなこと
  • into the blue
  • 眠れない夜のために
  • 10 years after
  • 君が思うよりもずっと
  • input selector
  • 小学生のための(以下略)/「雨」(同時期に作った)
  • input selector/インスタントリプレイ(これも同時期)

ほらね。ちなみにコピー本は含みません。この調子で行くと次は日本語タイトルですかね。まだなにも決めてないし、いつにするかもわかりませんが。

ま、そんなところで与太話もおしまい。それじゃまた。