空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

(無題)

卒業式の日、今まで殺伐としていた教室の中が初めて和やかな雰囲気になっていて僕はほっとした。だけど、それが「もう二度とボクに会わずにすむから」という理由だと聞いてあの子が一人ずっと泣いている理由がわかった気がした。あの子だけ僕と同じ学校に通うんだよな。春からも。