つけもの、肉、と来て、今度は鍋です。冬だもの。気がつけば食べ物シリーズ第3弾。わりとまだまだ書けるのではないかとは思っているのだけど。野菜とかおやつとか。
短文集「よせなべ」
A6(文庫サイズ) 本文28ページ 300円。
添嶋譲・言葉の工房/空想少年はテキストデータの夢を見るか? 発行
今回は最初にも書きましたが「なべ」です。よせなべって本のタイトルにしましたが、よせなべは出てきません。鍋の種類にならなかったのは、それほどのバリエーションを食べたことがないからです。おでんとかすき焼きはなべに入るのか問題とかね。
内容は以下のとおりです。
- 鍋やるっていうから用意してたのに(連絡なしで)ドタキャン食らった話
- 修学旅行のご飯に出てきた小さな鍋の中身を横取りする話
- 後輩からのリクエストで鍋と宴会の用意をする話
- 外食で一人鍋の話
- お母さんと喧嘩する話
こんな感じです。あらすじは、って思われるかもしれませんが、だいたいこんな話です。特にどうということもないのですが、そういう芸風です。実際に体験した話ではないのですが、もしかして自分の身に起きたことがあるかも、と思ってもらえたら嬉しいです。「経験したかもしれない、未経験の思い出」がコンセプトです。
で、めずらしく完全書きおろしです。
こちらで取り扱いますので、よろしくお願いいたします。その後は文学フリマ京都ですかね。
当日、会場でお会いしましょう。