家人からの誘いでボヘミアン・ラプソディを見てきた。先週の土曜日。
感想はいろんな人が書いているから、特に書くことはないのだけれど、Queenの曲とQueenを題材にしたミュージカル映画と思うとわりと腑に落ちたので、自分はそれで満足。
そのつもりで書いたわけじゃないだろうに、話の流れに歌詞の文脈が沿うように作ってあったし、We will rock youがライブ・エイドのパートにないっていう声もあったけど、あの歌詞はラストの流れにはふさわしくなかったから外して正解って気もするし。
ストーリーそのものはわりとわかりやすい展開だし、一緒に行った子供が家に帰ってきてからQueenのことについて調べて、YouTubeなんかで動画探してみてたし、まあ、マニア層には物足りないのだろうけれど、そんなことしてたら多分男はつらいよ40何作みたいな話になりかねないので、これでよかったんだと思うよ。(OASISのドキュメント映画だってなんかそんなわかりやすい流れで編集してあったしねえ)
Fox Fanfare ! Queen-Style ! With custom visuals. Do you know how hard it was keeping this recording a secret for about 9 months ?!!! Ha ha ! Bri https://t.co/90N9gGI8Gp
— Dr. Brian May (@DrBrianMay) November 15, 2018
Brian May本人も「(20世紀フォックスのファンファーレを)レコーディングしたのを9ヶ月も内緒にしとくの大変なんだぜ!」 みたいにいっているので、本人たちが喜んでいるならそれでいいんじゃないですかね。
(なんか本人登場みたいでそっくりでびっくりしたけど。フレディは役者さんのお顔が気持ちちっちゃくてそれが残念といえば残念だったけどそこまで似せてもねえ)
上映後、わりと満足して立ち上がって、なんか鼻をすする音が聞こえたのでそっちのほうをそっと見たら、たぶんリアルタイムで聞いていたと思しきおじさんが数人目を真っ赤にして泣いていたので、ああ、本当に好きだったんだな、なんて思いました。
(ここから余談)
全然関係ないけど、ハッチポッチステーションでQueenのボヘミアン・ラプソディみたいな童謡のやつを見て、再現性の高さに腹抱えて笑ったのはたぶん自分だけじゃないでしょうな。
そういえば、小学生が運動会でWe will rock youを応援歌に使っているとQueenのメンバーが知ったらどういう反応するんだろうなあ、というのを最後に書いてこの話はおしまいにしようと思います。