空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

イベントの名前は「静岡文学マルシェ」

こんにちは。添嶋です。

 
12/13に第二回ミーティングを行いました。
イベント名は「静岡文学マルシェ」。
この日は全体的なスケジューリングとか、コンセプトとか、そんなことが議題でした。
ともすれば迷走しがちな自分ですが、他のかたと話すといろいろ見えてない部分が見えてきたり、考えなくてはいけなかったり、ぱっといいことが思い浮かんだりするものですね。
 
  • 静岡で創作文芸の発表の場をつくる。
  • 静岡で作家さん同士のつながりをつくる。
  • 文学の楽しみをみんなで共有する。

 

 
というのがコンセプト。
やってみたいけどいろいろわかんないとか、遠征大変だよなーとか、静岡でなら参加できるかもとか、静岡でなんかやってんじゃん、行ってみるかとかいろんなことを拾い上げていけたらいいな、と勝手に思ってます。
 
続きは来年。チラシ作ったり、いろいろ準備を進めねば。
 
ではおさらい。
2016年6月19日 静岡市葵区七間町 スノドカフェ七間町にて 静岡文学マルシェ開催します。場所はここ。
twitterアカウントは@shizubun_marche

twitter.com

サイトも鋭意製作中です。しばしお待ちを。

「雨」Kindle版出ました

こんにちは。添嶋です。

ここのところ、告知記事ばっかりであれなんですけど(そういう使い方をそもそもしようと思っていた……わけではないつもりなんだけども)、今回も告知です。

タイトルのとおり、以前無料版、増補版と紙の本で出した掌編小説集「雨」のKindle版がリリースされました。

金額は250円です。で、書影はこれ ↓ 

掌編小説集「雨」

掌編小説集「雨」

 

 わー。ぱちぱちぱちぱち。

ほとんど紙版と同じです。紙版のほうではあまり内容紹介らしい内容紹介してないので、今回はない頭ひねって書きました(というか冒頭の文プラスアルファ)。

目次と内容紹介

  • 「雨」……雨の日は足どりが重い。歩くたびに足元からたぷんたぷんと音がする。雨の日は僕を使って降水量の観測をする。
  • 「傘」……雨が降ると僕たちの学校の玄関で待っている子がいた。誰も名前を知らない。傘をわすれた人に、貸してくれる不思議なあの子の話。
  • 「部屋」……雨の音を聞きながら布団にもぐるのが好きだ。好きな人とくっついてごろごろするのが好きだ、という話。
  • 「水」……僕の家は古くて、今にも崩れそうな感じで建っている。家を見た近所の人からは、お化け屋敷のようだと言われていて誰も近寄ろうとはしない。雨もりが酷く、家の中なのに、まるで雨が降っているようだ。
  • 「喧嘩」……姉ちゃんは朝から機嫌が悪い。原因はだいたい予想がついている。「どっか行けよ、うぜえな」姉弟喧嘩に嫌気が差して、雨の中、家出をする。
  • 「猫」……雨が降った日に限って鍵を持って出るのを忘れる。雨の中、野良猫と一緒に両親の帰りを待つ僕。
  • 「神様」……昔々あるところに小さな村がありました。その年、村には雨がほとんど降らず、日々の生活にも困る有り様でした。雨乞いの生贄として捧げられた少年が絞る知恵とは。
  • 「川」……この前の大雨の日、増水した川に一人の男の子が流されたニュースをあなたも知っているでしょう。おぼれることなく男の子を助けたのは、川に棲むあの生き物。
  • 「嵐」……ぽつぽつと降ってきた雨は、何分もしないうちに本降りになった。せっかく出かけた野外コンサートなのに、中断とか。本当にすぐにやむんだろうか。
  • 「深夜」……これは罰ゲームで、今やっていることはただの友達ごっこだ。だから、これでもうゲームはおしまい。行ったり行かなかったりの学校、幼なじみからのメッセージ、電話。声が聞きたくなったという言葉に安心する。

Kindleは専用のリーダーのほか、スマホで読むためのアプリがあれば読むことができます。あとはPC/Mac版のアプリケーションもあります。

Kindleをお持ちの方なら、無料で読むことができます。立ち読みというか、借りてきて読むみたいな感じですかね。

年内か、年明けすぐ位に「インスタント・リプレイ」もリリースする予定です。Googleマップへリンク張っちゃって問題なければ、そんなには間が開かない予定。移行、順次旧作もリリースしていけたらいいなあと思います。

そんじゃあ、電子書籍版もなにとぞよろしくお願いいたします。ちなみに紙版はこちらから。

kuusousyounen.stores.jp

 

イベント始めます。

こんばんは。添嶋です。

今年の2月くらいにこんな記事を書きました。

literary-ace.hatenablog.jp

 イベントやりたいって言うやつです。もうすっかり忘却の彼方かもしれませんね。個人的にはずっとやりたいやりたい言ってて、誰彼ともなく「イベントやりたいんで、その時はよろしく」とかいってたのですが、ふとしたことから、徒川ニナさんという静岡在住のアマチュア物書きさんとお話する機会があって、そこからあれよあれよと開催に向けて話が始まったのです。

で。先日、ミーティングをしてきました。

結論から言うと、やることになりました。

2016年6月19日 日曜日。静岡市の七間町というところにある、スノドカフェさんを会場に、小さな小さなイベントをやります。時間は10時から18時まで。18日に前夜祭的なものができればいいかなーと思っています。これはまだ調整中です。

入場は無料です。でも、カフェなので、お茶とかマフィンとか(おいしいんだこれが)を楽しんでいただければと思います。

場所はここね。

直接参加8スペース、委託もいくつか、って感じです。自分が文学だと思っているものなら、ジャンルは問いません。

文学フリマとかコミティアコミケのブースの半分から1/3くらいのテーブルが1区画になるので、そんなにたくさんは置けないと思います。でも、ゆっくりその場で本を読んでもらって、たくさん話をしてもらえたらなと思います。

展示もいくつかできるかな。

今のところ決まっているのはこれくらい。本当に話が始まったところです。

話した中で、もし、静岡に創作文芸の愛好家のかたが一定数いて、需要があれば、どこかに会場を借りてイベントができたらいいね、というのがありました。今回はとにかく一度やってみようということです。

募集その他は追って発表しますが、こういうのやるんだ、へー、って思って、おぼえておいてください。よろしくお願いしますね。

「night flight」通販始めました

こんばんは。添嶋です。なんだか急に冬になってしまった感じですね。

 

さて、デザインフェスタで発行した新刊「night flight」ですが、こちらでも取り扱いを開始します。

カズキヒロさんとのコラボレーションはこれで二つ目になりますね。あともう一つは作ろうという話が出ているので、続刊も楽しみにしていただければと思います。

kuusousyounen.stores.jp

ワールドエンド・ブックストアにて通販を行っています。

今回から、送料無料に変更しました。スマートレターでの発送が多くなってきたので、わりと送料管理がしやすくなったからです(ま、個人的な理由ですね)。

それで、大変申し訳ないのですが、一部商品に関して価格を改定いたしました。

kuusousyounen.stores.jp

こちらの本ですが、諸事情によりちょっとだけ値段を上げました。申し訳ありません。送料無料になっていますので、実際の負担増はちょっとだけになるかと思われますので、何卒ご了承ください。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

文学フリマ、極私的サークルガイド

こんばんは。添嶋です。

11/23は文学フリマ東京です。僕は参加はしないのですが、いくつかサークルさんをご紹介しますね。僕の代わりにぜひ回ってみてください。どのブースも立ち読みだけでも歓迎してくれると思いますので、気負わずに行ってみるといいですよ。

各サークルさんに直接おすすめを聞いてみるのもいいですね。

どうせ買うなら、新刊→おすすめ→シリーズの1冊目とかがいいかもしれません。

あと、添嶋さんがいいって言ってたので、というとたぶん「あ、ああ、あの人ね」っていう反応が返ってくる……かもしれません。面識がないのに勧めているところもあるので、そこはご容赦を。それでは紹介いってみよう!

 

続きを読む

コラボな新刊出ます

みなさんこんばんは、添嶋です。文学フリマが近づいてますけど、進捗いかがですか?(自分が出ないからってオニな発言)

 

さて、文フリには参加しないというわりには本を1冊作っておりました。いちおう、出すめどが立ったのでお知らせです。

今回も写真家のカズキヒロさんとコラボレーションということで「写真×言葉」の本です。Twitterでは「カズキヒロさんの写真に勝手に言葉をつけるシリーズ」をあいかわらずぼつぼつ続けているのですが、1冊にまとめて、書き下ろしのぶんも入れて、作りました。

フォトモンタージュという、多重露出の写真が多いです。ひらめいた文章はちょっとSFぽい……というか、不思議な感じなのが多くなってしまいました。文章側としては全体的にSFぽいなにかを思わせる写真が多くて書いていて楽しかったのでした。

 

なので、タイトルは「night flight」です。夜間飛行。

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表紙はこんな感じね。判型は前回のコラボ本と同じくB6変形版(正方形)です。本文48ページ。

初売りは11/21〜22のデザインフェスタだと思います。カズキヒロさんのブースで手に取っていただけるかと思いますので、よろしくお願いいたしますね。

 

【メモ】CubePDFで書き出すときに

こんにちは。添嶋です。今回はメモ。

先日なんかの時にWordのファイルを画像に書き出すみたいな話を見かけて、CubePDF使えば楽だよという話をしたんですね。
そしたら、その話の流れから縦書きの文書をPDFで書き出すときはいまいちという話を聞いたので、どうにかならんのかちょっと調べました。
結果。そのまま使うとカッコの開くほう(「とか(とかですね)が次の文字と重なるんですな。それなんかダメじゃん。

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サイトを調べてみると、プリンタの設定でなんとかなりそう。
以下、具体的な手順
 
スタートメニュー
→デバイスとプリンタ
→CubePDF(右クリックで「プリンターのプロパティー」を選択)
→基本設定タブ
→標準の設定…
→レイアウトタブの右下にある詳細設定…
→ドキュメントのオプション
→PostScriptオプション
TrueTypeフォントダウンロードオプションを「自動」から「アウトライン」に変更
→OKで閉じる
 

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って感じで設定します(長いな)
これで印刷すると、きれいに出ました!

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ちなみにこれ、最初からJPEG画像で書き出すと括弧が次の文字と重なったりしないんだよね。不思議。ビットマップで書き出すからか?
 
Adobe Readerでも印刷するときに文字化けするときは、画像として印刷する(印刷ダイアログ→詳細設定→「画像として印刷」にチェックを入れる)と問題ない、みたいなことがあるので、フォント周りの処理がいろいろややこしいのかもしれませんね。
 
というわけでこれならいけるかなーって思うので試してみてくださいな。