文学フリマ京都に行ってきました。
本当は前乗りして観光、と行きたいところなのでしょうが、諸々の事情で日帰りにしたので(主に資金面で)、かなりの密度で過ごした1日でした。
朝、8時に京都駅に降りたち、そのまま平安神宮へ。バスの中は8割くらい?もっと?中国人観光客。手にはスマホ、Pokémon GO。大半は清水寺で降りていきました。
平安神宮は、まだちょっと早い時間だったからか、人は少なめ。
参拝して、庭園を散策。そういや3歳くらいのときにここ来たわ、と思いました。たしかその時は東南アジア系の人に可愛いだのなんだの言われ、ずっとついてこられたから連れ去られたらどうしようなどというあらぬ心配をした、と親から聞いていたのでした。
で、文学フリマ京都。
ちょっと早めに入場でき、設置。在庫のあるやつ全部持ってったんですが、追加の棚使ってもギッチギチですね。委託4点もあったのでそりゃそうだろう、とも思うのですが。工夫したら20点かもうちょっとくらいは置けるのでしょうが、そんなに用意したってそうそう売れるもんでもないですしねえ。
設置が終わったらそのまま個人的メインイベント、和装体験ですよ。
なんでこんな所在なさげな撮り方かって、こういうときのポーズってわからなくないですか?
なので、後ろ姿は「正式なポーズ(Perfume的に)」です。自然と姿勢が良くなっていいですね。ちなみに肩から背負ってるのは自前のポシェットです。貴重品諸々をいれて持ち歩くのに使いました。っていうかこんなデザインのもの持ってるなんて、前日まで忘れてたよ。
帯はアメリカのデッドストックの布で作ってあるそうで、超かわいい。
子どもが遊んでるんですよ。着物も含めて、その場で選ばせていただいて。着物そのものはわりとシンプルなのを推されましたね。自分もそういうのが似合うと思いました。帯は、ベルトっぽいものも兵児帯もあったんですけど、そこは初めてなので角帯を。デザインは「はっちゃけたやつ」を選んだのですけど、むしろかわいいおっさんアピールになってよかったかも。
やっぱ着物いいよなあ。でもちょっと歩きづらかったから、次は書生さんスタイル(=袴着用)がしたい……(あと、汚すと困るからカレーもトマト煮込みも食べられなかった(そんな余裕なかったというのもあるけど)ので、次回はなんとか食べたい)
で、本題のイベント。
人出はかなり波があって、人のいる時間といない時間がはっきり分かれてる感じでした。飲食コーナーは人が多かったみたい(自分は近寄らなかったので、聞いた話ですけど)。お隣さんのブースは途切れない感じで人がいて、自分のところはまあいつも通りですね。お隣さんがそうだったのですが、グッズとか豆本みたいな目を引くものがあるっていいなと思いました。逆隣りは欠席。ちょっと残念。
データ的には13時台が一番ブースに来てもらえて、残部僅少なやつがいくつか完売になりました。売れると思ってなかったものが出たので、やっぱ一通り持ってくもんですね。
個人誌はとにかく「男子がぐずぐずしてるのがアピールポイント」とか言ってたら売れたので、たまには身もふたもない宣伝も必要(本当か)。あと、漫然と作ったものよりも、ある程度コンセプトというか、紹介のしやすさを考慮して本を作ることも大事なのかもしれません。ジャンルは未だに説明できないんですが。
全体的には思ったよりはお渡しできたかなあ。ありがとうございます。
通販はまた追ってお知らせしますね。
購入したのはかろうじて事前チェックできたものがほとんどで、二冊だけ目に止まったものを買いました。そういえば大学短歌サークル多くないですか? 単に目についただけ? あとから買い逃しをかなり見つけたんですけど、まあそれは縁がなかったということで。がっつり買うなら一般参加のほうがいいよなあ。
終了後はフォーエバー現代美術館へ。
行けるかどうか微妙だったんですが、間に合った(大人かつ方向音痴なのでタクった)。よかった。草間彌生の展覧会やってまして、はいどーん。
かぼちゃ。
会場の中は「ぶどう」と「たんぽぽ」と「ゆり」がよかったです。今の作風になる前のやつ、というか。僕より先に行った家人とも話ししてたんですが、この展覧会の図録があればよかったなあと思いました。
あと、お庭がとても良くて、日没後は出られないそうで、滑り込みで見ることができました。
同行した友人は隣のWINSにはよく来るらしく場所はすぐにわかりました。でもここは知らなかったと。まあ、君は鉄火場が似合うからな。
という1日でありました。打ち上げもしたけど、それは割愛。ほぼ夜中に帰宅して、文学フリマ京都参加は終了です。