空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

感想

「なめたらわかる」を読んだ

これは文学フリマの終わりがけに、ほぼ中身を読まずに買ったもの。伊藤佑弥さんの著。 前回、サークル名だけでなんか引っかかってて、買おう買おうと思ってたのに気がついたときには一人だったものだから買えず、今回に持ち越しみたいな感じで。 ぱらぱらと…

「月刊(?)Twitter小説3」「同4」を読んだ。

おりひかさんのブースで買ったもの。本というよりは限りなく雑誌に近い感じ。 いろんな人がアンケートに答えていたり、自分のついのべに対するスタンスなんかが書かれていて、新参者の自分にはとても面白く読めた。彼らの言葉を借りたら、タグはついててもつ…

「文学フリマお試しセット」を読んだ。

自分も参加してて、文学フリマ当日に売られていたもの。 一人A4一ページ分好きなように使ってよくて、だから本当にいろんな使われ方をしていて面白かった。 文字だけの人、イラストだけの人、折中の人、文字の大きい、小さい、空白多め、少なめ、本当にいろ…

「恋と童貞 第二号」を読んだ。

「DTじゃないけど一冊くださーい」つって買ったのは自分ですよ。 乙女心よりも純情なドウテイ心をむやみに追求する雑誌、だそうです。でもなんか連呼すんのはちょっと、なので*1、以下DTで*2。 どこまでがネタで、どこからがマジなのかわからないですけど、D…

「わたし、ドッペルゲンガー」を読んだ。

城島はむさんの本。bnkrでも書いていらっしゃってます。んで、先日、第二回京都アニメーション大賞の小説部門で奨励賞を受賞なさっています。今作は三年前の文学フリマで出したものの再版。 最初に文フリにいった時に(たぶん)、見本紙コーナーで見つけて、ダ…

「Summer Camp vol.2」を読んだ。

前回に引き続き感想……て書いてるのを読み返すとこれ、全然感想じゃない。すみません、しばらくおつきあいを。 Summer Campさんとこのアンソロジー第二集。今回は部活篇。 僕はこの御三方の書く文章が好きで、今回は特に読むと胸がきゅう、と、なった。 自分…

「タライdeごはん カレーとナンの回」を読んだ

文学フリマで唯一会話できる距離にブースのあった*1、CafeNudeさんのところの本。文学フリマ会場で家人と子ども店長(仮名)がブースにお邪魔しまして、子ども店長に至っては実物を手にとってうへらうへら笑いながら試し読みをしていたようで。粗相がなかった…

bnkr vol.3を読んだ

だいぶ時間が空いたけれどもがんばって読んでいる。でも無理はしない。 前回も気にはしていたのだが、結局帰ってから買いそびれたことを少し後悔していたのだった。今回は買う気満々で。 vol.1と2は電書で買ったので、それもぼちぼち読みつつ、3を読み進める…

『流星ラジヲ』感想を見せてもらった(こっそり)

先に子ども二号が読んでたのでまだ自分は読み切っていない(というかあまり得意なジャンルではないので読めないかもしれない)のだが、どうやら二号が読了したようなので感想を見せてもらった。すまん、こっそりと。以下概略。 文芸同人誌を初めて読んだ ラノ…

『ウォンテッド!/飛沫』(なかば)を読んだ

昨日感想を書いた『あかとみどり』といっしょに買ったもの。二つ話が入っていて、一つ目はわかりやすくゲイの話。二つ目は博多祇園山笠での話。 二丁目とかゲイバーはさすがに縁がないので小説とか映画とかじゃないとわからないのだけれど、やっぱりちょっと…

『あかとみどり』(晋太郎)を読んだ

『泥濘に住む男』というサークルのブースにあった小説本を2冊ほど目を通してささっと買ったもの。のうちの一冊。さらっと読んじゃった。 セミBLとか当日見たPOPにあったような気がするけれど全然そんなことはなくて(褒めている)、中学生の頃にありがちな悩み…

『はじめまして/ポエマーの意地』を読んだ

某SNSで結成された、とある。mixiかと思ったのだけどだったらmixiって書くよな、とも思ったので実際のところはよくわからない。 4人のペンネームが書かれていて、一人当たり3作品。不思議とトーンは統一されているので一気に読んでも何にも違和感はない。閉…

『ビルの純愛』を読んだ

ブースにいらしたのは、自分の父親よりも年上のおじさん。思い切って声をかけた。前回もいらっしゃいましたよね、というと「ずっと参加してる」という言葉が。5円で割に合わないでしょう、というと「趣味だからね。財力が続く限りやるよ」と。かっこいい。 …