空想少年通信

「空想少年はテキストデータの夢を見るか?」の人のつれづれブログ。

新刊のお知らせ

文フリ京都に間に合いそうなので、宣伝も兼ねてお知らせ。

 

「つけもの」に続く、ひたすら食べている短文集「アメノヒキニク」出ます。

タイトルの由来は、TwitterRADWIMPSの「アメノヒニキク」を思いきり空目したところからです。なんでそんなことになったんだっけか。疲れていたのか。

 

 

これか。このツリーがそもそもでした。で、アメノヒキニクで検索すると、かなりの人が空目してます。RAD悪くない。つーかまた二年越しの作品になっとるじゃないか。

 

前回はどれもこれも漬物を食っている話だったので、今回は肉です。自分でもなにを言っているかよくわかりませんが。全6話。ほとんどはカクヨムかnoteで読むことができますが、本に収録するにあたって、細かいところの修正を行っています。

収録作は以下のとおり。

  1. 台風コロッケ
    (台風で交通機関が止まってしまって帰れないサラリーマンの話)
  2. 愚鈍な牛丼
    (大学生が日々流されそうになっている自分に悩んでる話)
  3. 晴れときどき豚カツ
    (気がついたら全部持って彼女が出て行った話)
  4. ローストクリスマス
    (子どものころは肉屋の店先でチキンを焼いているのをみるのが好きでした)
  5. 空飛ぶ唐揚げ
    (リクエストがあったので唐揚げを作った話)
  6. アメノヒキニク
    (肉を炒める音は雨の降る音に似ている)

最後のだけ未公開作品。このタイトルのおかげですげー難産でした。ええ。ちなみにあんまりあらすじにもなってないです。でもだいたいそんな話です。

食べ物小話、わりと面白く作っているので、次は野菜です(本当かよ)。いやまだ決めてませんけど。

文庫サイズ、36ページ、300円の予定。よかったら、文フリ京都の会場で。

 

試し読み、というか、推敲前の文書はこちらから。

 

kakuyomu.jp

 

写真と帰省と21世紀美術館

新年おめでとうございます。皆様のこの一年のご多幸をお祈りいたします。

 

さて。年末年始は帰省していました。

途中、山梨県北杜市にある和菓子屋さん、金精軒さんの二階のギャラリーにて開催中の「三人の八ケ岳南麓写真家『集・結・展』」というのを見てきました。そこ、途中とは、とか言わない。

www.instagram.com

kinseiken.co.jp

古くからの知人がいつの間にかプロの写真家になっていまして、で、その方の展覧会なので、せっかくなのでいってきました。

星とか動物の写真がメインでこらまた素敵なんですわ。撮る人のフィルターを通すとこんなに素敵な写真になるのね、というか。

ほかのお二方は初めて拝見したのですが、動物写真とか風景とか、何気ないんだけどいつまでも見ていられるような写真ばかりで、よかったです。(実際けっこうな時間見てた)

一階は和菓子屋さんなので、信玄餅とかお餅とかいろいろ買い込んで来ました(うまかった)。

1月30日までなので、お近くを通ることがございましたらぜひ。見るときは店員さんにひとこと声をかけるといいかもね。

 

 

で、明けて1月2日。金沢21世紀美術館

西村有展と、DeathLab:死を民主化せよというのを見てきました。なにやってるか調べもせずに行って見てきたのがこの二つ。

西村有 paragraph

https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1765

西村有展は油彩なのに透明な感じがとても良くて、車窓に映るものも込みで書かれた絵とか、柔らかな表情の肖像画とか。順番に見ていくと物語のようでした。それこそ「paragraph」なわけですな。

もうひとつ、

DeathLab:死を民主化せよ

https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1763

こっちは弔いかたをふくめた、死と共生するための都市デザイン、てことでいいのかな……。公園に見えるんだけど、墓地になっている、みたいな。

見ているものはそれはそれとして、自分の死後とかいろいろ考えてみたり。

 

という感じで時間的にもあんまりゆっくりはできなかったですけど、いろいろ見てきた感じです。今年もいろいろ見に行けるといいなあ。

 

 

調子に乗ってカメラを引っぱり出していろいろ撮ったりしてみたのですけど、なんかそれでいいのかよくわかんないですね。前はわりと何も考えずにばしゃばしゃ撮ってたりしてたんですけど*1、今は考えたら考えただけわかんなくなってるし、思ったとおりにならないし*2むずかしいですな……一度誰かにちゃんと教わりたい……。

ここんところ、なにかというと誰かの写真に頼ってたので、またいろいろ数をこなして一冊写真と言葉の本を作りたい……とは思っています。思ってるだけになりそうだけど。

書くほうもなんとかしたいですねえ……いくら書けた書けたわーい、っていうレベルでもかかないと話になんないんで。

 

そんなこんなで、今年もよろしくお願いいたします。

*1:よくそんなので自分の作った本に載せたな

*2:これは現像とかそっちのほうも覚えないといけないんだけど

文学フリマ東京に参加してきた

一年ぶりのサークル参加。静マルのスタッフとともに。

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交代でブースにいて、あちこち見て回ったりとか買ったりとか。いつもよりも全然買ってなくて(お財布事情によるんだけど)、一方売るほうは新作がないわりにはがんばったんじゃないかな。

開始から終了までわりと視界には人が多くあって、昔出たときは一階は人が少ない気がするとか、二階のほうが少ないとか言っていたこともあったように覚えているのだけど、今回はそういうことはなかった。人が多いと最後までブース広げていようって思うだろうし。

で、何度か「ここは大学サークルですか?」と聞かれた。そのたびに同行メンバーが「静岡でやっている、同人誌の即売会なんですけど(といってチラシを見せる)」と説明してくれたのだけれど。

最初意味がわからなかったのだけれど、よく考えてみたら、自分が引率の先生に見えたらしい、ということだった。もうそういう歳のおじさんに見えるようになったってことだよなあ。学生っぽい見た目の人(とリアル学生)に混ざって、おじさんが座ってるんだもんな、そう見えてあたりまえだよ。それかおじさんスタイルも板についてきたってことか。

買ったのはこれくらい。

感傷マゾは直前にフォロワーさんから情報が回ってきて、読みたかったので。この本筋とは違うけれど亜種的には自分の書いているのは感傷マゾなんだろう、という気がしなくもない。まだちゃんと読んでないので、読んだ後になんか書けるといいんだけど。

生活と革靴は前回ブース前を通り過ぎて、帰宅後にやっぱ買っとけばよかったなあって思ったので、買えてよかったやつ。革靴を愛おしそうに磨くその姿は神々しささえありました。

Yahoo!に出てた記事のあれ(中身真っ白の本作って参加した人の話)。自分はなんだかよくわからなくて立ち寄らなかった(ちょっと後悔したけど)。
試みとしては面白いと思ったけど創作としては二度は同じことできないと思うし、それが文学かどうかって言うとたぶん誰もそうは思わないかもしれない。あと、ちょっとイベントについて誤解してる部分もないわけじゃなさそうなんだけど、とは言え、最終的にはある程度のコミュニケーションは必要よね、みたいなところに落ち着くんだろうなあって思った。

文章をちゃんと読み込めるかどうかって言われるとあんまり自信がなくて、読むのが2周目に入れるかどうかってところにかかってるんだけど、でも読んでみたくて買ってるんだからちゃんと読みたい(ここのところ、長文読めない病にかかっているので時間がかかってしかたない)。

 ◆

キヤノンのプリンタで同人誌を作ろうっていうブースが出てたんだけど、あれ、静マルでも似たようなことできないかって考えてしまう。たいてい考察が甘くて実現に至らないので、いうだけで終わってしまう公算が大なんだけど。キヤノンの人には静マルのチラシを渡してきた。

文フリの各地の次回開催案内とか、今回はわりと目の前で聞いてたのだけれど、あの中にしれっと立ってたらどうなったかななんて(お前違うだろ、ってギャグで返してくれただろうか的な)ことを考えていた。よそのイベントの主催さんとかもいるはずなんで、さすがに本当にやったらただの馬鹿なんだけど、望月代表に「そのときはしれっと紹介します」とかツイッターでリプライをいただいたりもして、本当にすみません。

なんか迷惑な参加者だな自分。

思うところはいろいろあるのだ。あまり声に出さないようにしたほうがいいのだろうとか、このまま続けていいのかとか、もしかして歓迎はされてねえなとか、わりとネガティブなことばかりだけども。

それとは逆に、できることだけやればいいか、みたいなことを考えたりもする。少しずつだけど、書こうっていう気持ちも出てきたし。とりあえず次は文フリ京都。着物どうしようかな。また着せてもらおうかな。

ボヘミアン・ラプソディ見てきた

家人からの誘いでボヘミアン・ラプソディを見てきた。先週の土曜日。

感想はいろんな人が書いているから、特に書くことはないのだけれど、Queenの曲とQueenを題材にしたミュージカル映画と思うとわりと腑に落ちたので、自分はそれで満足。

 

そのつもりで書いたわけじゃないだろうに、話の流れに歌詞の文脈が沿うように作ってあったし、We will rock youライブ・エイドのパートにないっていう声もあったけど、あの歌詞はラストの流れにはふさわしくなかったから外して正解って気もするし。

ストーリーそのものはわりとわかりやすい展開だし、一緒に行った子供が家に帰ってきてからQueenのことについて調べて、YouTubeなんかで動画探してみてたし、まあ、マニア層には物足りないのだろうけれど、そんなことしてたら多分男はつらいよ40何作みたいな話になりかねないので、これでよかったんだと思うよ。(OASISのドキュメント映画だってなんかそんなわかりやすい流れで編集してあったしねえ)

 

Brian May本人も「(20世紀フォックスのファンファーレを)レコーディングしたのを9ヶ月も内緒にしとくの大変なんだぜ!」 みたいにいっているので、本人たちが喜んでいるならそれでいいんじゃないですかね。

(なんか本人登場みたいでそっくりでびっくりしたけど。フレディは役者さんのお顔が気持ちちっちゃくてそれが残念といえば残念だったけどそこまで似せてもねえ)

 

上映後、わりと満足して立ち上がって、なんか鼻をすする音が聞こえたのでそっちのほうをそっと見たら、たぶんリアルタイムで聞いていたと思しきおじさんが数人目を真っ赤にして泣いていたので、ああ、本当に好きだったんだな、なんて思いました。

 

(ここから余談)

全然関係ないけど、ハッチポッチステーションQueenボヘミアン・ラプソディみたいな童謡のやつを見て、再現性の高さに腹抱えて笑ったのはたぶん自分だけじゃないでしょうな。

そういえば、小学生が運動会でWe will rock youを応援歌に使っているとQueenのメンバーが知ったらどういう反応するんだろうなあ、というのを最後に書いてこの話はおしまいにしようと思います。

今後のイベントの出展予定

11月24日と25日、2日続けてですがイベントに出店します。

 

しずおか一箱古本市

11月24日はしずおか一箱古本市静岡市葵区鷹匠の水曜文庫という古本屋さんの近くであります。雨天の場合は、静岡市民文化会館の会議室だそうですが、どうせなら外のほうが気持ちよくていいですね。晴れることを祈りましょう。

しずおか一箱古本市_TopPage - 第6回しずおか一箱古本市in駿府市、鷹の市

今回も自分の好きなものとか、あれこれ持っていく予定です。もしかしたら同人誌(けっこう前のやつ)も持っていくかもしれません。あとは静マルのチラシとか前回のパンフとかポストカードですね。たくさんもらってってください。

 

第27回文学フリマ東京

11月25日は文学フリマ東京。もう27回目になるそうです。

bunfree.net

僕の個人サークル「言葉の工房」はE-59。一階の入って中央入口寄りのところ。入口近くなので、目立つかな。

新刊はちょっと時間的に無理っぽいのですが、ギリギリまで粘ってみることにします。できたらなにか持っていきます。既刊中心ですので、お時間の許す限り、雑談しましょう。

c.bunfree.net

で、静マルのブースはE-60です。古本市と同様、静マルのチラシと前回のパンフ、ポストカードの他、運営のメンバーの作った本を持っていきます。こちらもよろしくお願いいたします。

c.bunfree.net

その後の予定

その後は1月に文学フリマ京都に出展予定です。予定って言うか、もうブースは取れてると思うので、なにごともなければ参加します。その後はちょっと未定。チラシ配りをするのにいくつかイベントにお邪魔するかもしれません。
静マル関連は静マルのサイトでお知らせしますね。

浜松古本市 and MORE! 参加してきました

台風の影響が心配されたのだけど、なんのことはない、朝から晴れて暑いくらいだった。

会場はちょっとした展示スペースで、元は浜松警察署庁舎だったのをそういう風に改装したのだという。あの部屋はなにに使ってたのだろう。

 

朝9時から準備を始めた。1m四方くらいしかスペースがないので、手狭と言えばそうなのだけど、あれくらいでいいのだと思う。

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静岡の一箱古本市と同じようにして行ったので、手持ちは少なめ。正直なところあまり売る感じではなかったので、もっとがっつり参加するなら、そういう準備をしないといけないのかもしれない。参加者の中ではたぶん一番ゆるい感じだったと思う。

 

開始からすぐ、人がたくさんきて、決して広いとはいえないスペースもすぐに埋まる。持ってきた静マルのパンフとポスカはほどなくして配りきった。

 

子ども連れも多く見かけた。向かいのブースでは突破的紙芝居読み聞かせが始まる。自分のところでも、小学生男子があれやこれや熟読を始めて、最終的には一冊買っていってくれた。君はゾンビ好きか。そうか。彼とはじゃんけんをして買ったら割引、というのをやった。自分は負ける気満々だったので、2回目で負けた(ただであげても良かったのだけど、それで良かったのだと思う)。

 

途中、ミニライブが2組あった。どちらも初めて聴くかたで、浜松のアマチュアミュージシャン。穏やかな感じと熱い感じ。空間に合ってて、心地よく聴けた。

ユキムラコースケさん

(ライブは3年ぶりだったそう)

https://soundcloud.com/user-249761337

タカイヒロナオさん

https://soundcloud.com/knack-3

f:id:linus_peanuts:20181011085857j:image

 

ご飯は飲食ブースに予約してあったので、それを。カレーともハヤシライスとも違うけど、なんかそんな感じ、のが美味しい。もう一つのコーヒーのブースでコーヒーを買って、なんかいいですね、こういう過ごしかた。

 

時間いっぱいまでものを広げて、17時過ぎに撤収。帰宅した。他のどのイベントよりも居心地が良かったのはたぶん主催者の人柄によるところが大きいのだと思う。自分も見習わないといけない。おおらかに構えて、楽しんで。

 

もうちょっと売る気で古本を確保してもいいけど、なんかそれも違う気がして(古本屋になりたいわけではないし)、なので次は静岡の一箱古本市だけども、また同じようにして行こうと思う。11/24です。よろしくね。

 

「浜松古本市 and More!」と「しずおか一箱古本市」に出店します

浜松古本市 and More!

10月7日(日)、浜松市 鴨江アートセンターで開催の「浜松古本市 and More!」に出店します。浜松地区に出店はこれで二回目ですね。朝10時から。

 

とはいっても、古本市なんで、文フリとかココモさんのイベントと違って、古本メインです。うちにある古本を持っていきます。ついでに(といってはなんですが)、同人誌も持っていきます。って感じです。よかったら見てってね。よかったら買ってね。

 

浜松古本市 and MORE! – 浜松初!?1日だけの素人古本屋さんたちが集まるフレンドリーな古本市

 

で、先日、主催の(うちのおひとり)浜松のフェイバリットブックLさんに説明会を聞きに行ってきたんですけど、ここ、アパートの一室を利用して営業していらっしゃる本屋さんで、靴を脱いで上がって、メインの売り場(というかまんま部屋)にはこたつになるテーブルがあるんですね。これは一回座ると根っこの生える場所だ……。
もちろん大きな書店ではないので、あれもこれもあるわけではないですけど、近所だったら通うのに……って感じのセレクトショップみたいな本屋さん。

favoritebooks.jp

 

しずおか一箱古本市

こっちは11月24日。静岡市葵区鷹匠であります。新静岡セノバの近く、水曜文庫さんの向かい辺りですね。晴れていれば屋外での開催になります。こっちも朝10時から。
なんと文学フリマ東京の直前になるんでなかなかビビってる感じです。体力的に持つのかしら。こちらも、家にある古本とか同人誌とかいろいろ持っていくつもりです。

しずおか一箱古本市_TopPage - 第6回しずおか一箱古本市in駿府市、鷹の市

 

本職の古本屋さんと違って、なんとなく本を持っていって、一日だらんだらんと過ごして本のこととか、同人誌のこととか、イベントのこととか話をしていく感じなんで、こちらもよろしくお願いいたします。