空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

(無題)

誰も見ていないのを確認してから君は手をつないでくれた。
こんなところ見つかったら変態扱いされるからなって真顔でいうから本当はいやなんだと思う。
ゆっくり10数えたら満足したような気がしてそれほど力のはいっていない君の手を離してさよならした。
もう、君に会わないようにするから、と聞こえないようにいった。