Perfumeのコンサート、polygon waveの話。
現地で見るチケットは買わなかった。というか申し込まなかった。14000円*1の価値はあるだろうけど、出せなかった。行くなら子どもとふたりで行きたかったし、往復の交通費考えたらもっとかかるし*2。
ライブビューイングなら見られるだろうと思って、それはチケットを買った。諸々の事情があって、神奈川で見ることにしたけど、久しぶりだしライブビューイングのほうが演出をちゃんと見られるような気がしたので、わりと楽しみにしていた。これを逃すと今度はこちらの都合で次に見に行けるのがいつになるかわからないからだった。
オリンピックが始まって、予想通りそればかりのテレビになって、予想通り新型コロナウイルス感染者は増えた。オリンピックは普通にやってんのに、一般人は外に出るなと言われ「はいそうですね」となる人ばかりではない。というかそうならない人が増えたって当たり前の話だと思う。
前後して緊急事態宣言は出され、だからと言って人の流れも変わらず*3、感染者はさらに増えた。うちは大人は職域接種で済んではいるが、未成年の家族には通知どころかスケジュールすら立っていない*4。ノーガードで出歩くことの不安さよ。
当然、職場からは「日常生活以外はでかけるな」「出かけるなら申請しろ」という話も出る。
この状態で「わー、1年半ぶりのコンサート楽しみー」とか言ってて大丈夫なんだろうか。直前に「ちょっと用があって出かけたけど、これ、完全に運ゲーだな」と未成年の家族が言った、それはつまるところ「感染したら終わり」という不安なのではないか。
……ということを考えて、行くのをやめた。幸い、チケットの払い戻しがなされる地域だから、金銭の負担はない。ないけど。一緒に行くはずだった子どもには「まあしかたないね」とは言われた。
ライブビューイングのチケットの払い戻しをした。手数料も返ってきて、良かったんだけど、現地行きたかったなーってのとライブビューイング見たかったなーってのと、でも行かない判断したのはきっと間違ってなかったよな、ってのと。
— 添嶋譲 (@literaryace) 2021年8月20日
要するに、まあ、そういうことである。
余談。
当日までの葛藤、それはそれとして、開催当日は酷い雨で、交通は軒並み止まっていた。そもそも会場に行けなかったか、行っても帰ってこられなかった可能性があった。もはや諦めるには十分すぎる話ではある。そういえば夏の終わりから、晩秋にかけては移動を伴う外出*5は避けたほうがいいのだったよ。毎年台風やらで酷い目に遭ってるからなあ。
もう一つ、2年前に話を聞いてから楽しみにしてた、某大学の学祭、今年もオンライン開催のみになったそうだ。というかそこに限らずそんなとこばかりなのではないだろうか。学校の雰囲気を知るにはいい機会のはずなのだが。昔からどの大学とも限らず、学祭とは縁がない……というかなんというか。