空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

久留米絣の単衣

前々から狙っている反物があった。
お店の人の曰く、久留米絣、書生絣であると。で、家人もお店の人も僕が着たらいいんじゃないかなーと思っていたらしい。僕もそう思う。

 

そしたら、家人が少し早い誕生日プレゼントとして贈ってくれると言う。5月か6月くらいの話だったと思う(この辺覚えがない)。
実はしじら織とか伊勢木綿とか遠州木綿とも迷ったのだけど、でもねえ。これ、ずっと目が合ってたし。なんか合意形成はかれそうだし、長く仲良くしてくれるっていうし。
それで前々回の記事で書いてた「ウエストを計り直した」というのはそう言うことだ。世間からは「そういうのは太ってるうちに入らぬ」「犯罪だ」と言われがちではあるが、それでも5センチくらいは増えたらしい。マジかい。

 

さて、待つこと1.5〜2ヶ月。出来てきました。今回は木綿の単衣です。袷は古着で何枚も持っている(個人的感想)ので、単衣、それも気楽な木綿のが欲しかったのだ。
とりあえず羽織ってみたけど、軽いし柔らかい。あと、ジャストサイズはいいですよ。腰回り余らないし。
そして。正絹も良いけど、やっぱちょっと気取った感じがして気をつかう。木綿はすぐに馴染んで、いつもの感じ、になった。

 

というわけで想定コーディネートをご覧ください(BGMはビフォーアフターのあれで)

 
 
 
 
 
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なんということでしょう……!(笑)
普段着としてだけではなく、ちょっとした(どんなんだよ!)お出かけにも対応できそうではないですか……!*1

 

ま、でもほんとに普段着用のはずなんで(コットンシャツとチノパンくらいの)、ちゃんとしたところには向いてないでしょうけど。
思ったより薄手なので、季節は選ぶだろうけど、袴つけたら書生さんスタイルもいい感じかもしれません。
ただ、まだちゃんと袖を通してないので、着用画像はまた改めて。

 

コレがあったので、しばらくは古着なども手を出さずに済んでいた、というか。まあ、手持ちでいろいろ楽しめそうです。

 

  • 長着:久留米絣
  • 羽織:既製品の絽(化繊)
  • 角帯:たぶん正絹。古着
  • 羽織紐:作ってもらったもの(前回記事参照)