いろいろあって、また東京に行ってきた。このコロナ禍のめんどくさそうな時期に、である。ここのところ家人とは休みの日でも別行動*1だったのだが、久しぶりに一緒に出かけようとなったのだった。
東京駅は相変わらずで、日傘持ってきて良かったと思った。
呑気に写真を撮っていたら後ろから家人に撮られていた。無防備にも程がある。*2
湯島につき、友人たちと落ち合い、遅れてくる1人を待つためということもあって3331アーツ千代田に行った。下準備も何もしないで行ったが、運良く萩尾望都展をやっていたので見た。
最近の絵柄ではないのだろうけれど、古臭い少女漫画の絵ではないというのがすごいと思った。あと、SFの考察な。ご都合主義でないところとか。
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全員揃ったので、みじんこという喫茶店へ。パンケーキを食べたいということで集まったのだが、思ったよりも待つらしい。しかたない。
前々日あたりに自分がぼそりと「お茶やりてえな」くらいのことを呟いたら、ひとりが野点の用意を持ってきてくれた。公園まで移動して、即席の野点である。こういう時にさっと懐紙が出てくるのがかっこいいな。
お作法は何もわからないので、お菓子をいただき、飲む前に少しお茶碗をを回して、飲み終わりに口をつけたところを軽く拭いたくらいしかしなかった*3。誰も見てなかったからよしとしよう。
片づけ……と思ったら、「はい」とお茶碗を渡される。はい? お土産、だそうだ。
「持って帰るの大変だから、もらって」
というわけで、参加者は主人からお茶碗を託されたのだった。
どのお茶碗も素敵だった。順番に選んで自分が最後の一つを取ったのだけど、だいたいこれかな、と思うのが来たので、縁とはそんなもんだと思う。
とは言え、うちに茶道具なんてないのでどうしたもんかな。リサイクルショップの通販でも覗いてみますかな。
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みじんこは昔からある喫茶店の感じで、パンケーキももちろん美味そうではあったのだけど、お昼食べてなかったので、自分はホットドッグを。ドトールとかで見るじゃん? そんな大きくないじゃん? 家人が少食なので、残ったら食べないともったいないなと思ってそれを選んだはずだった。出てきたらでかかった。
お祭りで売ってる串に刺したソーセージくらい、パンは大人の男の拳よりでかい。食べたけどさ。
そしてとても美味かった。塩気と肉の味が絶妙だった。
ちなみにパンケーキは20分くらいかかるそうで、今回はやめて良かったです(時間足りなかった)。また今度。
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ここで解散となり、家人と僕はビッグサイトへ。ハンドメイドインジャパンフェスが主目的だった*4。17時からの曽我部恵一のステージが見たかった、というのもある。サニーデイサービスからこっち聞いたり聞かなかったりだけれども、なんとなく好きなのは好きなので、いい機会だから生で聞いてみたかったのだ。1300円で40分強のステージ、そんなもん実質どころかマジでタダみたいなもんだ。
で、始まって……終わるまで……歌上手いなとかもちろんあるけど、すごく良かった。スタンディングだったからステージの前まで行きたくもあったけど、ちょっとこの状況では怖くて行けなかったよ。でもすごくよかった。厨二病、中二になったらいきなり来るよね(笑)、という話がああわかるわかると思ったポイントだった。
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物販はざっと見るくらいしかできなくて、前に日傘買ったねこちゃん工房さんとか、カメラのチャームのチョーカーを羽織紐に改造してくれたkokabanさんとかだけ軽く挨拶して*5、京都グラノーラ工房さんのおやつと、たまゆららさんのト音記号の形の水引ブローチ*6を買った。いくつか気になる作家さんもいらしたので、今度はちゃんとチェックしよう……。Creemaにあるかな……?