なんか今年はまとめとくか、という気分なのでまとめておく。
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作った本は3冊。
- 着物書き物御手の物
- 急性形態変性症候群
- a drawing book
コンピレーションと単著と共著。いい塩梅では。コンピレーションは年度末年度始めの超絶ウルトラ大変な時期に作ったのだけど、そういう時のほうが凝った物になる……ような気がする。自分のぶんの原稿はページとレイアウトの調整のために書いたので、どこかで公開しようかなーと思って書いてたものをばっさりやって載せた。
人に販売をお願いしたけど、その方が売れ行き良かった。まだ増刷分たくさんあるので買ってください(笑)
単著はほぼ一年頑張って書いたね、という感じ。そんなに長いのは書けないけど、続けるとそれなりの量になるのね。設定ははじめにひとつだけ決めて、話の都合上できた設定は次回以降も守る(=伏線になっても大丈夫)という感じで書いた。だから後ろのほうになるほど縛りが増える。だから(と言うわけではないが)書き下ろしがいちばん大変だった。ずっと書いては消し書いては消ししてたのだけど、アイデアと出力物のギャップが酷くて、なかなか世に出せなかったやつ。これならいいのかって言われるとそれはわかんないけど、どこかでストップはかけないと完成しないし。
共著は……これは半分記念で作った。せっかく志望校に通うことになったし、なんか一つと思って。本人は大変だったと思うけど*1。架空の展覧会の架空の図録ってなんか楽しいじゃん。予言書みたいで。キャプションとかステートメントとは、というのを調べてそこに寄せる作業が思いのほか楽しかった。
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出たイベントはいくつだ、しずおか一箱古本市2回、ふじのみや西町ブックストリート2回、文学フリマ東京、静マルか。これはこんなもんだと思います。同人誌イベントへの参加は若干息切れ気味だけど。売れる売れないより、自分が楽しいかどうかで決めるので、先々のことはわかんないです。今はまだなんもしたくないが勝ってる。
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見た展示はたくさん。どれも良かった。来年もたくさん見たい。見たいけどミーハー扱いされるのはちょっとな……と思う。閉じた物に割って入るのは面倒だし*2、メジャーどころ行って「お前らそんなにこれが好きか」と言われるのもそれはそれで心外だし*3。その辺の距離感の難しさよ。
- ヨコイジュウ展(東京・高円寺)
- 江口寿史"NO MANNER"展(東京・青山)
- うららか絵画祭(東京・谷根千エリア)
- UNNAMED 無人駅の芸術祭(静岡・大井川鉄道沿線)
- 東京藝術大学卒展
- 三好桃加"仁王像たちのオフの日"展(東京・目黒)
- "わたしのともだち"展(東京・銀座)
- "DUMB TYPE 2022 RE-MAP"展(東京・丸の内)
- 藝大工芸科3年「私の工芸ー触れる工芸科・観る工芸ー」展(東京・上野)
- テート美術館展「光 ― ターナー、印象派から現代へ」(東京)
- 蔡國強「宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」(東京)
- 平間至写真展(静岡)
- 「あ、共感とかじゃなくて。」展(東京)
- 東京藝術大学 藝祭
- Perfume costume museum(兵庫)
- 清水駅前藝術祭(静岡・清水)
- 大巻伸嗣「真空のゆらぎ/interface of being」展(東京)
- NACT View 03 渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト) 私はフリーハグが嫌い(東京)
- 「もじ イメージ graphic」展(東京)
もうちょっと見た気がするけど、まあ、こんなもんか。
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2023年はありがとうございました。
2024年もよろしくお願い致します。