というイベントに行った。三島の楽寿園という庭園。300円払って中に入るとそこは昔からある日本庭園の趣で、しばらく進むとそこにはメリーゴーランドが。びっくり。
で、さらに進むと古本市が広がっていた。
別の古本市を通して知りあったかたに、静マルの(第四回を来年やります)チラシをお願いした。書肆ハニカム堂さんは沼津の古本屋さん。週末のみ実店舗が開く。ときどきイベントに出ている。
チラシはそのまま一枚がとなりの古本屋まるちゃんさんにわたされ、ブースの柱にガムテでぺらりと貼られた。ありがたい。彼のブログは面白いらしい。
「ちゃんと本作らないと参加できないですか」
「なんなら紙っぺら一枚に印刷してもってくるだけでもいいじゃないですか」
とても主催者のコメントとは言えない雑な紹介をしてきた。
twitter.comハニカムさんのところで一冊、まるちゃんさんのところで一冊、本を買ってきた。まるちゃんさんのところに、ジャングルブックの原著(だと思うんだけど)があって、一瞬買おうかと思ったのだけど、5000円するので断念した。っていうか、現存したんだ……(という間抜けな感想)
その奥は雑貨とコーヒーショップのテントが並ぶ。
コーヒーと、っていうくらいなので、コーヒーのブースはたくさんあって迷った。しかも出遅れたからかだいぶ選択肢も少なめ……でもここのコーヒーはおいしかった。飲み口をななめにしすぎてこぼしちゃって悲しい。
写真にはないのだけれど、手作り家具屋さんがいらして、小さな棚とか折畳みのテーブルとか「それそんな(安い)値段で大丈夫なんですか」って値段で売られていた。車で行ってたらヤバかった。いや、すんでのところで買うのを我慢した。
横では素敵な歌声が聞こえた。土橋悠宇さん。東部で活動されているそうで(ハニカムさん情報)、聞きほれちゃうよね。音源どっかにないのかなあ。
そして推しの絵描きさんが絵を描いていた。
山本かよこさん。小さなテントの中、テーブルをはさんで座って絵を描く。なんだか隠れ家みたい、って思ったら本人も「隠れ家なんですー」と笑顔で教えてくれた。僕は彼女のたたずまいと絵が好きだ。
そして小さな絵を買った。目が合った(?)のがクジラの絵だったので、それをお迎えした。「元気でやってくんだぞ」と送りだしてくれたそれは、家の自分の作業スペースのところの壁に飾った。
いろいろ満足して、お腹もすいたし、会場をあとにした。三嶋大社でも寄って帰ろうかな。その前にごはんを食べなくちゃ。