空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

ぜんぶなくなってしまった

これはあくまでも個人的な意見です。

3月末に予定されていた浜松古本市、5月の文学フリマ東京としずおか一箱古本市は中止になってしまった。

4月に入って、会場の閉鎖が継続されることやクラスタ云々の件、6月頭に開催のはずだった野外フェスが中止になったことをきっかけに、静岡文学マルシェも中止にした。

参加するはずだった人たちには本当に申し訳なく思う。本当にごめんなさい。

おそらく自分が言い出さなければ誰も言えないのだと思った。自分がわがままで始めたイベントなので、自分が責任を持って止めた。

最後のトリガーは6月の野外フェス中止だった。外でやめるって言ってんのに、室内イベントなんかできるわけがない。実は会場は「会場費はこの状況だから当日でもいい」と言ってくれていたらしい。でもね。もう待つことに疲れてしまったのは事実だ。

誰を責めることでもないと思う。皆、それぞれが最善の選択をしているのだ。スタッフの誰も悪くないので、もしも文句を言うなら僕に直接言ってほしい。

関係各方面に連絡して、中止の案内を出した。頭の中のもやもやしたところは全くなくならなかったし、中止にしたからと言って悔しいとか泣きそうとかそういうものもなかった。また日を決めて会場予約からかとか、書店イベントの会場探しどうしようとか*1、そういうことばかり考えていた。

こういうときに本当に泣きそうになっているときはよほどのことか、自分に酔っているときなので、泣いていないということは途方に暮れているのだと思う。

次はどうする、というのは本当に何も考えていない。状況が改善するまでは決めてもどうしようもない。守れない約束はしたくない。誰も予測できないのに、一年後に賭けると言うようなギャンブルはしたくない。それだけのことだ。

 


 

することがなくなってしまったので、対外的な同人活動もしばらく休むことにした。これもどのみち以前ほど活発にしていたわけでもないし、本を作ってイベントに出て売るというルーティンが苦しくなっていたので*2、ちょうどよかったのだと思う。自分が読みたいのなら、Evernoteのなかに保存しておけばいいのだから。書きかけのものがいくつかあるので、これを完成させるところから始めようと思う。

罹患されたかたには心からお見舞い申し上げます。早く良くなりますように。日々の生活を続けていらっしゃる皆様には、まずはご自愛専一にてお過ごしください。どうか、ご無理なさらずに。

いつもいろいろなことにご理解ご協力いただきありがとうございます。

 

*1:そもそも会場の予定だった書店が会期前に閉店するからと会期をずらしてもらったのだった

*2:金銭的にも精神的にも