ぽこっと空いた日曜日、遠出する気力もなく、でもなんか見には行きたい。着替えるのも実はめんどくさいなーという、お前それ冬季鬱ちゃうん、と言う状態でのそのそと動き出した。
その辺にあったシャツと長着羽織って、いやこれちょっと物足りないなとなり、ここ最近稼働率の上がっているウールの袴をつけ、これまた稼働率の高いコール天の羽織を羽織る。まあ、これでいいか。過去イチ雑な組み合わせ。ここからまたしばらくもだもだと出かけるかやめるか逡巡し、腹が減ったので出かけた。やっと。
お昼食べようかなと思って行ったお店の前で本日のランチメニューを見ていると、後ろから女性ふたり。「ここじゃん、入ってみる？」とやってたので、おじさんが一緒のタイミングは嫌かろうとその店に入るのをやめ、ぶらぶら歩いているうちに目に入った蕎麦屋でお昼。十割蕎麦が殊の外美味かった。いやこれ、昼間から飲むパターンだな。飲まないけど。今度、飲める人誘って天ぷら頼みつつの蕎麦屋飲みやってみようかしら。きっと常連さんが多そう。
さて、セールやってるあちこち行っても良かったけど、なんか買い物って気にもなれず、静岡市美術館でやってた杉浦非水展。長いこと三越のグラフィックやってた人(昭和の中頃まで)。ミュシャとかロートレックとかあの辺りが好きなら、知らなくても見に行ったほうがいいも思う。日本画をベースに、図案化されたモチーフは今でもいい感じに受け入れられそう。ここんとこ、レトロ、好きな人多かろう？
着物で行ったから、お土産いただいた*1。着物の民、けっこういたよ。男は自分だけだったけど。
で、ミュージアムショップで手提げと手拭いを買う。他のグッズも良いと思ったけど、今回はやめにして、早めに帰って来た。
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一箇所だけ、無愛想な接客をするところは、自分は想定している客層やないんやろなー。と思うことあり。じんわりいやあな気分になるのも嫌なので、もう多分行かないけど*2。あ、ここに書いてる店は関係ないです。念のため。
