空想少年通信

素人物書きのつれづれブログ。

2011-01-01から1年間の記事一覧

「月刊(?)Twitter小説3」「同4」を読んだ。

おりひかさんのブースで買ったもの。本というよりは限りなく雑誌に近い感じ。 いろんな人がアンケートに答えていたり、自分のついのべに対するスタンスなんかが書かれていて、新参者の自分にはとても面白く読めた。彼らの言葉を借りたら、タグはついててもつ…

「文学フリマお試しセット」を読んだ。

自分も参加してて、文学フリマ当日に売られていたもの。 一人A4一ページ分好きなように使ってよくて、だから本当にいろんな使われ方をしていて面白かった。 文字だけの人、イラストだけの人、折中の人、文字の大きい、小さい、空白多め、少なめ、本当にいろ…

「恋と童貞 第二号」を読んだ。

「DTじゃないけど一冊くださーい」つって買ったのは自分ですよ。 乙女心よりも純情なドウテイ心をむやみに追求する雑誌、だそうです。でもなんか連呼すんのはちょっと、なので*1、以下DTで*2。 どこまでがネタで、どこからがマジなのかわからないですけど、D…

「わたし、ドッペルゲンガー」を読んだ。

城島はむさんの本。bnkrでも書いていらっしゃってます。んで、先日、第二回京都アニメーション大賞の小説部門で奨励賞を受賞なさっています。今作は三年前の文学フリマで出したものの再版。 最初に文フリにいった時に(たぶん)、見本紙コーナーで見つけて、ダ…

「Summer Camp vol.2」を読んだ。

前回に引き続き感想……て書いてるのを読み返すとこれ、全然感想じゃない。すみません、しばらくおつきあいを。 Summer Campさんとこのアンソロジー第二集。今回は部活篇。 僕はこの御三方の書く文章が好きで、今回は特に読むと胸がきゅう、と、なった。 自分…

「タライdeごはん カレーとナンの回」を読んだ

文学フリマで唯一会話できる距離にブースのあった*1、CafeNudeさんのところの本。文学フリマ会場で家人と子ども店長(仮名)がブースにお邪魔しまして、子ども店長に至っては実物を手にとってうへらうへら笑いながら試し読みをしていたようで。粗相がなかった…

本の制作裏話

こんなの誰が得するんだろう。わかんないけど。 今回はどうしても写真を入れたかった。要するに銀色夏生の初期のようなことをやりたかったのだと思う。題材も何も決まってなくて決まっているのはタイトルだけ(ってもそもそもの仮タイトルは「So Blue」だった…

すべては夢のまま、またいつかここに戻ってくる

すべては夢のまま、またいつかここに戻ってくる あの時なにが起こったのか 自分が何をして誰とどんなことを話していたのか すべては曖昧なまま 不安定な時間がぐるりとすぎてゆき せまっ苦しい空間にいたはずが 気がつくとがらんどうの広場の中にひとり残さ…

コピー本の作り方とか

コピー本は作り方さえわかれば楽なんだよなぁ。Mac OS Xでだったらこうする。 作りたいサイズで原稿を作る。Wordで普通に作ればいいと思います。 PSファイル形式で書き出す。 書き出したファイルをPreview.appで開く。 中とじで綴じたときに正しいページにな…

雑感とかいろいろ

今回はチャリティサイン会もあったためか、来場者数も多かったようですね。 ここやTwitter、はてなハイクなどを見ていらしてくださった皆さん、本当にありがとうございました! あとパブーでこうちゃん見てきてくださった方もいらっしゃったな。ありがとうご…

文学フリマ無事終了いたしました。

二度目の出展となった第十二回文学フリマですが、おかげさまで無事終了いたしました。 ブースに立ち寄ってくださった皆さん、立ち読みとか配布物を持ってってくださった方、お買い上げいただいた方、すべての方に感謝いたします。本当にありがとうございまし…

宣伝、告知、その他。

だいたいは前のエントリをごらんいただくとして。ここからはせっかくなのでお土産とかのおしらせを。 フリー配布でポストカードとか作ってみたり。どれくらい需要があるものなのかわかりませんが。6種類も作ったので(枚数はそれぞれ10枚足らず)、もし見かけ…

文学フリマで会いましょう。

1.当サークルの場所のお知らせ 「空想少年はテキストデータの夢を見るか?」はS-15という場所になります。 詳細は文学フリマ公式サイトでご確認ください。 2.当日頒布の本のお知らせ。 寄稿 文学フリマお試しセット(Stardustrainさま、とりまとめ企画 サ…

手を

写真を撮るときは二人 いつも手をつないで 男の子なのにって笑われる けど そうしないと 君がどこかに行ってしまいそうで 他のなにより君を なくすことが嫌だった僕は 大きくなってもやめたりしなかった 他の誰かが君を 君がここにいたことを 忘れてしまった…

友達キットのこととか

書き終わってレイアウトして写真もつけてからふと思ったのだが、これってジャンルはなんだろう。散文的に書いたのでショートショートでもなんでもいいんだけど。それよりなにより、ロボットが出てきたりするのってこれはSF? 本格的な小説書きではないからか…

なんとなく

眠いのを無理やり起きて文学フリマの準備。とりあえず、メインの本の原稿はできた。出力チェックだけしなくてはならないけれど。それでも今までやってきた中でいちばん文章量が多いかも知れない。放課後のほうが多かったのかな。わかんないけど。 物書きを再…

男子・女子

ああ、もう。男子ってなんだかわかんない。 さっきまでムスッとしてたかと思ったらアイスモナカを口に入れ満面の笑み。 かと思ったらなんとかっていうエッチなものの話で盛り上がってる。 くるくる変わる表情をみてひとりで歯がみしてる自分がなんだかバカみ…

いろんなことをあきらめてきた

制服を着て 自転車に乗って通学して 窓際の席に座り 適当に授業を受けて 誰と話すでもなく なにかというとからかわれ 反論することも馬鹿馬鹿しく たまに様子を見に来る(と称して自分の非を正当化したい) 教師には何をいまさらという顔で なれてますからと突…

新刊快調に製作中。

ちょっとだけ宣伝します。あんまり頻繁にはしません。うざいの嫌いなんで。 第十二回文学フリマにて頒布予定、ひとり文芸ユニット「空想少年はテキストデータの夢を見るか?」の新刊、『詩集・INTO THE BLUE』です。 今回の内容はツイッターでなんとなく書き…

「ささやかだけど、たいせつなこと」電子書籍版、公開しました。

第十一回文学フリマにて頒布を開始したひとり文芸ユニット「空想少年はテキストデータの夢を見るか?」第一作品集、「ささやかだけど、たいせつなこと」の電子書籍版をパブーにて公開いたしました。 詳細ページはこちらです。 サイトでは全文を読むことが出…

文学フリマ、今回も参戦決定。

6/12 東京都大田区蒲田の大田区産業プラザPiOにて開催される「第十二回文学フリマ」に今回も「空想少年はテキストデータの夢を見るか?」として参加します。 ブースの場所や、頒布品など詳細はまた後日。そもそもまだ本の形が見えてないのでなんとも。たぶん…

ひどいのは君のほう

電車に揺られて二人 長いシート貸し切りみたいに 君の頭が僕の肩に来て 笑ってるのかと思ったらそうでもなくて いつか冗談で話したみたいに 今日はきっと僕たちの最後の日 他に好きな人ができたんだってね 前から知ってた? さっき初めて知ったっていえばいい…

君が僕の前からいなくなっても

いまなら一人でいても平気だよ 君がここからいなくなっても大丈夫だよ 理由なんてわからない だけど 泣かない自信だけはある いつか君が僕のことを忘れて ふたたび会ったときに僕を見て 初めて会ったみたいな顔をしたとしても 悲しい顔はしない 笑ってうつむ…

お試しセット

文学フリマお試しセットの取りまとめのかたが交替されたらしい。 事情はどうあれ企画自体は続行なので、以前発表されていた参加サークルに変動がなければきっと楽しいことになるのは変わりないと思っている*1。 こっちは宣伝もかねて、なので旧作のできのよ…

今回も抽選なし

先ほど、Twitterで文学フリマのブース募集に関して、今回も抽選がなし、募集したサークル全てが場所が確保された旨のツイートがあった。ちゃんと参加費を払えば参加決定ということですね。詳細はまた開催が近くなってから。もし、もしもお時間がございました…

募集が始まった

第十二回文学フリマの参加サークル募集が始まった。早速申し込みを行う。今回は抽選ありなのはたぶんほぼ確定だと思うので、ブースが確保できたのを確認してから、本の製作にかかろうと思う。 今回もちゃんとした本一冊とコピー本一冊と新たに作る予定。 内…

コミティアというものにいった。

別の用事があって上京した。泊まったわりには二日目の予定を立てずにいたのだが、文学フリマでお会いした方がブースを出していらっしゃったので、せっかくなのでいってみることにした。 なんか自分にもプラスになればいいな、ともおもって。 こんにちは、と…

別れの情景

なんか今日はずっと一緒にいるのにひとことも話さないで いつものコースでレコード屋と本屋とゲームセンターと 最近できたコーヒーショップで二人並んで 渋滞の車を観察しながら 座ってずっと熱いラテ手に持ったまま 店員さんが不思議そうに試飲のコーヒー持…

今週のお題「自己紹介をしてみよう」

自己紹介となるといつも困る。特筆すべき点もないし、欠点あげつらうのは違うし。高校くらいまで、いつも学年の始まりの時はこんな感じの自己紹介しかしたことがなかった。 「添嶋譲です。好きなことは昼寝とぼーっとしていることです」 - それ以降しばらく…

一緒に買うもの

Amazonでロープを閲覧すると、この商品を買った人は一緒にこれも買っています、と「完全自殺マニュアル」を勧められるのだそうだ。なんということだろう。 今はもう処分してしまったのだが、完全自殺マニュアルは初版で持っていて、ときどき思い出したように…